自サイトの占いコーナー。
毎日の運勢で、自分とは関係ないキャラですのに、ついついシーモア老師に着目してしまうのは、やはり、愛でしょうか・・・。
そして、そんな老師様(^^)
先日は、「気になるあの人と急接近」とか「恋のアタックチャンス到来」などなど、ラブ・チャンスな運勢を目にする度に、「ユウナ殿~~~~っっっっ」と思っている私であります。
さてさてさて。
話は変わって。
かれこれ、2週間前に見た映画の感想ですが。
ニコール・キッドマン主演の「記憶の棘」を見ました。
制作されたのは、2004年とのことですが、今頃、公開されていたのですね。
上映期間も2週間と短かったので、急いで行ってきたという訳でした。
あらすじはといいますと。
「もし、僕の妻が死んで、翌朝、小鳥が僕の所に来たとします。そして、その小鳥が、『私は、あなたの妻のアナよ。あなたに会うために生まれ変わったの』と言ったとしたら。僕は、その言葉を信じて、その小鳥と一緒に暮らし始めるでしょう。もちろん、僕は科学者なので、生まれ変わりや死後の世界なんかは、信じません。けれども、その小鳥の言葉は信じるでしょう。なぜなら、僕は妻を愛しているから・・・」
これは、この映画のヒロイン・アナの夫・ショーンが、講演会でのスピーチの最後の挨拶。
そして、この直後、習慣となったジョギング中に、体調を崩し、急死するのです。
それから10年が経ち。
最愛の夫を亡くし、失意の中にいたアナも、やっと立ち直りはじめます。そして、長年、自分を励まし、愛してくれた、夫の友人と再婚する決意をします。
そして、大々的に婚約披露パーティを開くのですが・・・。
そのパーティの最中、10歳の少年が、アナを訪ねてくるのです。
その子ま名前は、ショーン。死んだ夫と同じ名。
そして、死んだ夫と同じ名を持つ、少年は、アナに告げるのです。
「君は、再婚してはいけない。なぜなら、僕が、君の夫のショーンだから。生まれ変わって、君に会いに来たんだ」
と。
最初は、単なる、質の悪いイタズラだと信じないアナですが、その少年は、執拗に彼女の実生活に絡んできます。
そして、言葉を交わす内に、本当に、夫のショーンしか知らない、数々のことをアナに告げるのです。
家族のこと、デートでのエピソード、彼女の秘密・・・などなど。
その少年を夫の生まれ変わりと信じ始めたアナは、婚約者との関係もだんだんギクシャクしてきて、ついには、同棲も解消。
夫の生まれ変わりである、少年との未来を信じたアナに訪れた、新しい道とは。
そして、結末は・・・。
本当に、少年は、夫の生まれ変わりなのか・・・。
一言で言うと、ジャンルは、「ラブ・サスペンス」とでも、申しましょうか。
最初から最後まで、なかなかスリリングに、そして、テンポ良く進んでいきます。
おもしろかったです(^^)
少年は、本当に、夫の生まれ変わりなのか?
果たして、これがイタズラだったり、また、アナに懸想する子供の妄想だった場合、なぜ、少年・ショーンは、アナと夫しか知らない、秘密のことを色々と知っているのか??
物語は、この謎の少年の謎の言動と、夫の死からまだ完全には立ち直り切れていないアナの、見ていて痛々しいほどの激しい動揺とが交錯しながら進んでいきます。
正直に言って、結末は、オチも含めて、最初に予想した通りではありましたが、それでも、引きつけるものがある緊迫した展開でした。
なかなかにサスペンスです。
ネタバレになってしまってはいけませんので、詳しくは語れませんが、この映画の見所は、なんと言っても、少年・ショーン役のキャメロン・ブライト君!!!
