銅版画制作の日々

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リチャード・ジュエル MOVIX京都にて

2020-01-19 | 映画:シネコン

 

公開初日に鑑賞しました。監督は、今年90歳を迎えるクリント・イーストウッド。前作「運び屋」には、本人も登場していましたが、今回は出番なし。

1996年のアトランタオリンピック爆破事件の実写化・・・。リチャード・ジュエルは爆弾第一発見者として、瞬く間に時の人となり英雄になった。

 

しかし一転して容疑者となってしまう。彼は警備員として働いていたところ、公園で爆弾を見つけただけなのに、何故に?犯人に仕立てられたのか?!

それは前歴の大学での素行調査からだった。学生に注意したことでクレームがあったとかだけなのに・・・。FBIやメディアが動くというのも解せない話だ。彼は、母子家庭でしがない警備員、その上容姿も冴えない。取り立てて問題にするほどの人物でもないのに何故に。色々疑問が残る容疑者扱いは理解できないよね。

そんな彼を擁護したのが、サム・ロックウェル演じる弁護士ワトソン・ブライアントだ。以前の職場で知り合いだったリチャードの人格を知ってのことだ。

今やアメリカの国民やメディアを敵に回したリチャードを救おうと奮闘する。

リチャードの母バーバラ・"ボビ"・ジュエルには、キャシー・ベイツが好演!
久しぶりに見た、キャシーの演技はやっぱり最高だった。



息子の無実を晴らそうとする姿は良かったよね!大勢を敵に回しても愛する息子の無罪を信じるのは当たり前。

執拗に尋問するFBIの連中、何だか腹立たしいものを感じた。

犯人としての根拠?一体どこにあるの?この親子に何故?罪を擦り付けるの?

結果的には勝訴するんだけれど、何となく疑問だらけの事件だなあと感じました。

色々な話が実写化されていますが、この作品は良かったんじゃないかと思いました。



リチャード役には ポール・ウォルター・ハウザー。実際のリチャードとそっくりでした。残念なことに、彼は44歳で亡くなったそうです。

公式サイト

 

 

 

Comments (2)
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