ジェイソン・ボーンシリーズ、「ボーン・アイデンティティー」、「ボーン・スプレマシー」に続く第三弾「ボーン・アルティメイタム」。
前作2つとも観ないで、いきなり鑑賞。なんと大胆な話です。昨年11月23日にMOVX京都にて。マット・ディモン、それにしても次々と出演しております。忙しそうですね。
やはり見どころは、彼のアクションなのでしょうね。それだけでも充分楽しめる感じです。
STORY
記憶を失い、愛するものを奪われた暗殺者ジェイソン・ボーン。
過去と決別するために最後通告<=アルティメイタム>を叩きつける!
CIAの極秘プロジェクト<トレッドストーン計画>によって、暗殺のスペシャリストに鍛え上げられたボーン。例え記憶を失ったとしても、その過去からは逃れられない。モスクワでも、彼は警官隊に追われていた。真夜中、潜入した病院で自ら傷を手当てしようとするボーンの脳裏をよぎった奇妙なイメージは、失ったまま完全には取り戻せずにいる重要な“過去の断片”だった。病院に現れた警官たちを撃退した彼は、モスクワの闇の中へと消えた。
その6週間後、イギリスの大手新聞「ガーディアン」の一面をボーンの写真が飾った。記者のロス(パディ・コンシダイン)がCIAの内部告発に基づき、トレッドストーン計画とそれに代わるブラックブライアー計画に関する取材を進めていたのだ。CIAロンドン支局が盗聴した“ブラックブライアー”という謎めいたキーワードは、ニューヨークのCIA対テロ極秘調査局長、ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)の耳にも届く。
パリで問題の新聞を手にしたボーンはロンドンへ飛び、記事に関する情報を得るためロスをウォータールー駅に呼び出すが、ヴォーゼンの指示を受けたCIAの現地要員に監視されていた。ボーンはCIAの死角をついてロスに接触するが、ロスはブラックブライアー計画という新たな陰謀の存在を彼に伝えたのちに、若い殺し屋パズ(エドガー・ラミレス)のライフルに頭を撃ち抜かれてしまう。
ボーンの凄まじい戦闘能力に震え上がったヴォーゼンは、かつてボーンの捜査を行った経験を持つパメラ(ジョアン・アレン)に協力を求める。ヴォーゼンはCIA長官のクレイマー(スコット・グレン)を後ろ盾にして、国家的脅威と見なすボーンの抹殺をもくろんでいたが、パメラはボーンの行動には同情すべき理由があるはずだと考えていた。ボーンを捜し出すという目的で一致したふたりは、一時的に手を結ぶことにする。
一方、ボーンはロスの取材メモをたどってマドリッドを訪れ、記事の情報提供者であるCIAマドリッド支局長のダニエルズ(コリン・スティントン)のオフィスに潜入する。オフィスには、すでにダニエルズの姿はなかったが、そこでボーンはトレッドストーン計画を知るCIAマドリッド支局員ニッキー(ジュリア・スタイルズ)と再会する。ボーンはニッキーとの会話から、過去に彼女と特別な関係にあったことを察知した。
ボーンはニッキーの協力を得て、ダニエルズが身を隠すモロッコのタンジールへと向かう。しかしようやく見つけ出したダニエルズは、新たな殺し屋デッシュ(ジョーイ・アンサー)によって仕掛けられた爆弾で即死してしまう。爆風に叩きつけられながらも、ニッキーの身の危険を感じ取ったボーンは、すぐさまデッシュを追う。モロッコの民家の屋根から屋根、窓から窓へ超人的に飛び移り、そして決死のチェイスと大乱闘の末、デッシュを打ち倒すのだった。
このシーンのマットは超人的です 飛びま~す
ボーンの自分探しの旅の最終目的地はニューヨークだった。彼は、電話でコンタクトしたパメラから自分の本名がデヴィッド・ウェッブだと聞かされる。なぜボーンはウェッブの名を捨て、非情な殺しの世界に身を投じたのか。その謎解きの鍵を握る黒幕ハーシュ博士(アルバート・フィニー)とは、いったい何者なのか。なおも迫りくる敵との死闘を繰り返すボーンは、ついにトレッドストーン計画のすべての始まりの場所であるCIAの秘密拠点〈4-15-71〉にたどり着く。そこでボーンを待ち受けていたのは、予想もしなかった驚愕の真実だった…。
