キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

金木犀の香る季節だけれど

2013-10-12 08:56:28 | 季節
            

            朝、金木犀の香りで目覚めるなんて、この季節の数日間だけの幸せです。

            近所のどの家にも金木犀の木があります。ゴミ出しに行くのさえ楽しい。

            

            春先の沈丁花と、秋の金木犀と、ニ大良い香りです。でも暑いですね、金

            木犀の香る頃は、もっと空気がひんやりしているような気がするのですが。

            

            でも花々は着実に秋の装いです。黄色い菊がきれいに咲いています。

            そういえば「秋暑し」ではじまる俳句がたくさんあります。今の私の気持

            ちは、さしずめ

               秋暑し日記の誤字に気の付きて         山田京子

            というところでしょうか。ブログを読み返すと、いつも誤字や文章の

            破綻がたくさん見つかります。

            

            今月初め、オーストラリアの熱帯雨林で過ごしたのがもう一昔も前の

            ことのような気がします。キュランダ村で買ってきた4色のさざれ石で、

            ネックレスを作りました。良い思い出になります。
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ケアンズ 熱帯雨林の村

2013-10-10 15:03:41 | 旅行
            

            オーストラリアの北東端近くにあるケアンズの海はグレート・バリ

            ア・リーフの一部で珊瑚の海、陸には熱帯雨林が広がっています。

            

            その熱帯雨林(ウェット・トロピックスとも呼ばれていますが)で、

            19世紀末、内陸の鉱山へ物資を届けるために敷設した鉄道が

            キュランダ観光鉄道の始まりです。

            

            当時のままの木造の客車の中の様子。険峻な地形、熱帯気候故の

            マラリアなどの熱病、敵意を持つアボリジニの妨害など、鉄道建設

            は難航を極めたようです。

            

            それが今では、ケアンズ観光の目玉になり、世界中から観光客

            が集まってきます。コアラガーデンや見ると幸運になれるという

            ユリシーズという蝶のいるバタフライ・サンクチュアリなど、こじん

            まりした山中の空間に色々上手に施設を展開している感じです。

            

            途中には熱帯雨林の息を飲むような景色が広がります。大きな滝

            があります。雨不足で水量が少なかったのですが、水量の多い時

            は大迫力のようです。

            

            この鉄道の終着点がキュランダ観光村です。ちょっとした商店街が

            あり、カンガルーの毛皮や、開拓時代風のコートや帽子など、いか

            にもという感じのお店が並んでいます。

            

            少女がめちゃくちゃへたなギターを、いかにもやる気なさそうに

            弾いていました。ほんとに必要があってやっているのかどうか?

            他にもアボリジニの青年やその他、同じように道ばたで楽器を弾

            いている人、酔っ払っているらしく路上で取っ組み合っている青年

            たちを見かけました。アメリカのネイティブ・インディアンと同じで

            アボリジニの人たちも色々問題を抱えている様子が、上っ面を見

            るだけの観光旅行でも、多少ながら感じられました。

            

            キュランダ村に行く方法は3つあります。鉄道と車とそしてこのスカ

            イレールを利用する方法です。熱帯雨林の上を延々空中散歩する

            7.5キロメートルものロープウエイです。熱帯雨林や川を1時間半も

            空から眺めるのは、なかなか得難い経験です。下のジャングルに落

            ちたら、なんて考えると身体が震えます。究極のサバイバル!

                                
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ケアンズ 街から海へ

2013-10-09 10:14:13 | 旅行
          

          ケアンズの市街からちょっと離れたところにある宿泊ホテル横のドライブ

          スルーのコーヒーショップです。ハンバーガーのドライブスルーは日本に

          もあるけれど、コーヒーのは珍しいですね。

          

          これもホテルの横にあったお店。ぼんやり見ていて「レッド・ロブスター」

          があるなんて思っていたら、「レッド・ルースター」でした。エビじゃない、

          オンドリのマークです。ハンバーガー屋さんでした。ここのハンバーガー

          のカロリーが半端じゃない!ポテトやコーラの付いたセットメニューの

          カロリーが5000キロカロリーとか、6000キロカロリーとか書いてある。

          一人分が。そんなのいつも食べているんじゃねえ。カロリー計算の仕

          方がおかしいような気もしましたが。

          

