夫の実家のある大和高田市の隣町広陵町に「馬見丘陵公園」という公園
があります。その公園のチューリップ祭りに行きました。ちょっと度肝を抜
かれるくらい広域に色とりどりのチューリップ畑が広がっていました。
ここは、オランダ、はたまたハウステンボス?というほど。「並んだ、
並んだ、チューリップの花が」と思わず歌いだしたくなります。
折しも満開の桜との夢の競演。これだけのチューリップと桜、咲かせる
のは並大抵の努力ではないだろうと思わせる見事さです。
女の子とチューリップ。世の中にこんな愛らしい組合わせはそうないでしょう。
県内では奈良公園に次いで広い馬見丘陵公園は、このあたりに無数に
ある古墳の保護という面も持ち合わせているようで、園内には4つか
5つの前方後円墳、円墳、方墳、帆立貝形古墳というのまであります。
すぐそばには巣山古墳という特別史跡の大きな古墳や、かぐや姫伝
説の地に造られた竹取公園もあり、古代史の宝庫ともいえる場所です。
そんな古代ロマンの地一面に咲く色鮮やかなチューリップ。かぐや姫
はチューリップなんて言う花、知らなかったでしょうね。中近東原産の
チューリップが日本に伝来したのは、江戸時代後期のようですから。