ゾンビがいっぱい~
クエンティン・タランティーノ×ロバート・ロドリゲス、二人の最新作がデレクターズ・カットとして日本上陸
ということで、前回はタランティーノの「デス・プルーフinグラインドハウス」の鑑賞記事を紹介しました。遅くなりましたが、今回はロドリゲス監督の「プラネット・テラーinグラインドハウス」を紹介したいと思います。
かなり過激ですね。でも面白いですやはりあの「シン・シティ」をしのぐホラーアクションですね。タランティーノとは対照的な作品です。CGやデジタルを使いこなしての最強ガールのヒロインそれも、片足のマシンガンのセクシー・ダンサーというキャラクターなんです。
ロドリゲスは、自宅に自身のスタジオを併設しており、ほとんどの主要スタッフを兼任するという強者というから、これまたです。今回は音楽もすべて手がけているというのだから、ほんまに凄いタランティーノもレイ○魔ナンバー1役で出演しているのも見所!ダコタの息子役も何とロドリゲスの実の息子が出演、双子のベビーシッター役の女の子は姪の姉妹。ってなわけで身内もこの映画でデビューを果たしているちなみにダコタ、アール・マクッロー保安官、双子の姉妹は「デス・プルーフ」でも登場しているようですが・・・・(記憶にない)
さてお話は・・・・・テキサスの田舎町。米軍基地で、部隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)が部隊科学者のアビー(ナヴィーン・アンドリュース)と密かに生物化学兵器の取引きをしていた。実は何と、アビーは予備の試薬を隠し持っていたそのことでマルドゥーンに追い詰められたアビーは実験装置を打ち抜いてしまうそしてその装置から恐怖のガスが噴出す。そのガスによって人々は次々と凶暴なゾンビ状態のシッコ(感染者)に~~~
ゴーゴーダンサーのチェリー(ローズ・マッゴーワン)はバーべキュー店で2週間前に別れた恋人レイ(フレデイ・ロドリゲス)と再会。彼女は彼のに乗り込み、ドライブを楽しむ。ところが途中とんでもないものと遭遇それは基地でゾンビ化したシッコたち。襲われたあげくに、片足を食いちぎられてしまう
一方、女医のダコタ(マーリー・シェルトン)は横暴な夫ブロック医師(ジョシュ・ブローリン)を捨ててレ・ズの恋人タミー(スティシー・フォーガソン)と逃げる計画を立てていた。だがタミーは迎えに来る途中、ゾンビの犠牲となってしまう。病院に運び込まれるタミーを見たダコタの様子で、ブロックは妻の裏切りを察知ダコタに襲いかかるゾンビ(シッコ)は次々と新たな感染者を生む町中はゾンビで溢れ出す
唯一感染から逃れたチェリー、レイ、ヘイグ保安官(マイケル・ビーン)、その兄JT(ジェフ・フェイビー)、ダコタたちは、ゾンビと戦いながら、逃げるが・・・・・。途中マルドゥーンに捕らえられてしまう。
チェリーは失った脚の代わりにマシンガンを装着、邪悪な米兵やゾンビ(シッコ)たちに立ち向かっていった
チェリーの怒りの“片脚ガンマン”が火を噴く
二作品とも、強い女性のお話でした。男性のパワーも彼女たちには勝てないくらい、凄かった想像を絶するアクションホラームービー、楽しく鑑賞出来ました。B級の醍醐味もここまでいくと、A級並みではないかなと・・・・。「シン・シティ」とちょいとかぶるところもありましたが。
おヘイグ保安官役のマイケル・ビーン、久々に見たら、結構おじさんになってしまった。「ターミネーター」のマイケルは若くてカッコ良かったんですが。その間の彼の作品は未見ですから、余計にギャップを感じたり
主役のチェリー役のマッゴーワンは、「デス・プルーフ」とは別人のようでこれまたでした。
レイ役のフレディは、“ボビー”でホテルの調理人役で登場。あの時の雰囲気とは違い、結構男っぽい
そしてロドリゲス作品「シン・シティ」でもお馴染みのブルースは出番は少ないが、やはり存在感は強かった。それにしても、彼はここのところ、次々と新作品に登場ですね。「パーフェクト・ストレンジャー」はこれから鑑賞予定です。
新しい試みでの、タランティーノ×ロドリゲスの最新作、限界アクション、究極のスリル、最強のヒロインといっぱいつまった最高のB級作品、とにかくハラハラ・ドキドキ、エグイ~!凄~い!と思いました。言葉で言い表せないくらい面白い
プラネット・テラーinグラインドハウス 公式サイト
※9月28日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。