          5000キロカロリーのハンバーガーセットを3人で食べて、フランクランド

          アイランド無人島ツアーというのに出かけました。

          

          両側にマングローブの生い茂るマルグレイブ川を下り、海に出て30分ほど、

          フランクランド諸島のノーマンビー島という無人島に着きました。

          

          船をつける港がないので、小型ボート・ディンギーに乗り換えて上陸。

          

          上陸は、この日は80人ほどでしたが、午前中に行って、午後に帰る1便だけ

          です。食料も水も持ち込み、帰りにはゴミを全く残さないように持ち帰る。そ

          のあたり、環境への配慮は徹底しています。

          

          真っ青な海と真っ白な珊瑚の浜辺。シュノーケルを着けて海に入ると

          水際からもう珊瑚、珊瑚。いろいろな形の珊瑚があり、魚もたくさんい

          ます。アオウミガメやエイにも出会いました。

          

          沖縄の海の珊瑚は様々な理由で、死滅したりしているようですね。やはり

          人が踏み入ると、どうしても何らかの影響が出るのでしょう。ここのツアー

          は、人数を制限し、細心の注意を払い環境に配慮して行われていますが、

          美しい今の状態が維持できるでしょうか?気候変動は地球全体の問題で

          すからね。青い青い海で珊瑚を眺める幸せをかみしめながら、考えました。
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ケアンズの動物2

2013-10-08 10:14:59 | 旅行
          

          オーストラリアに旅行する人は、うちの家族もそうでしたが、固有の

          動物に会うことが一つの目的でしょう。その代表が、カンガルー、ワ

          ラビー、そしてコアラ。これはロックワラビー。その名の通り岩場に

          住む、小型の有袋類です。ちっちゃな前足を添えて人の手から餌を

          食べる仕草が、なんともかわいらしい。おなかの袋から赤ちゃんが

          顔を出しているお母さんワラビーもいました。

          

          野生の動物なので、むやみに餌をやることはできません。ツアー

          ガイドのお兄さん(ワーキングホリデーで来ているイケメンの埼玉

          出身の青年でした)が渡してくれた分だけ。

          

          これはワラビーより大きいカンガルー。ゴルフ場の涼しい木陰に

          集まっていました。ケアンズでは動物を見に行くにしろ、何にしろ

          ツアーに入らず個人で行くのは難しいようです。何しろ広くて移

          動が難しいし、動物だって、どこにでもいるわけではありません。

          

          思っていたより物価が高く、ツアー代もばかにはなりませんが、

          こんなかわいい動物に直に触れ合うことは、日本ではなかなか

          難しいでしょう。

          

          一番のお目当てだったコアラはケアンズ付近には生息していないので、

          動物園でしかお目にかかれませんでしたが、やっぱりとても可愛い。

          抱っこして写真をとってもらうこともできます。

          

          おじさん風に態度のでかいのや、

          

          お疲れっていう感じのや、

          

          もう眠ってしまってるのや。そのゆっくりとした動き、というか動か

          なさに、なんだかとても癒やされます。

          他にもウォンバットやポッサムなんかも見たのだけれど、撮った

          デジカメを紛失。どこで失くしたのか、ホテルにも聞いてみたけれ

          ど見つからず、それだけが心残りとなりました。
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ケアンズの動物1

2013-10-06 15:59:39 | 旅行
           

           これはズグロトサカゲリ。ケリという鳥の仲間です。ケアンズでは町中

           でもよく見かけます。日本では普段スズメ、カラス、ハト、たまにムクド

           リぐらいしか気が付かないのですが、ここは鳥の楽園です。色鮮やか

           なオウム、黄色いとさかのキバタン(白オウム:日本では30万円もする

           そうです。でも密輸したら終身刑にもなりかねないとか)が朝早くから

           群れをなして、ギャアギャアやかましく鳴きながら椰子の木の間を飛び

           回っています。

           

           これは日本名ヤブツカツクリという鳥。オーストラリア・ブッシュターキー

           という名の通り七面鳥の仲間ですが、食べてもまずいそうです。日本名

           の通り大きな巣を作り、そこに卵を放り込んで、草の発酵熱で孵すそう

           です。だから親鳥は産みっぱなし、子育てはしません。孵ったその日か

           ら、一人ぼっちでサバイバル。面白くも哀れな鳥です。この鳥もあちこち

           ふらふら歩いています。それで、だれも気にもしない。いい感じです。

           

