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シルクロードの繁栄再び 観光立国ウズベキスタン

2020-01-26 07:00:00 | 報道/ニュース

12月24日 NHK「おはよう日本」


中央アジアのウズベキスタン。
かつて東洋と西洋を結んだシルクロードの交易で栄え
世界遺産の古都サマルカンドで知られている。
サマルカンドには美しいタイルで覆われたモスクなどが建ち並び
“青の都”とも呼ばれている。
(日本人観光客)
「いい所。
 見どころも多いし。」
「人も優しくて親切。」
シルクロードの世界遺産をひと目見ようと
日本をはじめ世界各国から観光客がウズベキスタンを訪れ
今年は650万人に達する見込みである。
2016年に就任したミルジヨエフ大統領は
外国との交流を長らく制限してきた閉鎖的な政策を改め
ビザの免除など外国人に門戸を開く政策を推し進めてきた。
12月には初めて来日して安倍総理大臣と会談。
日本から1,800億円余の円借款を受けて経済発展を加速させる方針である。
ウズベキスタン発展の象徴とされるタシケントシティ。
工事現場ではいまも作業が進められている。
特に力を入れているのが観光業の発展である。
観光客を受け入れるため
ホテルの建設や高速鉄道の本数を増やすなど
急ピッチでインフラ整備を進めている。
その指揮を執るのが日本に留学経験のあるアブドゥハキモフ副首相である。
(ウズベキスタン アブドゥハキモフ副首相)
「私たちは大学で若者を育てる。
 シルクロード国際観光大学を設立した。」
人材育成を図ろうとサマルカンドに去年設立されたシルクロード国際観光大学。
授業はすべて英語で
海外から招いた講師が学生を指導する。
(シルクロード国際大学 副学長)
「一刻も早く観光分野で世界水準になるよう
 できる限りのことに取り組んでいる。」
その一方で観光客のお目当てである歴史的建築物の修復作業が追い付いていない。
サマルカンドで半世紀にわたり修復作業にあたってきた職人。
(タイル職人)
「あのあたりを修復しなければならない。」
歴史的な建築物の傷みが進んでいる。
タイルの修復に携わる深い知識と経験を有する職人は現在10人しかいない。
(タイル職人)
「人材が足りない。
 修復すべき建物が多すぎるから。」
政府は今後修復作業の職人を養成することにしている。
シルクロードの時代から客人をもてなす精神が根付くウズベキスタン。
再び“開かれて国”としてかつての繁栄を取り戻そうとしている。
(ウズベキスタン アブドゥハキモフ副首相)
「日本人のみなさま
 ぜひウズベキスタンへいらっしゃってください。
 ウズベキスタンへようこそ!」





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