銅版画制作の日々

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ダラス・バイヤーズクラブ(2013)**DALLAS BUYERS CLUB

2014-03-17 | 映画:シネコン

 「くたばれ!」と社会は言った。
                                     「くたばるか!」と男はたった一人で戦いを挑んだ。

遅まきながら鑑賞してきました。マシュー・マコノヒーがアカデミー賞をゲットしたということで気になっていた作品です。そんな作品なのに京都では上映されているシアターが家からかなり離れたTジョイのみ・・・・。一般の会員制やサービスもないので今回は1800円出して行ってきました。

さてマシューがなんと21kgも減量して挑んだというエイズ患者役。普段のがっしりした印象はまったく消えてしまいげっそり。いかにも病人らしいです。時々咳き込み、痛々しくも、、、、。HIVだと宣告されているのにそんなことがどれだけ大変な状況にも動じないところがなんとも凄いです。突然運転中に気を失ったりヤバいじゃないかとハラハラする場面も。友人たちはエイズだと知ると、罵り去っていく。いやあ時代背景でしょうか?まだそれほど理解されていなかったのでしょうね。それでも本人はそんな状況にも屈することなく自分の病気ない立ち向かうことになります。

突然の余命宣告。後30日だと聞かされたら皆さんならどうします?私ならだめですね。目の前真っ暗ですわ。そんな状況なのにマシュー演じるロンは自分の冒された病気を調べます。結果アメリカにはエイズを治療する薬の少なさを知ることに。冷静なロンにびっくりです。薬を求めてなんとメキシコまで向かい、アメリカで認可されていない薬の密売を考えだします。

そのロンの相棒となったのがトランスセクシャルでやはりエイズ患者のレイヨン。この役を演じているのがあのジャレッド・レトです。マジこの人の本当の素顔を映画ではあまり見たことないなあ。チャプター27の時は体重増加して主人公を演じていましたしね。ほんまにこの変貌は凄いなあと思います。その成果もあって、ジャレッドもアカデミー賞ゲットですからね。W受賞は当然かも。

あらすじ(allcinemaより)

1985年、テキサス州ダラス。酒と女に明け暮れ、放蕩三昧の日々を送るマッチョなロディオ・カウボーイ、ロン・ウッドルーフ。ある日、体調を崩した彼は、突然医者からHIVの陽性で余命30日と宣告される。ほかの多くの人同様、エイズは同性愛者がかかる病気と信じていたロンにとって、それはあまりにも受け入れがたい事実だった。それでも生きるため、エイズについて猛勉強するロン。やがて、アメリカでは認可された治療薬が少ないことを知り、有効な未承認薬を求めてメキシコへと向かう。そして、トランスジェンダーのエイズ患者レイヨンの協力を得て、大量の代替治療薬を国内のエイズ患者にさばくための仕組み“ダラス・バイヤーズクラブ”を立ち上げるロンだったが…。

実在した主人公ロンを体当たりの演技で演じたマシューさん、ほんまに凄いの一言。主演男優賞ゲットは確かに納得。わざわざ遠いシアターまで1800円かけて観たかいはありました。

余命30日と言われながらもその後7年も生きたということですから、やっぱり薬の効果はあったのでしょうね。それにしても全身全霊で生き抜いたこのカウボーイロンの生きざまはやはり凄いとしか言いようありませんね。

 マシューさんも凄いけど、このお話も凄いわ。

解説(allcinemaより)

「キラー・スナイパー」「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒーが、実在した不屈のエイズ患者を体当たりで熱演し絶賛されたヒューマン・ドラマ。エイズに対する偏見が強かった80年代のアメリカを舞台に、エイズ治療に無策な政府や製薬会社に公然と反旗を翻し、国内未承認でも有効な治療薬の販売ルート確立に尽力したカウボーイ、ロン・ウッドルーフの戦いの軌跡を描く。共演はジェニファー・ガーナー、ジャレッド・レトー。監督は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のジャン=マルク・ヴァレ。

メディア 映画
上映時間 117分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ファインフィルムズ)
初公開年月 2014/02/22
ジャンル ドラマ
映倫 R15+

 イブ役のジェニファー・ガーナーはベン・アフレックの奥様だそうです。

 

オフィシャル・サイト
http://www.finefilms.co.jp/dallas/
 
 
 
 
 
Comments (6)
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