銅版画制作の日々

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ミッド・サマー 東宝シネマズ二条にて

2020-02-25 | 映画:シネコン

いやいや凄い映画を観て来ました。ブログのお仲間の方が書いておられるのが、気になって観たのですが・・・。これはホラー?なのかそれともサスペンスなのか?どういうジャンルに入る作品なのでしょうね。

監督は、『ヘレディタリー/継承 』のアリ・アスターでした。なるほどそうだったのかと改めて納得したような。新作は前作へレディタリーのような暗い感じでは、ありません。非常にビュジュアルは美しくて、舞台が白夜の国スェーデンという事もあるのでしょう。明るいタッチで描かれています。

冒頭は主人公ダニーという女性の家族の不幸から始まるのです。この辺りを観て、何かしら?家族の不幸が物語のポイントなのかと思いきや、まったく裏切られました。つまりほとんど関係なかったのです。

傷心のダニーに恋人やその友人たちの旅への誘いが恐しい物語の始まりだったのですね。

友人の一人がスェーデンの交換留学生ペレ?だったと思います。彼の誘いでスェーデンのある村へ・・・。ここは彼の故郷です。

女性たちの民族衣装もとても奇麗で、皆さん優しい表情。5人を温かく迎えてくれます。



てなわけで、初めはそんな感じで5人はハッピーな気分だった。彼ら以外にも恋人同士の2人の学生も訪れていました。

90年に一度行われるという祝祭に参加したのですが、何とその祝いの祭りの席で行われたのは祭りの中心となる2人のカップルの投身自殺!

高い岩山から落ちる2人、落ちた後の遺体に木づち殴るという凄まじい人たちの行為。あまりの残虐さに恋人で参加していた2人はショックと恐怖でその場を立ち去ります。カップルの男性は足早にこの村を去ると言いだしました。その後、様々な不穏な出来事が始まります。

5人のメンバーも一人、また一人と失踪・・・。はたまたあのカップルの男性も突然姿を消します。

終盤、取り残されたダニーと恋人クリスチャン、2人にも壮絶な出来事が待っています。

この村の異常さに、唖然としてしまいました。かなりえぐい?という表現でいいのかな?難しいな。

ラストは意外にも明るいタッチで描かれています。さてこの先はどうなるのか?

興味のある方、是非ご覧ください。とにかくある意味凄い作品です。

公式サイト

 

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