           鳥ではないけれど、ギャアギャア鳴きながら飛び回っては、木に逆さに

           ぶら下がっている動物。ご存知コウモリです。フルーツ・バットという果

           物を食べる種類のコウモリですが、これがまあ市内にわんさかいます。

           

           ケアンズから内陸の方へバスで走っていて、運転手さんが、何やら木

           の幹にしがみついているトカゲのようなものを指さしました。日本でも

           一世を風靡したエリマキトカゲです。危険を感じている訳ではないので、

           衿を広げて逃げていく姿にはお目にかかれませんでしたが。

           

           日本のトカゲの数倍もありそうなトカゲも森や草地やあちこちにいます。

           

           さすがにワニは、どこでも会えるという訳には行きませんが、これは

           キュランダ村のコアラ園の中にいたワニです。川や海で遭遇するこ

           とはあるようですが、怖いでしょうね!        
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ケアンズの植物 

2013-10-06 10:26:06 | 旅行
       

        ケアンズとその近郊の花や植物です。オーシトラリアと言えば、なんといっても

        ユーカリ。ユーカリには種類がとてもたくさんあって、ここに写っているのは、

        コアラが食べない種類のユーカリだそうです。ユーカリは油分がとても多くて、

        日光をいっぱい浴びるために、時々火事を起こして、他の植物を焼いてしまう

        のだとか。でも自分は熱に強いので平気なのだとか。なかなかの曲者ですね。

               

       

        名前の分からない、いかにも熱帯の植物らしい花があちこちに咲いています。

               

        色とりどりの花が咲いているのに、大きな紙製の作り物の造花まで木の幹の

        股のところにちょこんと。

                

       

        ワニやカモノハシが棲息するという観光村キュランダのそばのバロン川。

        いかにも熱帯っていう感じ。

               

       

               

       

               

                  

               
           
       

               

          季節は一応春だけど、ブーゲンビリアが花盛り。熱帯です。ワーキング・

          ホリデーで1年半日本の長野にいたという、ガイドのメリーさんは生粋の

          ケアンズっ子で、日本は好きだけれど、あの寒さはもう二度と経験したく

          ないと言っていました。わかります。寒いのってつらいもの。特にこんな

          陽気で明るいところで育った人にはつらいでしょう。       
                
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ケアンズ1

2013-10-05 15:20:54 | 旅行
       成田空港の近くに車となっちゃんをあずけ、初のオーストラリア旅行に行きました。

           

            秋の気配の日本から7時間、LCCのジェットスター航空だったけれど、

            比較的座席も広く、サービスがない分さっぱりしていて、しかも南北移

            動なので、時差も1時間だけで、到着!そこは燦々と陽の降り注ぐ南

            国でした。

           

            ケアンズは広大なオーストラリアの北東部。シドニーよりバリ島の

            ほうが近く、熱帯モンスーン気候の土地ですからね。グレートバリ

            アリーフの北部、珊瑚海に面した町です。美しい青い珊瑚の海に

            はワニが出るそうで、人々は海と区別の付かない、でも人工の海

            辺のプールで泳いでいました。

           

            白いサンゴの砂浜のベンチに南国の花が、ふわりと落ちていました。

           

            ケアンズは今は春、でも気温は30度近くあります。国旗がなければ

            ハワイかと思いそう。

           

               こじんまりした、きれいな町です。

           

            トヨタ車の多いこと!噂のとおり、前面にカンガルーよけのガー

            ドを付けた車がたくさんありました。

   
              

              道は広く、人々の運転の仕方も優しく、マナーの良い印象です。

              もっとも郊外に行くと、どの車も思いっきりとばしていますが。

              

             泊まったのは、パーム・ロイヤルという市街地からちょっと

             離れた所にあるスタンダード・ホテル。

           

             高級ホテルじゃないけれど、プールもあって、なかなか居心地

             の良いホテルでした。2時チェックインなんだけれど、11時ぐらい

             に行って、泣きついたら、「仕方がないな」っていう感じで部屋に

             いれてくれました。お陰で、シャワーを浴びて午後の土ボタルを

             見に行くツアーの前に休憩できました。全てが、おおらかな感じ。
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