監督は「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス、無名な俳優さんを起用して、なるべく搭乗者に似た人を選んだという。ドキュメンタリーに近い作品だったのが印象的。前作ボーン・スプレマシーのメガホンも撮っている。
ポール・グリーングラス:プロフィール
1955年イギリス、サリー州チーム生まれ、ケンブリッジ大卒。多彩な才能をもち、ジャーナリストとしても活躍する傍ら、イギリス最大の民間放送局ITV(独立テレビジョン)で、“World in Action”の製作担当としてキャリアをスタートさせ、英国アカデミー賞TV賞を受賞。“Resurrected”(1989年ベルリン映画祭インターフィルム賞、OCIC功績賞)で監督デビュー。“The Theory of Flight”(1999年ブリュッセル映画祭外国語映画賞)、“The Murder of Stephen Lawrence”(2000年英国アカデミー賞TV最優秀シングル・フィルム賞、2000年バンフTV映画祭審査員特別賞)等を発表。北アイルランドで1972年頃に起き、13人の犠牲者を出した市民権運動を描いたドキュメンタリー・タッチの長編『ブラディ・サンデー』(02)の脚本・監督をつとめ、2002年のベルリン映画祭金獅子賞、サンダンス映画祭ワールド・シネマ観客賞、そして英国インディペンデント映画賞を受賞、一躍、脚光を浴びる。2006年に公開された『ユナイテッド93』では、観客・批評家双方に高い評価を得、アカデミー賞(R)にノミネート、英国アカデミー賞を受賞。脚本・監督・製作を担当したグリーングラスは、全米脚本家協会のオリジナル脚本賞にもノミネートされ、その他無数の賞を受けている。なお、ピーター・ライトと共著であるベストセラー・ノンフィクション「スパイキャッチャー」(1987刊行)は英国諜報機関の内実に触れ、物議をかもした。(goo映画より)
そしてジェイソン・ボーンを演じたマット・デモン、彼の作品で私の印象深い作品は、あの「リプリー」、確か?「太陽がいっぱい」のリメイクだった。ジュード・ロウも共演していた・・・・・?演技派であり、アクションもいけるという幅広い役者さんだ!
マット・デモン:プロフィール
優れた演技力で数々の映画賞に輝く実力派スターであると同時に、アカデミー賞(R)を受賞した脚本家でもある。ボストン出身。ハーバード大学に入学。初舞台は、アメリカン・レパートリー・シアター。『ミスティック・ピザ』(90)で映画デビューの後、『戦火の勇気』(96)で初めて注目を集める。友人のアフレックと共同で脚本を執筆し、高い評価を得た『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)で、アカデミー賞(R)とゴールデン・グローブ賞の最優秀オリジナル脚本賞を受賞。また同作では、アカデミー賞(R)とゴールデン・グローブ賞、映画俳優組合(SGA)の2部門にノミネート。さらに1998年、スティーヴン・スピルバーグ監督作『プライベート・ライアン』の演技により、再びSGAアンサンブル演技賞にノミネート。2000年には、ベン・アフレックと製作会社を立ちあげ、作品の製作にも乗り出した。スティーヴン・ソダーバーグ監督作『オーシャンズ11』(01)に、オールスターキャストの一員として参加。続いて、『ボーン・アイデンティティー』(02)で、アクション・ヒーローに初挑戦。最近では、アカデミー賞(R)作品賞受賞作、『ディパーテッド』(06)や『オーシャンズ13』(07)等がある。
ボーン・アルティメイタム公式サイト