全てを手に入れた男たちの予測不能な犯罪計画!
評価:+5点=65点
京都みなみ会館にて最終日に鑑賞しました。疾走、また疾走。確かにノンストップアクションといえばそうなんですが、、、、。でもどういうわけか今回も途中睡魔にてしまいましたよ(汗)
高級スーツに身を包み高級車を乗り回しペントハウスに住む犯罪者グループ。片や私生活に問題がある二人組の刑事。対照的な立場の人間だが、どちらも何らかの人間関係で仲間内で信頼できないという感じ。
強盗集団は凄い。綿密な計画で銀行強盗を繰り返し、それによってリッチなライフスタイルに惜しみなく金を使っているんですからね。何とも腹立たしいじゃあありませんか。 そんな凄い能力があるならもっと他の事に役立てれば?と思ってしまう。
これ映画ですから、そんなにむきにならなくても良いんですけどね。
主要メンバーの顔触れ
ヘイデン・クリステンセン ポール・ウォーカー
それに比べて刑事2人組は仕事熱心で個人的な使命感から彼らの犯罪を阻止しようとする姿が何ともいえない。
そんな刑事にマット・ディロン
主役なのかと思ってたら、う~んなんかそんな雰囲気でもない。むしろ強盗団のメンバーの方がメインのような?
逃げるのも半端じゃあない。どこまでも追い詰める刑事も結局最後で上手く巻かれてしまい、、、、どうも強盗集団の方が一枚上手のような気がした。
一見そんなに冴える男じゃあないんだけど足早いし、何処までもしぶとい。実はこの人全米注目のミュージシャンの一人らしい。
マット演じるウェルズ刑事の相棒ハッチャ―にはタランティーノ作品「ホステル」で主人公を演じたジェイ・フェルナンデス君でした。
ハッチャ―、借金苦から犯罪者に金を貰って見逃していたという事が分かる。ウェルズはそのことで彼に失意を感じる。信頼していたパートナーだっただけに、ウェルズは複雑な心境である。
あまりにも強盗集団とかけ離れた境遇だけに別の世界の対比が何とも言えず。犯人取り押さえに頑張るのだけど、浮かばれないのが何か皮肉な気もした。正義がまったく通用しないような物語。
とはいえ強盗集団もムショから出て来た男に騙されるということになるんだけどね。
こいつがその問題のゴーストという男 ゴースト役にはヒップポップの草分け的存在のティップ・“T.I.”・ハリス。おばさん的にはあまり知らないけど、かなり有名らしい。
上手く儲かるという話を持ちかけて、、、、。半信半疑でその話に乗る。
リーダーのゴードンはドラッグ中毒の姉の面倒をみなければならず、実はゴーストを信用しきれないらしい。その直感は的中でした。
あらすじ(goo映画より)
ゴードン・ジェニングス(イドリス・エルバ)、ジョン・ラーウェイ(ポール・ウォーカー)、A.J.(ヘイデン・クリステンセン)、アッティカ兄弟のジェイク(マイケル・イーリー)とジェス(クリス・ブラウン)のメンバー5人は、銀行強盗で奪った大金で豪勢なライフスタイルを享受している。彼らは詳細なプランを立てて手がかりを残さず、年に一度だけ大仕事をこなしてきた。最近成功させた犯罪は200万ドルの銀行強盗。犯行後、テレビクルーのヘリコプターを奪って脱出するという思い切った計画で現場から立ち去った。だがこれはロス警察の刑事ジャック・ウェルズ(マット・ディロン)の注意をひく。彼は昔ながらの刑事で、結婚も子供もおよそプライベートライフは総て捨てて仕事にのめりこんでいた。そして警察署の援助も受けずに、自らの手で次の犯罪が起る前に突き止めようとしていた。そんなテイカーズの前にかつての仲間、ゴースト(T.I.)が姿を現す。刑務所から出所してきたばかりの彼は、今度のヤマがうまくいけばもう全員がスキーマスクをかぶって強盗をしなくてもいいほどの大金強奪だと提案。それは3000万ドルを積んだ現金輸送車を襲うという計画だった。しかし5日以内に現金輸送車がくるので、その機会を逃せば計画は消滅だという。前の仕事が終わってすぐに次の強盗にとりかかるのはメンバーの厳格な作戦ルールに反するが、金額の大きさに釣られ、ロスの人通りの多い場所で爆薬を使用して道路に穴を開け、真っ昼間に強盗をやってのけるという大胆な計画を実行することに。わずか数日で準備、メンバーは込み入ったプランをスタートさせたが、それが残酷なロシアギャンググループとの抗争に巻き込まれることになるとはつゆも知らなかった。その頃、ジャックは絡み合った証拠の一つ一つを解きほぐし、ついにチームリーダーのゴードンにたどりつく。だがテイカーズが計画を実行するまでの時間は刻々と迫っていた……。
ところが予期せぬ裏切りに不運が計画を困難にさせる。ついには想定外の結末に・・・・・。
このあたりはすっかり覚醒した私、ちゃんと最期は喰う入るようにラストを見届けました。二転三転と変わって行きます。最後まで浮かばれないのはマット演じる刑事でありました。正義は絶対勝つとは限らないということですかね。
紅一点ゾーイ・サルダナはマイケル・イ―リ―演じるジェイク・アッティカの恋人役
ドンパチ!あぁ~皆やられちゃうの?
本当に予想外の終わり方でした。
作品紹介(goo映画より)
仕立ての良いスーツ、高級車、豪華な家というゴージャスな生活を送り、綿密な下調べと完璧な計画で華麗に犯罪を行う“テイカーズ(奪う者)”。盗んだ金の一部は常にチャリティに寄付する、美学を持った犯罪者たち。だが、鉄の結束を誇った彼らが、かつての仲間の登場により、予想外の事態に巻き込まれていく。男の友情と裏切り、意地とこだわりをスタイリッシュに描いたクライム・ムービー。製作を務め、さらに俳優としてゴーストを演じたのは、ラッパーのT.I.ことチップ“T.I.”ハリス。更にラッパーのクリス・ブラウンもテイカーズの一員として出演し、見事な演技を見せている。イドリス・エルバ、マット・ディロンらのいぶし銀の演技も見応えあり
メディア | 映画 |
上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(日活) |
初公開年月 | 2011/11/19 |
ジャンル | サスペンス/アクション/犯罪 |
映倫 | G |
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