年明けの新橋交差点にやってきました。これから中央通りを散策して三箇日の銀座の町並みを見ていきたいと思います。JR新橋駅の南側に広がっている汐留サイトの高層ビル群も三箇日の本日ではどのオフィス街も無人となっていて、街全体がゴーストタウンのように静まり返っていました。
首都高速道路の高架橋を越えて中央通りを散策していきます。元旦の散策ですので、百貨店や専門店など中央通りに面した店舗などは軒並み閉まっていることが予想されるのですが、どのような雰囲気なのかすごく楽しみですね。
首都高速道路の高架橋を越えた先にあるのが「銀座八丁目交差点」です。この日の天候は雲一つない快晴の天気で、午後11時半過ぎから散策を始めたのですが、ものすごく寒かったです。
普段は交通量が多く、車が途切れることがほとんどない中央通りも閑散としていました。中央通りの沿道の店舗などがほとんどし待っているので、普段よく見かける業務用の自動車も全くと言って言い程見かけることはありませんでした。
ここまで交通量が少ない中央通りを歩くのは初めてのことです。車が通り過ぎていってしまうと、周囲には音一つ聞こえない空間の中を歩いている感覚を味わうことができます。
お正月休みで閉まっている「銀座博品館」の店舗の脇を通り抜けていきます。中央通りの広い歩道部分も人通りが普段と比較すると閑散としていました。
中央通りの街路灯には日の丸の旗が掲げられており、この日章旗は銀座八丁目交差点周辺から京橋を通し越して日本橋方面までずっと続いていました。日の丸の旗がなびく銀座の町並みを見ていると、まさにお正月であることを実感できます。
広々としている中央通りの車道越しに見渡してみると、銀座八丁目地区の専門店や金融機関などは全ての店舗のシャッターが閉まっている状態でした。
日の丸の色鮮やかな日章旗が等間隔に整然と並んでいる風景は「壮観」の一言に尽きます。人通りや車の通行量が皆無にほど近い状態なので、日の丸の存在感が余計に目立つのです。
人通りが皆無に近い中央通りを散策するのは生まれて初めてなので驚きの連続でした。普段はあまり意識はしていない、歩道の石畳の色や形であるとか、細かいことまで手に取るようにわかります。
銀座八丁目周辺のとある専門店のディスプレイ脇には立派な門松が設置されていました。
英国式のリフレクソロジーのサロン「クイーンズウェイ 銀座八丁目」の入居しているビルの前にも門松が設置されていました。
雑居ビルの店舗はどこも閉まっていましたが、ビル自体の廊下などは照明がついていました。
高級ブランドブティックなどの専門店も閉まっていて、ひっそりとしていました。
しばらくシャッター街となっている銀座八丁目界隈の町並みを歩いていると、前方に銀座七丁目交差点が見えてきました。地下鉄の駅がある銀座四丁目まで行けば少しは賑やかになっているかもしれませんね。
東京銀座資生堂ビル前にも立派な門松が設置されていました。近年では住宅の玄関に門松を飾る風景というものを滅多に見なくなりましたので、見ていてすごく新鮮な気持ちになります。
銀座八丁目交差点から北へ向かって散策を続けていきます。