12月中旬の平日、東京スカイツリーへ行ってきました。午前10時前後に東京地下鉄半蔵門線の押上駅に到着し、「40分待ち」の混雑の中を並び、結果的には約30分程並んでからチケットを購入しエレベーターに乗車することができました。東京スカイツリーの第一展望台(高さ350メートル)である「フロア350」から撮影した写真をご覧下さい。
フロア350より南西方向(JR東京駅方向)。天気に関しては文句なし、冬晴れの快晴で雲一つなく空気もたいへん綺麗なので丹沢山地の稜線までくっきりと見渡すことができました。ただ正午に近い時間帯だったので、この方角ですと真正面に太陽が写っていることになるので逆光になってしまいました。
隅田川の河口付近、佃島周辺の埋立地をズームして撮影してみました。この界隈はここ約10年くらいで急激にタワーマンションが数多く立ち並び、人口が激増しているエリアです。
中央区・千代田区・港区といった「東京都心部三区」周辺です。東京駅・大手町周辺から皇居周辺に広がる高層ビル群、JR品川駅周辺など港南地区に広がる高層ビル群がきれいに写っています。まさに東京の中枢をスカイツリーから見下ろすことができるのです。
東京タワーを中心に来るようにズームで撮影してみました。皇居周辺(JR東京駅・大手町・日本橋・日比谷・新橋)やJR品川駅周辺だけでなく、港区内の麻布地区でも高層ビルの建設が進んでいます。東京タワーの左側には現在建設中の「環状2号線プロジェクトⅢ街区(仮称)」の高層ビルが見えます。
ややカメラを引いてJR両国駅方向(同じく南西方向)を撮影してみました。墨田区の両国・本所・駒形といった住宅密集地となっています。
JR両国駅をズームで撮影してみました。駅北側に建っている「江戸東京博物館」や「両国国技館」の建物がくっきりと見えます。両国駅周辺には旧安田庭園など緑地帯も整備されています。
JR両国駅の南側、江東区の清澄・永代地区の住宅密集地をズームで撮影してみました。こうして上から見下ろしてみると、中低層マンションの比率が大変多くなっていることがわかりますね。
東京スカイツリーの南側、墨田区の東駒形地区の住宅密集地を真下へ見下ろしてみました。この辺りは京都や大阪市街地のように道路が碁盤目上に綺麗に整備されていて、大変整然とした住宅密集地となっています。
地上350メートルという高さは想像以上に高く、却って怖さは感じなかったです。逆に高さ100メートル前後のビルの上から眺める方が中途半端に高いので怖さを感じるくらいですね。
スカイツリーの展望台から都心方向を見ていると、やはり隅田川の存在感が大変大きいと感じます。昔ほどではないですが、現在でも船上輸送の手段として活用されているのです。
中低層マンションの比率が大変大きく、個人住宅を探すほうが大変だったくらいです。
神奈川県西部に広がる丹沢山地の稜線をズームで撮影してみると、正面に雪化粧した富士山が見えました。手前には日本最大の都市圏・首都圏の人口密集地が広がっています。
フロア350より西南西方向(JR御茶ノ水駅方向)。どこまでも平坦な地面に東京の市街地が広がっているように見えますが、実際には「武蔵野台地」と呼ばれている丘陵地帯・高台の複雑な地形の上に発展しているのです。この点が、平坦な地形の上に整然とした市街地がどこまでも続いている大阪との違いだと思います。
隅田川の西側(右岸側)には浅草橋周辺の問屋街・オフィス街が広がっています。太陽光に逆らって撮影する位置ではなくなったので、ようやく強化ガラスに光が乱反射しない綺麗な写真を撮影できるようになりました(汗)
JR御茶ノ水駅・秋葉原駅周辺の高層ビル群が手前に見えます。この界隈はここ約10年くらいで高層化が進んでいるエリアです。電気街としての秋葉原、大学病院の街である御茶ノ水のイメージは急激に変わってきています。
最後にもう一度皇居周辺の高層ビル群を。次回の記事では新宿副都心の高層ビル群や池袋といった方向を見ていきます!!!