キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

クリスマス・ツリー

2012-12-20 11:57:40 | 絵本
ちいさなもみのき (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
バーバラ クーニー,Margaret Wise Brown,Barbara Cooney,上条 由美子
福音館書店

         野原にひとりぼっっちで立っていたモミの木が足の悪い男の子のお部屋

         に行って、クリスマスツリーになります。絵本作家マーガレット・ワイズ・

         ブラウンの至極の名作です(私見)。絵本としては地味だけれど、静かで

         美しく、力強いお話です。

          

         これは寝室のカレンダーの12月の絵。ファーザー・クリスマスとクリス

         マスツリーの楽しい絵柄です。今、街中がクリスマスのイルミネーショ

         ンでにぎやかです。あちこちに大きなツリーがキラキラ輝いています。

         ドバイには、1000万ドル以上の宝石を飾った超豪華な大ツリーがある

         そうです。保守的なイスラム教国なのにね。それを言えば、日本だっ

         てキリスト教国ではありません。でも、こんな人の心をワクワクさせる、

         綺麗なもの、放っておく手はないということでしょうか。かえって、イギ

         リスなんかで、「あんなものドイツで生まれたゲルマン神話の異教の

         産物だ」として飾らない、一部の宗派もあるようです。

               

         これは、先日私が胸の手術を受けた病院の玄関にあるツリーです。

         キリスト教財団の病院なので、そこここにツリーがあり、マリア様

         の大きな像もあります。これこそ救いの家のツリーです。宝石で飾

         られたどんな大きなツリーより、神々しく輝いて見えます。

おおきいツリー ちいさいツリー
Robert Barry,光吉 夏弥
大日本図書

        これは人々にそれぞれの小さなツリーを分け与える大きなツリーのお話。

        この季節にふさわしい赤と緑のクリスマス・カラーの心温まるお話です。
コメント
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