温かい涙、溢れ出す愛。この感動に世界が喝采――
好き度:=80点
すみません!いきなりわんちゃんです。本当に演技が上手いもんでびっくり!このわんちゃんがこの物語のポイントとなってとても素敵な流れを作っていました。
サイレント映画って多分初めてだと思うんだけど、ちょっと違和感感じる部分も。要するにセリフがない分、どんなストーリーかを把握しなければならない。それが分かるところもあるんですが、分からない部分も正直あったりして、、、、。
セリフが字幕として登場しますが、すべてではありませんし・・・・。後はついていくしかありませんね。必死で見据えている。前半は正直たるかったです。眠たくなりそうな場面もいくつかあり、、、。ヤバいなあと思いながらドンドン進んでいきます。
結局は役者さんの演技に尽きるわけで、彼らの演技でこのお話の魅力を探りだす。そういう意味では主人公ジョージ・ヴァレンティンを演じたジャン・デュジャルダンさんは上手かったと思います。
サイレント映画のスタ―俳優が次第に没落していくさまをリアルに表現していた。あくまでもサイレント映画のスタ―の威厳を壊したくないというプライドが邪魔をすることでその姿勢を貫くのが哀れにさえ見える。う~んこれがまたとても痛いんですよね。
そんな彼の心の寄り何処りとなるのが、いつもそばにいる愛犬ジャック。このわんちゃんの存在はある時は生きる力、ある時は悩みを分かち合うパートナー。彼の支え的存在だろうか。
何しろこのわんちゃんが凄い。ジョージを窮地から助ける。病になれば傍で寄り添う。何と素晴らしいわんちゃんである。
とにかくこのわんちゃんに尽きます。戦火の馬のお馬さんよりもっと凄いなあと思いました。何だかわんちゃんのことばかりですみません!
そのくらいこのわんちゃんが素晴らしい♪
名前はアギ―と言います。
さてあらすじ
今回はキネマ旬報さんより拝借。ネタばれしていますのでまだご覧になっていない方読まないで下さいね。
復活の名案は、これぞ極め付けタップダンス♪これがこの映画の一番の見どころだと私は思いましたよ。
また最後の最後でサイレントからト―キ―ということで突然音ありセリフありに変わる。ここもこの映画の最大の見どころかもしれません。
解説(allcinemaより)
フランスで人気のスパイ・コメディ「OSS 117」シリーズのミシェル・アザナヴィシウス監督と主演のジャン・デュジャルダンのコンビが、ハリウッド黄金期を舞台に白黒&サイレントのスタイルで描き、みごと2012年のアカデミー賞作品賞に輝いた異色のロマンティック・ストーリー。共演はベレニス・ベジョ。また、劇中で主人公のチャーミングな愛犬を演じたタレント犬アギーの名演も大きな話題となった。
メディア | 映画 |
上映時間 | 101分 |
製作国 | フランス |
公開情報 | 劇場公開(ギャガ) |
初公開年月 | 2012/04/07 |
ジャンル | ロマンス/コメディ |
映倫 |
G |
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