梅雨末期の大雨が不意に襲ってきて、あちこち被害が出ていますが、梅雨
は何時終わるのでしょう。紫陽花は枯れ始め、夏の花さるすべりが満開です。
なっちゃんは、真夏の猛暑の散歩も苦手ですが、蒸し暑さにも弱く、この
写真は、一見笑っているように見えますが、ハーハーあえいでいるんで
す。それは、散歩に付き合う私も同じ。この湿度の高さには閉口です。
それに引き換え、夏の花は元気です。赤い金魚草、
優雅な芙蓉、
緑の風船かずらや竹の生け垣を見ると、多少涼しく感じてホッとします。
今あちこちで一番咲いているのが、このオオハンゴウソウではないで
しょうか。花壇でも、道端でも、園芸店でも見かけます。ルドベッキア
という名のほうが知られているかも。可愛い花ですが、これは困り者。
日本には明治期に入ってきて、どんどん繁殖、在来種を押しのけては
びこる強い植物です。でもはびこりすぎて、駆除の対象のようです。そ
うなるとまた可哀想な気もしますが。自分から日本に渡ってきたわけ
でもないのに。
その一方、日本に古来からいる桔梗は今や絶滅危惧種の仲間なんですって。
植物界も、動物界も、人間界?も、弱肉強食、栄枯盛衰世の習いでしょうか。