映画『シリアにて』京都シネマにて

９月２２日鑑賞・・・。パラダイス・ナウや扉をたたく人でお馴染みの女優ヒアム・アッパス主演の「シリアにて」。銅版画仲間のSさんのお薦めで観賞することに。最初はヒアムさんだと気が付かず、見覚えあるなあという感じでしたが。声で彼女だと分かりました。作品は第６７回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で観客賞を受賞したドラマでした。パノラマ部門って部門があるとはびっくり！ほぼ室内での場面、Sさん曰くアンネの日記ぽいシュエーション。言われてみると確かにそうです。

あらすじ

内戦が続くシリアのダマスカスで暮らすオーム（ヒアム・アッバス）は、戦地に赴いた夫に代わり留守を守っていた。彼女は自分の家族と、幼い子供を抱えた隣人のハリマ夫婦と共に、アパートの一室に閉じこもって何とか暮らしている。ある日、ハリマ（ジャマン・アブー・アブード）の夫がレバノンの首都ベイルートへ脱出するルートを見つけてくる。

　

シリアの内戦はご存じのように、今も続いているだけにリアルさを感じられるのかもしれません。尺短めでしたが、中々良い作品だと思いました。隣人のハリマ強姦に襲われるシーンは緊迫感あり・・・。

　

シリアにてオフィシャルサイト

 

映画『シリアにて』予告編動画