砕かれた愛、
癒えぬ悲しみ。
この魂が私を突き動かす。
4月23日、京都シネマにて鑑賞。大好きな作品、ソウル・キッチンの監督ファティ・アキンがダイアン・クルーガーを主演に迎えて作ったもの。正直なところ、ソウル・キッチンほど感動はなかったけどね。主役を演じたダイアンは軍神の演技でとても印象深い作品だったかな。
可愛い息子と優しい旦那に恵まれていたカティヤだったが・・・・。
とにかくダイアンあっての作品。突然愛する家族を失ってしまうカティヤの気持ちは痛いほど伝わってくる。そりゃあ相手が憎いだろうね。しかし法はカティヤには微笑まないってところがまた辛いところ。何とか頑張るんだけどね・・・・・。
憎きドイツ人夫婦!!
そんな中カティヤの心を慰めてくれたのは加害者の男の父親 ネオナチとかと言われているけどその辺はあまり政治的な背景はちんぷんかんぷん。
弁護士ダニーロもカティヤのために全力を尽くしてくれるのだが・・・・。
証拠が乏しいため中々難しい。カティヤが目撃した女性がこれ↓
確かにドイツ人夫婦のような?
荷物を載せた自転車を確かに停めたはず。カティヤの記憶が間違いでないならば多分そうだ!!
2人の写真を見ながら、何とか犯人であるドイツ人夫婦に有罪判決が下りることを願う。
しかし結果はなんと!無罪という結果・・・・。腹立たしい結果に納得いかないカティヤ
体のタトゥは凄かったね。あちらこちらに入れているカティヤ。痛くないのかしら?
結局カティヤは何とか自分の力で犯人に復讐を考えることに。私ならここまでするかなあ?
やっと2人の居場所を突き止めたカティヤ。さてどうするのか?
ラストはかなり衝撃的でした。が~んとなりましたね。ここまでするか。私は勇気ないわ。
あらすじ(allcinemaより)
ドイツ、ハンブルク。生粋のドイツ人のカティヤは学生時代に出会ったトルコ系移民のヌーリと結婚し、かわいい息子にも恵まれ幸せな日々を送っていた。そんなある日、ヌーリの事務所前で爆発事件が起こり、最愛の夫と息子を一瞬にして失う。警察はヌーリが移民だったことから外国人同士の抗争を疑うが、カティヤは移民を狙ったネオナチによるテロに違いないと訴える。やがてカティヤの主張通り、ネオナチの若いドイツ人夫婦が逮捕され、裁判にかけられるのだったが…。
お話はまあまあかな。でも正直、ソウル・キッチンほどではなかったような気もするのですが。カンヌではダイアン、主演女優賞ゲットなのよね。
メディア | 映画 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | ドイツ |
公開情報 | 劇場公開(ビターズ・エンド) |
初公開年月 | 2018/04/14 |
ジャンル | ドラマ/サスペンス |
映倫 | PG12 |
解説(allcinemaより)
「愛より強く」のファティ・アキン監督がダイアン・クルーガーを主演に迎え、卑劣な移民排斥テロによって最愛の家族を奪われた女性が、絶望と怒りの中で立ち向かう理不尽な現実とその顛末を描いた緊迫の復讐サスペンス。カンヌ国際映画祭ではダイアン・クルーガーがみごと主演女優賞に輝いた。
オフィシャル・サイト
http://www.bitters.co.jp/ketsudan/