大人の俳優ばかりの中、彼の存在感は凄かったです。
ヒロインの亡くなった夫の生まれ変わりと称する彼の演技が、とにかく凄いんです。
外見は子供なのに、まるで、大人のように達観した光を宿す瞳。
そして、動作一つ一つの艶めかしさ。
アナと一緒にお風呂に入るシーンがあるのですが、バスルームで服を一枚一枚脱いでいく、その所作が、大人の男を思わせます。
また、裸でベッドに横たわり、アナがベッドルームに入ってくると、彼女をみつめながら、半身を起こす動作も。
何もないのに、まるで、ラブシーンの様な、色気が漂っていました。
そして、あまりにも大人の男のような、その動作の一つ一つ、言葉の一つ一つに、見ている側も、ヒロインのアナと同様に、
「ああ、もしかしたら、この子は、本当に、生まれ変わりなのかもしれないなぁ」
と信じさせるオーラがありましたね。
私は、前知識無く、あらすじ程度しか知らないまま、この映画を鑑賞したので、これは、単なる生まれ変わりのファンタジー物語なのか、それとも、現実的な物語なのか、どちらなのかしら・・・とドキドキしながら見ることが出来ました。
そして、映画の作り自体も、見る側に、ファンタジーなのか、現実なのか、最後の最後まで分からないミステリアスさを漂わせながら、要所要所で、ヒントが混ぜ込んであったように思います。
そのため、とても引き込まれて見ることが出来ました。
そうそう。
これは、私の個人的に感じたことなのか、はたまた、意図してそう描かれていたのかは、分かりませんが。
アナの再婚相手のジョセフ・・・なんかヤな奴だったなぁ~A^^;;
とりあえず、ショーン少年と一緒になって、ヒロインに、この再婚は、止めろよ~と心の中で唱え続けていた私です。
最初ね、ヒロインは、ショーン少年のことを婚約者には隠しておくわけですよ。彼が怒ると思って。
でも、結局は、彼の知るところとなってしまって・・・案の定、彼は、激昂します。そして、ちょっと、大人げないのでは・・・という行動を多々取っていくのです。
そして、それが、ヒロインの心を彼の元から離れさせ、逆に、ショーン少年に向かわせる追い風にもなったのでは・・・と思いました。
確かに、ジョセフが激昂する気持ちは分かります。
アナは、10年経っても、死んだショーンを忘れていない。
「死」という永遠の別れの中では、ショーンは、アナにとって最高の伴侶のままで時が止まってしまうのです。憎しみ合ったりして離婚したわけでもなく、最愛の人のまま、突然、彼女の前から居なくなる・・・。
そんなショーンには、いえ、ショーンでなくても、死んだ人間に対して、生きている人間は、絶対に勝てないのですよね。
最高のままの姿で、生きた人間の中に生きつつづけるから。
そして、ジョセフは、それを知っているからこそ、常に、アナの中のショーンに対してコンプレックスを持っていたのではないのでしょうか?
だからこそ、ショーンの生まれ変わりと称する少年に対して、激昂する・・・。
気持ちは分かるのですが、どうも、ジョセフの諸処の行動が、気に入らなかった私。
もし、彼が、もっと冷静に大人らしく対処していれば・・・もしかしたら、アナの心は、少年に向かわなかったのかもしれない・・・と思いました。
色んな人の将来を変えてしまった、少年の出現。
たった10歳の少年の言動に、戸惑い、悩み、振り回されるたくさんの大人。
また、少年自身も、生まれ変わりという運命に苦悩する。
両者の葛藤が見応え有りました。
そして、本当に本当の真実は・・・実際に映画で見てみて下さいねっv
毎日の運勢で、自分とは関係ないキャラですのに、ついついシーモア老師に着目してしまうのは、やはり、愛でしょうか・・・。
そして、そんな老師様(^^)
先日は、「気になるあの人と急接近」とか「恋のアタックチャンス到来」などなど、ラブ・チャンスな運勢を目にする度に、「ユウナ殿~~~~っっっっ」と思っている私であります。
さてさてさて。
話は変わって。
かれこれ、2週間前に見た映画の感想ですが。
ニコール・キッドマン主演の「記憶の棘」を見ました。
制作されたのは、2004年とのことですが、今頃、公開されていたのですね。
上映期間も2週間と短かったので、急いで行ってきたという訳でした。
あらすじはといいますと。
「もし、僕の妻が死んで、翌朝、小鳥が僕の所に来たとします。そして、その小鳥が、『私は、あなたの妻のアナよ。あなたに会うために生まれ変わったの』と言ったとしたら。僕は、その言葉を信じて、その小鳥と一緒に暮らし始めるでしょう。もちろん、僕は科学者なので、生まれ変わりや死後の世界なんかは、信じません。けれども、その小鳥の言葉は信じるでしょう。なぜなら、僕は妻を愛しているから・・・」
これは、この映画のヒロイン・アナの夫・ショーンが、講演会でのスピーチの最後の挨拶。
そして、この直後、習慣となったジョギング中に、体調を崩し、急死するのです。
それから10年が経ち。
最愛の夫を亡くし、失意の中にいたアナも、やっと立ち直りはじめます。そして、長年、自分を励まし、愛してくれた、夫の友人と再婚する決意をします。
そして、大々的に婚約披露パーティを開くのですが・・・。
そのパーティの最中、10歳の少年が、アナを訪ねてくるのです。
その子ま名前は、ショーン。死んだ夫と同じ名。
そして、死んだ夫と同じ名を持つ、少年は、アナに告げるのです。
「君は、再婚してはいけない。なぜなら、僕が、君の夫のショーンだから。生まれ変わって、君に会いに来たんだ」
と。
最初は、単なる、質の悪いイタズラだと信じないアナですが、その少年は、執拗に彼女の実生活に絡んできます。
そして、言葉を交わす内に、本当に、夫のショーンしか知らない、数々のことをアナに告げるのです。
家族のこと、デートでのエピソード、彼女の秘密・・・などなど。
その少年を夫の生まれ変わりと信じ始めたアナは、婚約者との関係もだんだんギクシャクしてきて、ついには、同棲も解消。
夫の生まれ変わりである、少年との未来を信じたアナに訪れた、新しい道とは。
そして、結末は・・・。
本当に、少年は、夫の生まれ変わりなのか・・・。
一言で言うと、ジャンルは、「ラブ・サスペンス」とでも、申しましょうか。
最初から最後まで、なかなかスリリングに、そして、テンポ良く進んでいきます。
おもしろかったです(^^)
少年は、本当に、夫の生まれ変わりなのか?
