ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

おめでとう金本知憲選手、新井貴浩選手

2008年04月12日 | 見る聴く感じるその他
 △バットを折りながら2000本目のヒットを打った瞬間の金本△

 
 今日は朝から何となくバタバタしていて、昼からはちょっと出かけてきました。ついでにCDショップへ寄って、マーヴィン・ゲイの『ホワッツ・ゴーイン・オン』とか、ミニー・リパートンのベスト・アルバム、ハービー・ハンコックの『スピーク・ライク・ア・チャイルド』、ブルース・スプリングスティーンのベスト・アルバムなどを買って帰ってきました。
 帰ってきてPCを立ち上げてみると、コメント欄にまりさんから嬉しいお知らせが。
 そう、今日のデーゲーム、横浜ベイスターズ戦で、わが阪神タイガースの金本知憲選手が、寺原隼人投手から史上37人目のプロ通算2000本安打を、新井貴浩選手が史上249人目のプロ通算1000本安打を達成しました。おめでとう!!(^^)
 しかも試合は6対3で勝利、チームはリーグ10勝一番乗りを果たしました~


 タイガース関係のサイトで試合の流れを見てみると、初回1死一塁で新井選手が寺原投手からまず1000本安打となる二塁打を決め、続く金本選手の内野ゴロの間に1点先制。一時は1対3とリードを許したものの、赤星選手のタイムリー・ヒットで同点に持ち込み、7回には新井選手が勝ち越しの三塁打。続く金本選手がめでたく2000本安打を記録して貴重な追加点をあげました。
 9回には大ベテラン桧山選手が代打二塁打で決定的な6点目。投げては久保田、藤川の両投手がアウトをすべて三振で奪う熱投を見せてくれたようです。


 しかし金本ほどの大選手でも硬くなっていたのでしょうか。ヒットは19打席ぶりでした。それでも試合が盛り上がるところで大記録を決めて見せるところなど、まさに千両役者ですね~


     


 ひとくちに2000本といっても、一年平均140本ヒットを打つとして、これを14年続けてもまだ足りないんですね。また金本選手は連続試合全イニング出場の世界記録も更新し続けています。「無事是名馬」となどと言いますが、まさに金本選手のためにあるような言葉です。


 広島時代の大先輩である山本浩二さんが語っておられましたが、金本選手が入団したばかりの頃は線も細く、実力的には「中の下」くらいだったそうです。それでも努力を続けた金本選手はやがて頭角を現すわけですが、驚くのは年々体が強くなっていったことだそうです。とにかくプロ意識に徹し、トレーニングを続けた結果が今の金本選手に繋がっているんですね。決して素質だけではなかったんです。


 とにかく、「PL学園より弱いんちゃうか」とまで言われた90年代の暗黒時代のダメトラに闘争心を植え付けて、今の戦う猛虎軍団の基盤となっているのは星野前監督と金本選手であることに間違いはないでしょう。
 彼の今の体の状態はまだまだ30歳そこそこだそうです。これからもチームの支柱として、タイガースを牽引していってもらいたいものですね。(でもついまでも「金本頼み」、というのもいただけませんが)


     
     勝って喜ぶ金本(右から2人目)と新井(右から3人目)


 先発投手陣が整備され、リリーフ陣の頭数もそろい、打線が固定された今のタイガースはとても安定していると言えますが、気がかりなのが今岡選手の不振。彼の復調なくしては優勝への道もまだまだ険しいであろう、と敢えて言っておきます。気合でスランプを乗り切って、再びあの勝負強いバッティングを見せてもらいたいものです。


 とにかく! 今日は金本・新井両選手のお祝いをしてから寝るとします。バンザ~イ!!




新井の勝ち越し三塁打、そして金本の通算2000本安打。

2000安打達成の瞬間&金本・新井揃ってのヒーローインタビュー&試合のハイライト


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コメント (22)
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