公開初日に鑑賞。アメリカ三大女優の共演!
アメリカで有名なFOX社テレビ局の女性ニュースキャスターのお話
ある日、ベテランニュースキャスターグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)がクビとなる。2016年の出来事である。彼女は、セクハラでFOXトップのCEOであるロジャー・エイルズを告発する。
その出来事はFOX社に震撼させる事件となるわけだ。実際のところ、ロジャーは、グレッチェンだけでなく他にも20人の女性キャスターにセクハラ行為をしたとされている。
映画の話に戻る。彼女以外にも同じような行為を受けたキャスターはいた。
シャーリーズ・セロン演じる売れっ子女性キャスターメーガン・ケリーもその一人だった。もちろんこの出来事に心中穏やかではない。
そんな中、若手女性キャスターを目指すケイラ・ポスピシルもメインキャスターの座を狙い、あのロジャーに直談判するが・・・・。
ケイラ役には今売れっ子のマーゴット・ロビー
勇んで、ケイラはロジャーのもとへ行きますが、そこでロジャーがケイラに言ったことは、何とスカートを持ち上げて脚を見せろというまさにセクハラ発言!
歩行器を押して歩かなければならない状態なのに、いやあ凄い奴だと思いました。
ケイラはこの発言にどう思ったのか?この場面は見ていて、無茶苦茶腹がたちましたけどね。生々しさがMAXでした。可哀そうなケイラ・・・。
そんなロジャーを演じたのはジョン・リスゴーおじさん。
20人の女性キャスターにこんなことで迫ったCEOロジャーは許せないですよね!
グレッチェンの勇気ある行動に拍手です。ただこの行動に共感する人たちが次々と告発したことはやはり意味のある事だったのでしょうね。
メーガンも被害者の一人です。ロジャーがトランプ大統領支持という事にも異議を唱えていたのもあったのか?それとも皆の声を聞き、ロジャー潰しにかかったものなのか?はどうか分かりませんが。ともあれ、他のキャスター同様告発に踏み切ったのかのは良かったと思います。
それにしても限りなくメーガン・ケリーに近づいたシャーリーズ。やはり、その裏には、メイクアップアーティストのカズ・ヒロさんの手腕があってでしょうね。
シャーリーズに特殊メイクをするカズ・ヒロさん
この事件が起こったのは2016年ですから、まだそんなに時間は経っていない。またすべて実名という事ですから驚きです。そして映画化なんだ。いやあアメリカはそういう意味では、自分たちの意思が訴えられる自由な国なんだなあと実感しました。