銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

MAD探偵 7人の容疑者◇◆MAD DETECTIVE(2007)

2011-04-09 | 映画:ミニシアター

 神探

それは精神の破綻か? 真実か?

ソウル・キッチンの後、鑑賞しました。う~ん正直のところ、わけが分かりにくく、、、、。来た!睡魔がやばい。
ジョニー・ト―とワイ・カ―ファイが合同で監督したということで、とても楽しみにしていたのですが。どうもダメでした。

主人公バン刑事が耳をそぎ落とすシーンはかなり不気味だったけど、コウ刑事の人格が7人だという設定がしっくりいかなくて。
コウ刑事が歩いている姿がいつのまにか7人となる。これはバン刑事の目に映し出されるんです。また妻の姿はバンにしか見えないようで、訪ねて来たホ―刑事には一人で見えない相手に話しかけているバンの姿だけである。
見えない人物や一人の人物が複数だったとか?なにやら謎めいてはいるのだが、、、、、。

 

途中で睡魔に襲われたもので分からないものが余計に分からなくなってしまい、良かったのかどうか?気のきいた感想も述べられません。

 
コウ刑事役にはジョニー・ト―作品常連のラム・カートン(右)

あ!そうそうバン刑事が鞄につめられ(自分がそうしろと言った)階段から何度も落とされるシーン、あれはたまげましたね。よくぞ生きていたもんだと(笑)それにしても自ら体験をして真犯人を探すという凄さは大したもんだとは思いますが。

 わあ~痛そう!

あらすじ(MovieWalkerより拝借)ネタばれ含みますので・・・・。

5年前。西九龍署・刑事課へ配属された新人のホー刑事(アンディ・オン)は、そこで奇妙な犯罪検証を行う先輩のバン刑事(ラウ・チンワン)に出会う。吊された豚の肉塊に凶器で斬りつけ、自ら旅行カバンに詰め込まれ階段を落下する。我が身を殺人被害者と同じ状況に置くことで、バンは真犯人を突き止めていた。他に類を見ない直感と推理。だが、上司の定年退官に際し、彼は祝福の意味で自らの右耳を切り落とすという常軌を逸した行動に出る。1年半前。夜間、張り込みを行っていた刑事、コウ(ラム・カートン)とウォンは容疑者を追いかけて森へ入る。コウは相手ともみ合った末に惜しくも取り逃がし、後に続いたはずのウォンはなぜかその場から失踪する……。時は流れて現在。数々の奇行が原因で刑事をクビになったバンのマンションヘ、かつての後輩ホーが現れる。ウォン失踪後に発生した連続強盗事件には、彼の拳銃から発射されたと思われる弾丸が残されていた。暗礁に乗り上げた事件解決の糸口をつかもうと、ホーはバンに意見を求めにやって来たのだ。後日、ウォンが失踪前まで行動を共にしていたコウの供述録画に目を通したバンはホーと共にコウの尾行を開始。やがてバンは、コウに7人の異なる人格が宿っていると見抜くのだった。森の中でウォンが殺され、埋められている。バンの推理に基づく検証に従い、ホーは犠牲者の立場に我が身を重ね合わせようとする。拳銃をバンに預け、深く掘り下げた穴に埋まるホー。危うく窒息死しかけた彼は、重い砂を払いのけながら周囲を見渡すが誰もいない。コウが同僚を殺害、遺体を土中に埋めたばかりか、強盗殺人の犯行にまで及んだと確信したバンは、ホーの拳銃を携帯、彼の車を運転し既にその場を後にしていた。ホーの身分証を使ってコウの部署を訪れたバンは、不在のコウの机から札束を発見。真相解明に近づく彼は、再び森に戻って土中に埋まり事件の全容を知ることとなる……。

 
バン刑事役にはラウ・チンワン

ラム・シュ―は7人の容疑者一人で出演していました。

メディア 映画
上映時間 89分
製作国 香港
公開情報 劇場公開(彩プロ)
初公開年月 2011/02/19
ジャンル サスペンス/ミステリー
映倫 PG12

作品紹介(goo映画より)

『エレクション』『エレクション~死の報復~』『エグザイル/絆』『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』…。マフィア、警察といった組織に属する男たちの非情な闘いをスタイリッシュな映像とともに描き、いまや世界的名匠と呼ぶべき存在となった香港のジョニー・トー監督が描く香港ノワール。2005年には『エレクション』がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門にエントリー、そして、2006年の『エグザイル/絆』に続き、2007年ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞に本作がノミネートされた。主演は、『つきせぬ想い』『暗戦/デッド・エンド』のラウ・チンワン。

金獅子賞にノミネートされていたんですね。そうか、、、、。

 
刑事で元妻役 ケリー・リン

 

 

ホー・カーアン刑事(アンディ・オン)はバン刑事には気弱な少年に見える?だんだん混み入って、益々混乱します。わあ~!

