「今」を弾丸のように撃ち抜く、
真実の物語――
MOVIX京都にて4月8日鑑賞。遅まきながら観に行って来ました。評判が良いのか大勢のお客さんでした。吹き替え版ってあるのかしら?字幕を読むのに必死で中々物語の全貌が見えず、正直気おくれしてしまいました。どなたかがおっしゃっていましたが前半が退屈だとも。私にはそれより全体にハードルが高かったのかも。
実話ベースなので面白いというわけではありません。監督はスティーヴン・スピルバーグ。彼にしては珍しい地味な作品です。
ワシントンポストの女性発行人キャサリン・グラハム役にはメリル・ストリープ。この作品でアカデミー賞ノミネートだったそうです。
そのグラハムの下で働く編集長ベン・ブラッドリー役にはトム・ハンクス
二大豪華キャストです。どちらもアカデミー賞受賞者ですものね。
まずこの映画を観るにはやはり歴史を紐解かなければいけないかな。ペンタゴン・ペーパーズという機密文書のこともわからないし、ベトナム戦争のこともある意味知る必要あるのかも。まったくわからないとだめなのかなあと・・・・。とにかく字幕を読むのに必死な私はまるでちんぷんかんぷんでした。
映像を見逃しているところも多くあったし。まあ大筋はわかっていたけど。メリルの演技やトムの演技を素晴らしいとかそういう細かいところまで観ていなかった。結局映画そのものについていけなかったというのが本音です。観る前にもう少しあらすじを見とけばよかったのかもしれません。その上こういう手の作品はやはり苦手だということもあったので、やはり見るかどうか考えたほうが良かったかもしれません。
機密文書をゲットしたワシントンポストのスタッフはこれを紙面に載せるために紛争!しかし意見は2つに分かれる。ベンは何とかしたい様子。それを決めるのはケイである。
難しい選択に迫られたケイ。さてどうするのか?
まあこんな感じで葛藤ありで物語は進んでいくのですが。
あらすじ(allcinemaより)
ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。ニューヨーク・タイムズはベトナム戦争に関する政府に不都合な事実が記載された最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”についてのスクープ記事を発表する。アメリカ中が騒然となる中、ニクソン政権は裁判所に記事の差し止め命令を要求する。タイムズが出版差し止めに陥る一方、出遅れたライバル紙のワシントン・ポストでは、編集主幹のベン・ブラッドリーが文書の入手に奔走する。やがて全文のコピーを手に入れたポストだったが、それを公表すれば裁判となって会社の将来を危うくしかねず、経営と報道のはざまで社内の意見は大きく二分する。そしてそんな重大な決断が、亡き夫の後を継ぐ形でいきなりアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人となったキャサリン・グラハムに託されたのだったが…。
託されたケイにとっては一大事。色々な人の意見を参考にしなければならない。いきなりの大仕事。私が彼女の立場だったらやっぱり掲載しないかな。
まあ案ずるよりはうむがやすしという言葉があるけど結局結果オーライ!!
ということで裁判はマスコミの勝ちでした!
解説(allcinemaより)
スティーヴン・スピルバーグ監督がメリル・ストリープとトム・ハンクスを主演に迎え、時の政権に屈することなく言論の自由を守るために戦ったジャーナリストたちの矜持と覚悟を描いた社会派実録ドラマ。ニクソン政権下で機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”を公開し、ベトナム戦争の欺瞞を暴き出したワシントン・ポスト紙に焦点を当て、就任したばかりの女性発行人キャサリン・グラハムが、政府を敵に回し、経営危機を招く危険を冒してでも記事にすべきかという重い決断を下すまでの葛藤の行方を描き出す。
ラストでノーラ・エフロンに捧ぐって出るんだけれど、なんでもメリルやハンクスの出演した作品の監督さんの名前らしい。すれすれ2時間、結局私はほぼ茫然と作品を観たという感じでした。
メディア | 映画 |
上映時間 | 116分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(東宝東和) |
初公開年月 | 2018/03/30 |
ジャンル | ドラマ/サスペンス/伝記 |
映倫 | G |
オフィシャル・サイト
http://pentagonpapers-movie.jp/