JR有楽町駅前から「丸の内仲通り」を散策していきます。12月の中旬の散策だったのですが、大通りの銀杏並木はまだ落葉していない木々が残っていました。
東京都内で有数の高級ホテルである「ザ・ペニンシュラ東京」の脇を通り抜けていきます。このあたりは枯れ木の並木道となっていました。
現在丸の内界隈では丸の内仲通りを中心に2012年の10月1日から年明けの2月17日まで「丸の内イルミネーション2012」が開催されています。
有楽町ビル周辺はまだ落葉していませんでしたが、まもなく枯れ木になってしまうでしょう。
丸の内中通り沿いのオフィスビルのファサードやフロア内には紳士服や装飾品などのお店が並んでいます。銀座地区とはまた違った高級感漂うショッピングストリートとなっています。
天蚕会館前を通り抜けていきます。
「DNタワー21(中央農林金庫本店)」の巨大なビルが立っています。日比谷通り側に建っている第一生命館は、戦後のGHQ
の本部として使用されていました。
新有楽町ビルの脇を通り過ぎていきます。
国際ビルと新国際ビルの間を通っていきます。石畳の歩道と車道として整備されている丸の内中通りの並木道、欧米の町並みを歩いている感覚に囚われます。
正面にはいよいよ再開発工事によって生まれた高層ビル群が見えてきました。
富士ビルの脇を通り抜けていきます。
この界隈には「ビームス」などメンズファションのショップが数多く並んでいました。やはり丸の内という土地柄なのか、ビジネスマンをターゲットにしているのかもしれないですね。
視界が開けると、いよいよ丸の内仲通りは高層ビル群の中を通っていきます。正面に写っているのは2009年(平成21年)四月に竣工した「丸の内パークビル」です。「三菱商事株式会社」の本社など、日本を代表する大企業が入居しています。
三菱商事ビルヂング・古河ビルヂング・丸ノ内八重洲ビルヂングの跡地を利用して建設されました。容積率は基本の1300パーセントに加え、東京駅の130パーセント、都市再生特別地区に基づく三菱一号館美術館の文化施設としての100パーセント、地域冷暖房プラントの設置による35パーセントをそれぞれ積み増ししての合計1565パーセントとなっています。
この界隈には三菱商事が入居している丸の内パークビルを始め、三菱東京UFJ銀行本店、三菱電機本社など、戦前の旧三菱財閥の系統の本社ビルが密集しています。この界隈は「三菱村」と呼ばれているのです。
丸の内パークビルディング地下1階から4階にかけてのショッピングエリア、低層棟(アネックス)、三菱一号館、一号館広場からなる商業ゾーンは総称として「丸の内ブリックスクエア」と名付けられています。丸の内ブリックスクエアの広場へ少し寄り道してみたいと思います。
「一号館広場」の噴水の中には小ぶりではありますが、すごくセンスのいいクリスマスツリーが展示されていました。ツリーの周囲をバラの花壇で囲っているなど、中々手の込んだ造りとなっています。
「三菱村」と呼ばれている丸の内界隈のオフィス街ですが、近年では丸の内仲通りを中心に高級志向のショッピングストリートとなってきました。銀座とはまた違った雰囲気の高級さですね。