 

 

オフィシャル・サイト
http://mad-tantei.com/
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生誕100年 南 桂子展

2011-04-08 | 銅版画関連

  銅版画ーー静寂の線がつくる世界

大好きな版画家の一人、南 桂子さん。彼女はあの有名なメゾチント作家、浜口陽三のパートナーです。そして彼女もこんなに素敵な作品をたくさん残しています。

久々に銅版画についての記事アップです!

京都駅ビル7階の美術館「えき」KYOTOでただ今開催中です。2回目の鑑賞に行って来ました。図録も購入しました。

南 桂子:プロフィール

版画家・南桂子(1911-2004)は、富山県射水郡下関中川(現在の高岡市中川)に生まれ、高等女学校時代から詩作や絵画制作に興味を持っている少女でした。戦後になり東京に出て童話や油絵を学び、後の夫となる浜口陽三と知り合い、銅版画を始めます。1954年、ともにフランスのパリに渡り、その後も長い年月をお互いに支えあいながら銅版画の制作を続けます。1982年、長年過ごしたパリから温暖な気候をもとめてアメリカのサンフランシスコに移り、1996年に帰国するまで、およそ40年余りを海外で生活し、制作を続けました。その間に生み出された銅版画には、ひとつひとつに清澄な詩情が満ちあふれ、見るものをその世界に引き込こんでいきます。本展では、少女や木や鳥をモチーフとした淡く繊細な表現による独自の深い魅力を紹介し、日本でも高い人気を博している版画家・南桂子を浮き彫りにしていきます。

購入したポストカードです。年代は1955年~1979年の作品。フランス時代のものばかりです。(クリックすると大きくなります!)

 「花の籠」 1955年 400×291mm
エッチング

 「魚と落葉」 1960年 388×282mm
エッチング・サンドペーパー

 

 「細い木」1960年 392×283mm
エッチング・ドライポイント、スピットバイト

 

 「キツツキ」1965年 341×282mm
エッチング、ソフトグランドエッチング

 

   「テーブルと2人の少女」 1965年 282×360mm
  エッチング

 

 

  「春」 1971年 284×365mm
エッチング、サンドペーパー

 

 「紫色のシャト―」1977年 362×287mm
エッチング、サンドペーパー

 

 「2人の少女と蝶」1979年 320×283mm
エッチング

こんな素敵な作品を作れるといいですね。なかなかそう簡単には行きませんが、、、、。南 桂子さんのような素敵な世界が描けると良いなあと思います。ぼちぼち頑張る事にします。

この後、富山の高岡市(彼女の故郷)で開催されるそうです。お近くの方、是非足を運んで下さいませ。

 

ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション ←東京にある浜口陽三の美術館

 

 

 

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ソウル・キッチン(2009)◎●○SOUL KITCHEN

2011-04-06 | 映画:ミニシアター

 心(ソウル)も満たすレストラン

こんなレストランなら、行ってみたい!!

遅ればせながら、観て参りました。とても良いとの評判だったので、楽しみしていた作品です。その噂通り、本当に楽しくてパワーに溢れていました。

「そして、私たちは愛に帰る」のファティ・アキン監督の作品です。「そして、私たちは愛に帰る」、これとても好きな作品でした。静かな雰囲気の作品だったなと記憶しています。今回はそれとは反対で快活でとてもテンポのある作品だと思いました。


何と言ってもこの2人、最高!本当に兄弟なんじゃないの?と思うくらい似ていませんか。

でも違います(笑)弟ジノス役(左)には、アダム・ボウスドウコス。なかなか覚えられない名前、監督作品には重要な役者さんのひとりだそうです。そして子ども時代からの付き合いだとか。実際にギリシャレストランのオーナーでもあるそうです。今回本作の脚本も手がけており、アダムの体験が元になっている。

そして兄イリアス役にはこの人、モ―リッツ・ブライプトロイ。あの「es」でお馴染の俳優さん。「ラン・ローラ・ラン」、「素粒子」といった作品でドイツ映画界で演技派俳優としての人気を確立している。

