わたしのおべんとう | |
スギヤマ カナヨ | |
アリス館 |
ぼくのおべんとう | |
スギヤマ カナヨ | |
アリス館 |
夫のお弁当、子どものお弁当、三十数年作り続けてきましたが、去年で卒業。作っ
ているときは、けっこうマンネリで、前夜の残り物、冷凍食品多用。面倒だなと思
うとも多かったのですが、今となっては懐かしい。まして、こんなかわいい本を見
ると、また作ってみたくなります。今度は義務感からじゃなくて、もっと楽しんで。
パカーンとフタを開けると、白いご飯に海苔、玉子焼きと唐揚げ、グラタン、プチト
マト。これはもう子どものお弁当の王道メニュー。唐揚げと隣のお友達のミートボ
ールを取り替えっこ。これも楽しい。どんどん美味しく食べていくと、おやおや、お
母さんやりますね、ご飯の下にタコさんウインナーが隠れてた。ああおいしかった!
NHKの朝の連ドラ「ごちそうさん」じゃないけれど、食べることって人生のかなりの
部分を占めています。もっとも、食に興味のない人というのもいるようです、信じら
れないのですが。その上、世界には飢えに苦しむ人が無数にいる。テレビを点け
ると、食の番組ばかり。複雑な気持ちにもなりますが、豊かさに感謝して、食材を
有効に使わなくてはと思います。
おさるのパティシエ | |
中谷 靖彦 | |
小学館 |
ちなみに、食べることがますます楽しくなるこんな絵本もあります。ヒット商品を
作って欲しいと頼まれたおさるのパティシエくん。おさるらしく、バナナを多用し
た大胆かつ破壊的な試行錯誤の後に、たくさんのユニークなお菓子を作ります。
でもね、1回作ったら、レシピをみんな忘れちゃった。二度と同じものは作れま
せん。私とおんなじ!