キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

秘湯好き2

2013-10-19 10:34:52 | 旅行
           

           片側は山、片側は深い谷、極端に細い曲がりくねった山道、米沢の

           滑川温泉はその先にありました。宿の裏の吊り橋も野趣満点です。

           

           約500年前、一人の武士がこの川を渡ろうとして滑り、その時川の石

           に暖かみを感じて、温泉を発見し、滑川の名もそれに由来しているそ

           うです。こんな険しい山の中までと思いますが、大勢湯治客が来るん

           ですね。昔も今も秘湯好きには事欠かないようです。この先の姥湯

           温泉への道はもっと険しいとか。

           

           滑川温泉は見学だけで、その日の宿泊地五色温泉へ向かいました。

           これまた直江兼続に起源を持つ古い由緒ある温泉です。台風26号

           の接近で、不穏な雰囲気でしたが、開放的な(それゆえ、駐車場か

           ら丸見えなんですが)露天風呂がいい気持ちでした。ただ、宿の人

           のそっけなさと、杜撰さにちょっと興ざめでした。前日の新高湯温泉

           の人々がとても温かかっただけに。良く言えば、素朴と言えないこと

           もないのでしょうが。土砂降りの真夜中に火災警報器が鳴り、なかな

           か鳴り止みませんでした。雨漏りのためだったようですが、その説明

           も相当時間が経ってから。

           

           翌日は、台風が接近ていて、雨風がかなり強かったのですが、

           早々に退散しました。川も濁流が轟々と流れていました。

           

           山を降りてしばらくすると、青空が広がり始めました。台風の進路

           とは反対に南下しましたからね。でも、強風はやまず、東北道は

           一部通行止め。仕方なくとろとろと下の道を走りました。まあ、無

           事に帰れて良かった!
コメント
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