物語はドイツ、ハンブルグでレストラン“ソウルキッチン”を経営するジノスと、そしてこのレストランに集う様々な人々の人間模様が描かれている。


ハンブルクは多民族が一緒に暮らす街。そんな街でジノスはレストランの若きオーナーとして切り盛りしていたが、メニューは冷凍の魚のフライや、ポテトを出すといった庶民的な店。料理がすこぶる上手いわけではなかった。
結構繁盛していたけど、借金もあるようで、、、。税務署の取り立てもあったり。

 

私生活では恋人ナディーンが上海へ行く事になってしまい、心は引きずられるようなジノスだった。いよいよナディーンと最後のディナーとなり、高級レストランへ。

 ナディーンの祖母たちとの会食

ナディーンの祖母役にはモ―リッツ・ブライプトロイの実母、モニカ・ブライプトロイ。実はこれが最後の出演となった作品。
ちょっとネタばれ、後半に祖母の葬儀が行われるシーンだが、編集は亡くなった後だったようで、埋葬シーンをいれるべきかどうか監督は悩んだらしい。でも息子モ―リッツの「母は入れるべきだと言うだろう」という言葉に後押しされそのシーンは残すことになったという。

 ここでジノスがシェインというシェフがクビされる場面に遭遇することになる。


シェインをスカウトすることにしたジノス。

ソウルキッチンを再生?彼はお決まりのメニューに気に入らず。「本物を知らないから何でも喜んで食っている。俺なら同じ予算で、日替わりで4種類だけで作る。魂の食事。。。。ソウル・キッチンだ!」

目からうろこのジノス。
ところがシェインの作る高級な料理はここへやって来る庶民の口には合わず、、、、、。客足は遠のいてしまうはめに

そこへジノスの学生時代の友人で、今は不動産業をやっているというノイマンから店を売れと迫られる。しかしジノスはきっぱり拒否!滞納していた税金の肩代わりにステレオを差し押さえれる始末。

「音楽がないと魂が飢える!」

ノイマンの嫌がらせで衛生局もやって来る。キッチンの設備も1ヶ月で改善しないと業務停止にと脅かされる始末・・・・。
壊れた機械を動かそうとして、ついに腰までやられてしまうジノス。店をしばらく休業することに。

ぎっくり腰姿のジノスが何ともお気の毒である。保険にも入っていない、ジノスは民間療法をしているアンナという女性をナディーンから紹介され、訪ねることに。

悩みを相談したいのにあっさりと上海へ旅立つナディーン。


スカイプで繋がっていても愛しい彼女に触れることも出来ず。

ついにジノスはナディーンのいる上海へと旅立つ決意をする。店を誰かに貸してと考えるが、なかなか借り手はつかない。

そんなとき店でルッツのバンドがライブのリハーサルを始めることになり、演奏目当ての人が多く集まり、客たちはシェインの料理を気に入る。

 

ある日、兄イリアスが刑務所から仮出所、就職先があれば、毎日仮出所できるという兄のために、偽の雇用証明書を作る。

イリアスは店に出入りするうちにルチアに恋をしてしまう。ムショ通いだということを弟に口止めするイリアス。仲間とともにDJセットを盗み出し、店で音楽を流す。賑わいを見せるソウル・キッチン。音楽の力とシェインの料理が評判を呼び、連日大繁盛♪

 


すべては上手く回り始めた、ハズだった、、、、、。


ノイマン、何やら怪しげ・・・・。イリアスに近づく。

 ジノスは上海のナディーンに会いに行くために空港へ向う、、、、。


ヘルニアと診断されたジノス。ところで上海はどうなったの?

