ペンと葉書だけを武器にして、真実を生きていく―
京都シネマにて2本鑑賞。1本目がこの作品でした。事前に内容を読み、かなりショッキングな感じかなと思っていましたが、意外にもさらっとした雰囲気。
もう少し重いのかと思っていましたが。戦争で息子を失った夫婦の悲しみはそれなりに痛感しました。アンナ・クヴァンゲルを演じるエマ・トンプソンの迫真の演技もそれなりに伝わって来たのですが・・・・・。時間的に短いせいか?結構省略されているようにも思えました。
とはいえ、ヒトラーのために息子を捧げた夫婦の悲しみはぐっとくる場面も。でも犯人として見つかるまでのハラハラ感はあまりなかったような気もします。
あっけなく捕まってしまい、結局2人とも死刑にされてしまったようです。
夫オットー・クヴァンゲルにブレンダン・グリーソン
ばれないような字を書き、ヒトラーへの怒りを表す。
アンナもその葉書をあちらこちらにそっと置く。
あらすじ(allcinemaより)
1940年6月、戦勝ムードに沸くベルリン。静かに暮らしていた労働者階級の夫婦オットーとアンナのもとに、ある日一通の封書が届く。それは出征したひとり息子ハンスの戦死をしらせるものだった。失意に暮れる夫婦だったが、やがてオットーはペンを取り、葉書にヒトラーを批判する言葉を書き連ねると、アンナとともにその匿名の葉書を公共の場所に置いて立ち去る行為を繰り返すようになる。市民からの通報を受け、ゲシュタポのエッシャリヒ警部が捜査に乗り出す。それでもなお、この危険な行動を続けるオットーとアンナだったが…。
エッシャリヒ警部役にはダニエル・ブリュール
この場面は2人が最後に一緒に逮捕されたところ。淡々としていました。もう少し臨場感が欲しい。
解説(allcinemaより)
ナチス時代のドイツを生き抜いた作家ハンス・ファラダが、当時のベルリンで実際に起きた事件を基に書き上げたベストセラー小説『ベルリンに一人死す』を、俳優で本作が長編監督3作目となるヴァンサン・ペレーズが映画化したヒューマン・ドラマ。ごく平凡な労働者階級の夫婦が息子の戦死をきっかけに、自らの尊厳を守るためにナチスへのささやかながらも命がけの抵抗運動へと身を投じていく姿を描き出す。主演はエマ・トンプソンとブレンダン・グリーソン、共演にダニエル・ブリュール。
メディア | 映画 |
上映時間 | 103分 |
製作国 | ドイツ/フランス/イギリス |
公開情報 | 劇場公開(アルバトロス・フィルム) |
初公開年月 | 2017/07/08 |
ジャンル | ドラマ/戦争/サスペンス |
映倫 | G |
夫婦愛はなかなかよく情感出ていました。
全体にあっさりした感じでちょっともの足りなさを感じました。
オフィシャル・サイト
http://hitler-hagaki-movie.com/