国連に国連環境計画(UNEP)という機関があります。その機関誌
かつ季刊誌がOur Planet「私たちの地球」という、国連や世界各
国の要人、専門家が環境について寄稿した文からなる雑誌です。
日本語訳は公立の学校や図書館で読むことができます。今年5月
号は"Healthy Planet, Healthy People"というタイトルで、主として、
PM2.5など大気汚染の問題が取り上げられています。いつも読ん
で思うのですが、地球上70億人の人々が、空気や水を汚染せず
に環境を損なわずに、ひいては人間を含む生物全部を損なわず
に生きることは至難の業だということです。
日本は今梅雨。ありあまる水で植物は潤っています。とう言うか、
所によっては集中豪雨や洪水で水責め状態です。ところが、世
界では干ばつの所、きれいは水が飲めない所がかなりあります。
気候変動、温暖化、大気・水汚染、人口増加、難問山積です。
みずみずしい凌霄花の花を見ていると干あがった砂漠を思い
浮かべるのは難しいのですが。
七十億人地球を暑く暑くして 岡本紗矢句集「向日葵の午後」より