あらすじ(goo映画より拝借)ネタばれ含みます。

ジノス(アダム・ボウスドウコス)は、レストラン“ソウル・キッチン”の若きオーナー。庶民的な店で、常連客はいるものの、繁盛からはほど遠い。ある日、ジノスはジャーナリスト志望の恋人ナディーン(フェリーネ・ロッガン)とともに訪れた高級レストランでシェフのシェイン(ビロル・ユーネル)がクビにされる現場を目撃。ジノスは彼をスカウトする。だが、シェインの料理は堅苦しくて常連客に受け入れられず、客足は遠のく一方。そこへ学生時代の友人で今は不動産業のノイマン(ヴォータン・ヴィルケ・メーリング)がやってきて、店を売れと迫る。さらに税務署が、滞納していた税金の代わりにステレオを差し押さえていく。その上、ノイマンの嫌がらせで、衛生局からは手作りのキッチンを1カ月で改善しないと業務停止するとの脅しを受け、やむなく店は一時休業。悩みを相談したいが、ナディーンは仕事ですでに上海。次から次へとジノスに降りかかる災難。ついにジノスは、ナディーンのいる上海へ行くことを決意する。そんなある時、休業中の店で従業員のルッツがバンドのライブリハーサルを始めると、演奏を目当てに人が集まってくる。そこへ、ジノスの兄イリアス(モーリッツ・ブライプトロイ)が刑務所から仮出所してくる。店に出入りするうちにウェイトレスのルチア(アンナ・ベデルケ)に恋をしたイリアスは、仲間とともにDJセットを盗み出し、店で音楽を流す。賑わいを見せるソウル・キッチン。音楽の力とシェインの料理が評判を呼び、連日大繁盛。ジノスは、店をイリアスに任せてナディーンのいる上海へ向かおうと空港を訪れるが、そこで帰省したナディーンと再会。しかも、彼女の隣には中国人の恋人が寄り添っていた。追い打ちをかけるように、店を訪れたノイマンがイリアスを巧みにギャンブルに誘い、店を奪い取ってしまう。“ソウル・キッチン”存続の危機に、ジノスたちは……。

  


解説(allcinemaより拝借)

 「愛より強く」「そして、私たちは愛に帰る」のファティ・アキン監督が、様々な民族が集うハンブルクの大衆食堂を舞台に、個性豊かな面々が繰り広げる悲喜こもごもの人生模様をユーモラスに綴るヒューマン・コメディ。主演は、本作の脚本も担当しているアダム・ボウスドウコス。彼が実際にハンブルクで経営し、ファティ・アキン監督も通い詰めていたというギリシャ料理店が本作のアイデアの基になっているとのこと。共演は「es [エス]」のモーリッツ・ブライブトロイと「愛より強く」のビロル・ユーネル

メディア 映画
上映時間 99分
製作国 ドイツ/フランス/イタリア
公開情報 劇場公開(ビターズ・エンド)
初公開年月 2011/01/22
ジャンル コメディ/ドラマ

 ファティ・アキン監督

 
撮影風景

本当に魂が揺さぶられるエキサイトな作品でした。無意識にリズムをとっていた自分がいました。

  公式サイト

もう一度ドイツを訪ねたいなあと、、、、。

 

 

 

 

 

 

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SOMEWHERE(2010)

2011-04-04 | 映画:シネコン

 どうしてだろう、娘との時間が美しいのは。

MOVX京都にて鑑賞。ソフィア・コッポラ監督の待望の新作。

2010年のヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作だそうです。ということでかなり期待度高い作品でしたが、、、、。う~ん特に大きな展開があるわけではなく、意外に淡々と物語は進んで行くのでした。

主役を演じるのはスティーヴン・ドーフ、キャリアのある俳優さんですが、あまり知りませんでした(汗)なんでも監督とは友人だそうです。


役どころはハリウッドスター、ジョニー・マルコ。ロサンゼルスの高級ホテル“シャトー・マーモント”を住まいに、高級車を乗りまわし、酒と女に明け暮れる生活。 凄い話ですね。私たち庶民には想像出来ないセレブな生活。


このホテル、ハリウッドセレブが長期滞在した高級ホテルだそうです。ちなみに1泊¥38,689 - ¥81,786。わあ~~!凄いね。

でもスティーヴン・ドーフ、そんなに高級感に溢れたセレブには見えないけどね。そしてその娘クレオにはあのダコタちゃん妹エル・ファニングちゃん。ダコタちゃんよりややあっさりした感じです。

 なかなかキュート

ジョニーはモテモテなプレイボーイなんだけど、そんな素敵かな?次々と女性が近づいて来るというのもやはり彼が名声のあるスターだからなのか、、、、。


日光浴?ジョニーを挑発する女


部屋にポールダンサーを招き、彼女たちのダンスを楽しむジョニー。
遊ぶのも結構パワー入りそうですね。

 


映画作品発表では共演女優、ミッシェル・モナハンと。 でも何だか彼女には冷たくあしらわれていたな。

仕事やっているの?もちろんやってますよ!

 
特殊メイクのため、顔の型を取っています。そして出来あがったのはジョニーの老後の顔?

