フロア450より北西方向(JR南千住駅方向)。隅田川と荒川が蛇行しながら流れている風景をこれから見ていきますが、やはり450メートルの高さから眺める北側も素晴らしい景色でした。フロア350からでは見えなかった箇所などが多かったのです。それほど450メートルという高さの威力は凄まじいものなのです。
足立区の北千住付近で併走しながら蛇行して流れている隅田川と荒川です。荒川の左岸側を通っている首都高速中央環状線の高架橋がくっきりと写っています。大河に沿って連連と繋がっている中央環状線の高架橋、上から見下ろしてみてもダイナミックな感じがしますね。
前方の北側の広大な関東平野の中に東西方向に伸びている真っ白なラインがありますが、あれは「東京外環自動車道」の高架橋です。東京23区の外周を迂回するように建設されている高速道路で、現在まだ建設中の区間があるのです。
東京都大田区から埼玉県を経て千葉県市川市に至る延長約85キロの道路で、首都圏における高速道路計画3環状9放射のうち、3環状道路の一つ(他の2つは首都高速中央環状線と首都圏中央連絡自動車道(圏央道))であり、都心から約15キロの環状道路となっています。
蛇行しながら流れている隅田川周辺には高層アパートや中層マンションなどが密集して建っている住宅地となっています。
・・・さすがに450メートルの高さを誇るフロア450からであったとしても、広大な関東平野の北側に広がっている日光連山や那須連山を見渡すことはできませんでした。地平線付近に稜線(?)が広がっているようにも見えなくはないですが、それが稜線なのか雲なのか見分けがつかなかったです。
JR常磐線や東京地下鉄日比谷線、つくばエクスプレスの3路線のターミナル駅となっている南千住駅周辺をズームで撮影してみました。以前は工業地帯の雰囲気の方が強方ような気がする南千住駅周辺も、タワーマンションなどが立ち並んできました。
南千住駅周辺のタワーマンション群と、荒川放水路の間の中洲上の地形にJR北千住駅が設置されています。この辺りは本当に二つの大河川を中心に、中小の河川が入り込み複雑な地形となっています。
南千住駅周辺市街地の南側、台東区の「日本堤」周辺の市街地をズームで撮影してみました。日本堤の名前の由来はもともと江戸時代に作られた土手道を指したものです。
高度経済成長期前後に多く建てられた高層団地やアパートなどの比率が多い地域ですね。
隅田川と荒川が接近した場所である堀切周辺をズームで撮影してみました。この付近は墨田区、荒川区、足立区、葛飾区の区境となっている場所です。
荒川の東岸側に広がる葛飾区の住宅密集地を撮影してみました。遠くから見ていても、住宅が密集していることがわかりますね。
荒川の北側で中央環状線から首都高速6号三郷線が分岐している「小菅ジャンクション」の脇には「東京拘置所」の建物群が見えます。戦後に小菅に移転してくる前は東池袋(現在のサンシャインシティのある場所)に拘置所があったのです。
フロア450より北東方向(京成本線青砥駅方向)。荒川や中川、江戸川などの大河川が密集している低地上に広大な市街地が広がっているのが見えます。
荒川放水路には東京都心部から千葉方面へ伸びている鉄道や幹線道路、高速道路の橋梁が多数架けられています。上の写真の中央付近、市街地の真ん中には「水元公園」の緑地帯が見えます。
東京スカイツリーの北東側、東向島周辺の市街地を見下ろして撮影してみました。駅の北側で北東方向に伸びている水戸街道(国道6号線)に沿って市街地が広がっています。
東武スカイツリーラインの曳舟駅をズームで撮影してみました。いつの間にか駅前に高層タワーマンションが建設されていたことに驚きました。