銅版画制作の日々

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借りぐらしのアリエッティ(2010)

2010-07-27 | 映画:シネコン

 人間に見られてはいけいない。

東宝シネマズ二条にて鑑賞。実は仕事で利用者さんと一緒です。夏休みの日曜日ということもあって映画館は、ポケモン、アンパンまん、トイ・ストーリー3は完売状態。もちろん本作も完売状態寸前でした。まあそれにしてもこんなにこみこみ状態でも、皆さん、根気よくチケット購入に並んでいます。御苦労さまですよね。
多分私ならこんな日は絶対?来ないかも、、、、、。今日は仕方ないけど。とりあえず早めに来たのでチケットは楽々で購入出来ました。

宮崎駿アニメはほとんど未見です。ポニョも観なかったな(職場の行事でDVD鑑賞したような?)唯一観たのは紅の豚だけです。とにかくほとんど知りません。あの有名なトトロさえも観ていません。
今回は仕事の流れで、スタジオジプリ新作を私にしてはいち早く鑑賞したようなわけです。

何でもこの作品は、今から58年前にイギリスで出版されたメアリー・ノートンという方が書いた児童文学、「床の下の小人たち」がベースとなっているそうです。舞台を日本に移しただけのようで、内容はほとんどオリジナルと同じ?なのかな、、、、、。

小人たちが自分の住む屋敷に共存しているなんて、ちょっとロマンティックじゃあないですか。
舞台は日本だけど、何かヨーロッパの片田舎の古いお屋敷って感じ。そしてそのお屋敷の床に住む可愛い女の子。名前はアリエッティ。


14歳らしいけど、もう少しお姉さんって気もするな。

STORY(キネマ旬報さんより拝借)

とある郊外に、荒れた庭を持つ広大な古い屋敷があった。その床下に、もうすぐ14歳になるアリエッティ(声・志田未来)、その父ポッド(三浦友和)、母ホミリー(大竹しのぶ)の3人の家族が、ひっそりと静かに暮らしていた。屋敷の床上には、68歳の女主人・貞子(竹下景子)と65歳のお手伝い・ハル(樹木希林)の2人の老婦人が住んでいる。小人たちの暮らしは、彼女たちに気づかれないように少しずつ、石鹸や食べ物、電気やガスなど必要なものを、必要な分だけ借りてきて成り立つ“借りぐらし”だった。ある夏の日、その屋敷に、12歳の少年・翔(神木隆之介)がやってくる。母が育ったその屋敷で、病気の療養をするためだった。

 

父と共にアリエッティは借りに出かけるが、、、、、。
角砂糖1個で間に合うんですね。でも途中で落としてしまい、翔に見つかる。
 
床下の小人たちには、人間にその姿を見られたら引っ越さなければならないという掟があった。しかし、アリエッティは翔に姿を見られてしまう。ポッドは、家族を危険にさらすことになるとアリエッティを諭すが、アリエッティはそんな父に反発する。生来の好奇心と向う見ずな性格も手伝い、アリエッティは次第に翔に近づいていく。そのころ、大きな事件がアリエッティとその家族に迫っていた。

トイ・ストーリーも俳優さんやタレントさんが声優をつとめられていましたが、本作も俳優さんが占めていました。大竹しのぶさん、樹木希林さん、竹下景子さん、、、、、。ドラマや映画などでお馴染の方たちばかり。それぞれの持ち味があるので、声だけであ!あの人だとすぐにわかってしまう。竹下さんは実年齢より遥かに高齢のご婦人役。意外にマッチしているかな。希林さんはこのハルさんの役柄にある意味ハマっているような気もしますが、、、、。すべてキャラが被っているわけでもないような?むしろ希林さん自身がかなり個性のある方だけに、声優っていうのは合うのかしらね。一番合わないなあと思うのは、大竹さんの役、ホミリ―じゃあないかしら。
ホミリ―役はもう少し年齢が高い人の方が良いような気がしたんだけどね。
三浦友和さんの父親ポッドは声を少し変えての熱演?でこれも良い味出していたのではと思いました。

登場人物紹介

 主人公アリエッティ(志田未来
貞子達が暮らす屋敷の床下で様々な生活品を借りながら、両親と密かに暮らしている小人の少女。14歳。明朗快活で好奇心旺盛だが、無鉄砲。

 翔(神木隆之介
 

自身の心臓病の療養のため、手術の前の1週間だけ屋敷に引越してきた人間の少年。12歳。アリエッティを偶然見つける。両親は離婚して父親とは別居している。また、外交官の母親・奈津美も仕事柄海外赴任することが多く、家族との交流は薄い。


アリエッティ父、ポッド(三浦友和)、61歳
落ち着いた雰囲気、冷静そうな感じ。危険な借りに出かけている。


 ホミリ―(大竹しのぶ
アリエッティの母親。52歳。借り物を工夫して、家庭を切り盛りしている。少し心配性で、娘の事を気にかけている

 牧貞子(竹下景子
アリエッティの家族が暮らす屋敷の主人。68歳。翔の祖母の妹で、いわゆる大叔母にあたる。穏やかな性格だが、翔の母親に一家言ある。

 スピラ―(藤原竜也
小人の少年。12歳。常に弓を持ち歩き、1人で野性的な生活を送る。 藤原竜也君とは気づきませんでした。セリフが少ないからね。

 ハル(樹木希林
貞子の家政婦。長年住み込みで働いている。65歳。好奇心旺盛な性格。
このおばさんがアリエッティ一家の危機を作った張本人。

解説(allcinemaさんより拝借)

とある古い家の床下に暮らす小人一家と人間の交流を描いたスタジオジブリ製作のファンタジー・アニメ。原作は1952年にイギリスで出版されたメアリー・ノートンの傑作児童文学『床下の小人たち』。舞台をイギリスから日本に移し、小人の少女アリエッティと人間の少年のひと夏の触れ合いを綴る。監督は「千と千尋の神隠し」や「崖の上のポニョ」などで原画を担当し、本作で初メガホンに抜擢された米林宏昌

企画:宮崎 駿

製作に至る経緯

元々は、約40年前にアニメーション監督の宮崎駿高畑勲によって考えられた企画であり、2008年初夏になって宮崎駿によって改めて企画された。当初は『小さなアリエッティ』という題であった。監督に米林宏昌が起用されたのはプロデューサーの木敏夫の提案である。

主題歌:セシル・コルベル 『Arrietty's Song』 

メディア 映画 Anime
上映時間 94分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2010/07/17
ジャンル ドラマ/ファンタジー

オフィシャル・サイト
http://www.karigurashi.jp/
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2 Comments

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Unknown (KLY)
2010-07-27 01:32:53
声優さんではなく俳優を使ったことで賛否両論あるようですけども、最近のアイドル声優たちのアニメ声を聞かされるよりは遥かに良かったかなぁって思ってます。
樹木希林さんはハルさんという存在自体にはあってました。とうか顔が重なりました。(笑)主演の神木くんや志田さんは知らないで聞いていたら誰だか解らないと思うなぁ。
『Arrietty's Song』、何度聞いても涙が出てきちゃいます^^;
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「絵」はきれいだった (KGR)
2010-08-07 14:09:15
特に自然の草木や花などはきれいだったし、
水の感じなんかもよくできてました。

でも全体としてはなんかいまいちだったです。

話は変わりますが、
キキの黒いワンピースもそうなんですが、
無地のワンピースはどうなんでしょう。
私はいろんな意味で似つかわしくないと思います。
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