全体にゆっくりまったりとしたテンポです。こんな豪華な暮らしだったけど、彼には空虚感があった。実はクレオの母とは離婚していた。

ストーリー(goo映画より拝借)結末にふれていますので。未見の方は読まないで下さい。

ハリウッドの映画スター、ジョニー・マルコ(スティーヴ・ドーフ)は、ロサンゼルスのホテル“シャトー・マーモント”で暮らしている。フェラーリを乗り回し、パーティで酒と女に溺れる彼の日々は、表面的な華やかさとは裏腹に、孤独で空虚だった。そんなある日、彼の元を前妻レイラと同居する11歳の娘クレオ(エル・ファニング)が訪れる。夜までクレオを預かり、スケートリンクで優雅にターンするその姿に拍手を送るジョニー。クレオを家へ送り届けると、乱痴気騒ぎに明け暮れるいつもの毎日が彼を待ち受けていた。新作の取材対応や特殊メイクの型取りなど、俳優としての仕事をこなすものの、どこか落ち着かない。隣室の女と情事を済ませて部屋を出ると、そこには再びクレオが荷物を抱えて立っていた。レイラが家を空けるため、しばらくジョニーのもとで暮らさなければならないという。ジョニーの友人サミー(クリス・ポンティアス)を交え、ゲームに熱中する3人。数日後、授賞式に参加するため、クレオを伴ってイタリアを訪れるジョニー。だがクレオが寝た隙に、ジョニーは部屋に女を招き入れ、翌日の朝食は3人が顔を揃えることに。盛大な授賞式に参加したものの、ジョニーとクレオは疲れ果てて逃げ帰ってゆく。シャトーで過ごす穏やかな2人の時間。ジョニーの肩にもたれ、うたた寝するクレオ。ジョニーが寝ている間に朝食の支度をするクレオ。そして、他愛のない会話。それは、本来なら父と娘が触れ合うごく普通の風景だった。やがて訪れる別れの日。悲しんで泣くクレオを抱き寄せるジョニー。別れ際、一緒にいられないことをクレオに謝罪する。一人きりで部屋に帰ると、たまらずレイラに泣きながら電話する。しかし……。ジョニーはホテルをチェックアウトして、フェラーリをどこかへ走らせて行く。そして彼はフェラーリを捨て、もう一度歩き始められる場所に辿り着くのだった・・・。

前妻から、クレオを預かって欲しいと、、、、。ということでクレオはジョニーの元へ。

楽しい娘とのひと時が始まる。

 
水の中で2人は楽しむ。

一緒にイタリアへ、、、、。


イタリアでもジョニーは人気沸騰!地元テレビ取材も。

キャンプのため、クレオを送ることに。。。。。

ソフィア自身の体験を基にした話したような。一見豪華で申し分のない世界で育った彼女だが、親の都合であちらこちらへ移動しなければならなかったことを振り返ったのかもしれない。

 
                                                                           ソフィア・コッポラ監督(中央)

解説(goo映画より)

「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラが、空虚な日々を送るハリウッドスターと、別れた妻と暮らす娘とのひと時の交流を優しい眼差しで描いたドラマ。出演は「パブリック・エネミーズ」のスティーヴン・ドーフ、「SUPER8/スーパーエイト」のエル・ファニング。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。

カメオ出演であのベニチオ・デルトロが登場していました。エレベーターの中の帽子を被った男性。

オフィシャル・サイト
http://focusfeatures.com/somewhere (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.somewhere-movie.jp/
メディア 映画
上映時間 98分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東北新社)
初公開年月 2011/04/02
ジャンル ドラマ
映倫 G
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ENNEN FACTORY 版画展開催のお知らせ♪

2011-04-03 | 銅版画関連

今晩は☆彡

版画展のお知らせです! 

開催日時:2011年4月12日(火)~4月17日(日) 12:00~19:00(最終日は17:00まで)  

 場 所:カフェギャラリーヒルゲート2F

私も出品しています!今回は11名が出品します。色々な作品が見れますので興味のある方、是非お立ち寄り下さい。


カフェギャラリーですので、コーヒー等も頂けます。お茶を飲みながら作品鑑賞もOKですよ。

お気軽にお越しくださいませ。

 

 ギャラリーヒルゲート HP ←詳細はこちらをご覧下さい

 

追記:今回の展覧会は、私がお世話になっている版画工房主催の展覧会です。

版画に興味のある方、やりたい方是非下記のHPをご覧下さい!

 

 ENNEN FACTORY  岸中延年先生のサイト

 

 

 

Comments (7)
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4月になりました♪今月の気になる作品、観たい作品はいくつあるかな?