果たして、これがイタズラだったり、また、アナに懸想する子供の妄想だった場合、なぜ、少年・ショーンは、アナと夫しか知らない、秘密のことを色々と知っているのか??
物語は、この謎の少年の謎の言動と、夫の死からまだ完全には立ち直り切れていないアナの、見ていて痛々しいほどの激しい動揺とが交錯しながら進んでいきます。
正直に言って、結末は、オチも含めて、最初に予想した通りではありましたが、それでも、引きつけるものがある緊迫した展開でした。
なかなかにサスペンスです。
ネタバレになってしまってはいけませんので、詳しくは語れませんが、この映画の見所は、なんと言っても、少年・ショーン役のキャメロン・ブライト君!!!
大人の俳優ばかりの中、彼の存在感は凄かったです。
ヒロインの亡くなった夫の生まれ変わりと称する彼の演技が、とにかく凄いんです。
外見は子供なのに、まるで、大人のように達観した光を宿す瞳。
そして、動作一つ一つの艶めかしさ。
アナと一緒にお風呂に入るシーンがあるのですが、バスルームで服を一枚一枚脱いでいく、その所作が、大人の男を思わせます。
また、裸でベッドに横たわり、アナがベッドルームに入ってくると、彼女をみつめながら、半身を起こす動作も。
何もないのに、まるで、ラブシーンの様な、色気が漂っていました。
そして、あまりにも大人の男のような、その動作の一つ一つ、言葉の一つ一つに、見ている側も、ヒロインのアナと同様に、
「ああ、もしかしたら、この子は、本当に、生まれ変わりなのかもしれないなぁ」
と信じさせるオーラがありましたね。
私は、前知識無く、あらすじ程度しか知らないまま、この映画を鑑賞したので、これは、単なる生まれ変わりのファンタジー物語なのか、それとも、現実的な物語なのか、どちらなのかしら・・・とドキドキしながら見ることが出来ました。
そして、映画の作り自体も、見る側に、ファンタジーなのか、現実なのか、最後の最後まで分からないミステリアスさを漂わせながら、要所要所で、ヒントが混ぜ込んであったように思います。
そのため、とても引き込まれて見ることが出来ました。
そうそう。
これは、私の個人的に感じたことなのか、はたまた、意図してそう描かれていたのかは、分かりませんが。
アナの再婚相手のジョセフ・・・なんかヤな奴だったなぁ~A^^;;
とりあえず、ショーン少年と一緒になって、ヒロインに、この再婚は、止めろよ~と心の中で唱え続けていた私です。
最初ね、ヒロインは、ショーン少年のことを婚約者には隠しておくわけですよ。彼が怒ると思って。
でも、結局は、彼の知るところとなってしまって・・・案の定、彼は、激昂します。そして、ちょっと、大人げないのでは・・・という行動を多々取っていくのです。
そして、それが、ヒロインの心を彼の元から離れさせ、逆に、ショーン少年に向かわせる追い風にもなったのでは・・・と思いました。
確かに、ジョセフが激昂する気持ちは分かります。
アナは、10年経っても、死んだショーンを忘れていない。
「死」という永遠の別れの中では、ショーンは、アナにとって最高の伴侶のままで時が止まってしまうのです。憎しみ合ったりして離婚したわけでもなく、最愛の人のまま、突然、彼女の前から居なくなる・・・。
そんなショーンには、いえ、ショーンでなくても、死んだ人間に対して、生きている人間は、絶対に勝てないのですよね。
最高のままの姿で、生きた人間の中に生きつつづけるから。
そして、ジョセフは、それを知っているからこそ、常に、アナの中のショーンに対してコンプレックスを持っていたのではないのでしょうか?
だからこそ、ショーンの生まれ変わりと称する少年に対して、激昂する・・・。
気持ちは分かるのですが、どうも、ジョセフの諸処の行動が、気に入らなかった私。
もし、彼が、もっと冷静に大人らしく対処していれば・・・もしかしたら、アナの心は、少年に向かわなかったのかもしれない・・・と思いました。
色んな人の将来を変えてしまった、少年の出現。
たった10歳の少年の言動に、戸惑い、悩み、振り回されるたくさんの大人。
また、少年自身も、生まれ変わりという運命に苦悩する。
両者の葛藤が見応え有りました。
そして、本当に本当の真実は・・・実際に映画で見てみて下さいねっv