元々この場所に本社ビルを2棟構えていた三菱商事は両方の建て替え計画により、2003年に品川三菱ビルへ本社機能の殆どを集約移転したのですが、2006年の三菱商事ビルディング(二重橋前側の別館を建て替え、21階建て)および丸の内パークビルの竣工により品川本社の機能を全て丸の内へ戻しています。
敷地内には1894年(明治27年)に竣工した後、文化庁が重要文化財指定を検討する中、1968年(昭和43年)に三菱地所が抜き打ちに解体したジョサイア・コンドル設計の丸の内最初のオフィスビル「三菱一号館」をレプリカ再建しています。
引き続き丸の内仲通りの枯れ木の並木道を散策していきます。丸の内パークビルの商業ゾーン、丸の内ブリックスクエアの店舗が通りに沿って並んでいます。
この辺りは丸の内パークビルや丸の内マイプラザなど、再開発工事によって高層化が進んでいます。なので通り沿いの建物やファサードなども大変綺麗です。
高さ100メートル以上の高層ビルに囲まれた中を通りが通っているので、意外と風が強かったです。
丸の内二丁目ビルの脇を通り抜けていきますが、その先には「丸の内ビル」が建っています。毎年のように低層部のショッピングゾーンでクリスマスツリーの展示が実施されているので寄ってみたいと思います。
丸の内ビル低層棟の吹き抜け空間である「マルキューブ」には、毎年のようにクリスマスツリーが展示されています。2002年にマルビルが開業していることから、今年2012年は10周辺を迎えることになります。
8メートルの高さを誇るクリスマスツリー、去年も見たことがありますが、何度見ても綺麗だと思います。
エスカレーターを登って3階のテラスの上から見下ろしてみたいと思います。
マルキューブの吹き抜け空間は丸の内仲通りに面した一角に建設されています。なので、丸の内仲通りの歩道からもライトアップされているクリスマスツリーを眺めることができるのです。
一辺30メートルの立方体の空間であるマルキューブの一角に立っていることがわかります。
外を歩いている人たちも注目しているみたいですね。
劇団四季のイベントも実施されていました。
ツリーの傍から見上げて撮影してみました。
マルキューブを出て、再び散策を続けていきます。
丸の内仲通りは東京駅丸の内駅前広場から皇居へ伸びている「行幸通り」を横切っていきます。行こう通りから撮影した丸の内駅舎です。
最後に丸の内オアゾの「ショップ&レストラン」内に展示されているクリスマスツリーです。
普段から少し暗い雰囲気の丸の内オアゾなので、昼間の時間帯からクリスマスツリーは点灯していました。