キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

あらたしき年

2014-01-07 09:59:40 | 季節
           

             新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重げ吉事     大伴家持

           万葉集編者大伴家持の天宝宝字3年(759年)の歌です。万葉集の最後の歌だとか。

           1255年も前の歌ですが、今もなお新しい年の初めに相応しい、めでたくも格調高い

           名調子ですね。その時代には、富士のお山は煙を吐いていたのかもしれません。

           どの時代もそれぞれに問題を抱え、今年も一筋縄ではいかない気がしますが、

           この歌のように、世界中なるべく良いことが重なってほしいものです。

           

             

           今年も主人の実家で、いつもどおりのお煮しめとお節でお祝いしました。

           

               お雑煮はもちろん関西風の白味噌仕立てです。

           

           ただ、奈良県の中部だけの風習で、お雑煮にいれた丸餅をとりだして、甘い甘い

           きなこをまぶして食べるんです。結婚して30年以上になりますが、この食べ方だ

           けは、南部の出身の私には未だに馴染めません。
コメント
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