2011-04-02 | 映画全般

今日は京都も18度まで気温が上がったようです。コートや上着なしで歩けました。少し汗ばむ事もありましたよ。

新しい年度が始まりました。何かと忙しい時期ですが、、、。皆さん今月も元気で行きましょう!

それでは京都で今月上映される気になる作品、観たい作品をご紹介していきます。

シネコン上映作品

4月2日~

SOMEWHERE

『ロスト・イン・トランスレーション』『マリー・アントワネット』のソフィア・コッポラが、映画スターの家族のきずなや孤独をセンチメンタルに描いた人間ドラマ。ダコタちゃんの妹エル・ファニングが出演

4月9日~  

ザ・ライト ーエクソシストの真実ー

実話を基に、今なお行われている悪魔ばらいとバチカンにおける正式な職業であるエクソシストの全ぼうに迫る衝撃作。
アンソニー・ホプキンスが怪演

アメイジング・グレイス

名曲『アメイジング・グレイス』誕生に秘められた感動の実話を映画化した伝記ドラマ
恩師が作詞した『アメイジング・グレイス』を心の支えに、奴隷貿易廃止に尽力した政治家ウィリアム・ウィルバーフォースの人生を描いたもの。

4月15日~

ガリバー旅行記

長年にわたって子どもから大人まで幅広く親しまれているジョナサン・スウィフトの「ガリバー旅行記」を、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラック主演で映画化したファンタジー・アドベンチャー。 

エンジェル・ウォーズ

『300<スリーハンドレッド>』のザック・スナイダーが監督。サムライや悪魔が暗躍する壮大なアドベンチャーを構築。現実と想像の世界のはざまで躍動的な演技を見せるエミリー・ブラウニングら美人女優たちの活躍が見もの?

4月22日~

抱きたいカンケイ

『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンが主演、製作総指揮を務めたラブストーリー。相手役にはあのアシュトン・カッチャー!

4月23日~

まほろば駅前多田便利軒

『風が強く吹いている』も映画化された三浦しをん原作の直木賞受賞小説を 』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の大森立嗣監督が映画化。瑛太と松田龍平が主人公の便利屋を演じる。

計 7本

 ミニシアター上映作品

4月2日~15日

MAD探偵 7人の容疑者

共同監督・脚本にワイ・カーファイを迎え『エグザイル/絆』『冷たい雨に撃て約束の銃弾を』のジョ ニー・トー美学の新たなる展開!

4月2日~

私の愛、私のそばに

『ユア・マイ・サンシャイン』のパク・チンピョがメガホンをとり、ドラマ「白い巨塔」のキム・ミョンミン、『TSUNAMI-ツナミ-』のハ・ジウォンが主演を飾る、観る者の想いの分だけ切なさが募るラブ・ストーリー。って本当にそうなのかしら?

4月9日~

トスカーナの贋作

イタリアの小さな村で出会った男女が、長年連れ添った夫婦を演じることから始まるラブストーリー。監督は「黄桃の味」のアッバス・キアロスタミ。出演は本作でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したジュリエット・ビノシュ(「イングリッシュ・ペイシェント」)と『The Rake's Progress』のウィリアム・シメル。

4月9日~5月6日

再会の食卓

中国と台湾の歴史に翻弄されながら生きるある家族の姿を描く「トゥヤーの結婚」のワン・チュエンアン監督作。

4月16日~29日

シリアスマン

コーエン兄弟による"世界一不幸な男"の怒涛の一大パニックを描いた2週間の物語。切なく滑稽な面白さに満ちた悲喜劇!

4月23日~5月6日

リッキー

女性映画の名手フランソワ・オゾンが、本当の家族になっていくある家族の姿を、かわいくユニークに描いた愛の物語。

赤ちゃんが空を飛ぶ?!

4月23日~

ビ―・デビル

鬼才キム・キドク監督のもと、助監督として研鑽を積んだチャン・チョルス監督のデビュー作!主人公ボンナムを演じるのは、『チェイサー』のヒロイン役が記憶に新しいソ・ヨンヒ。これかなり凄いそうです!

 4月30日~5月13日

お家(おうち)を探そう

『アメリカン・ビューティー』の名監督サム・メンデスが描く、珠玉のロード・ムービー。

計 8本

ということで合計15本

さてどれだけ観れるか?分かりませんが、とりあえずあげてみました。

 

 

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