★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

フランス旅行記・その3★サント・シャペル、コンシェルジェリー→ノートルダム大聖堂etc編

2007年10月17日 | 旅行
昨日、耳鼻咽頭科に行ってきたのですが・・・。やはり、予想したとおり、風邪で喉を痛めたのが引き金となって、喉のもっと奥の方が炎症を起こしている・・・と診断されましたです。
咽頭炎と、食道炎を起こしているとのことでorz
道理で、水を飲んでもシミると思った・・・。炎症が酷いとのことで、昨日は、直接喉に薬を塗って貰ったり(ウゲっ)、吸飲をしたりの治療で。お薬も、炎症を抑える薬や抗生物質を処方されました。あと、うがい薬も、ね(^^)b まだ、昨晩と、今朝、昼・・・としか薬飲んでいないのですが・・・あまり、はかばかしく治ってない気が(×o×) まあ、もう少し、お薬続けたら治るかしら・・・。

風邪→喉の炎症は、ベルにとってはよく有ることでして。珍しいことではないのですが、こんなに酷く炎症が広がった経験は初めてなので、ちと、ツライです。でも、もう、耳鼻咽頭科にかかっているので、大丈夫ですよね(^^)b

それにしても。海外旅行から帰って、お腹を壊す・・・というのは、よく聞く話ですが、帰ってきてから、咽頭炎や食道炎を起こすという私って、一体??

つか。この日記、旅のレポートなのか、喉の症状レポートなのか、微妙になってきましたねA^^;; まあ、両方、合わせて楽しんでいただければ(笑)・・・と。

ではでは、昨日の続きです。ルーブルで昼食を食べた後の行動です♪♪

※     ※     ※     ※     ※

★10月4日 ~Prat2~★

名残惜しみながらもルーブルを後にして、セーヌ川沿いを歩きます。ポン・ヌフ橋、ポン・デザール橋が見えました。セール側沿いには、いろいろと小さな露店が出て居て、絵描きさんが絵を売ったりしていましたよ。

セーヌ川沿いの風景

そして、アンリ4世の頃からあると言う、ドフォーヌ広場を抜けて、サント・シャペル教会へ。

ドフォーヌ広場です。絵本の絵のような公園でした。中世のころからそのままで時間が止まっている公園だとか。

サント・シャペル教会。

ここは、フランス最古のステンドグラスが有名だそうです。
二階は、壁中一面のステンドグラス!!!!



サント・シャペル教会を出た後は、コンシェルジェリーを探していたのですが、見つからず・・・。フランスの最高裁判所に来てしまいました。

オットが、中に入りたいというので(なぜ?)、
「裁判所に勝手に入っても良いの???」
と言うと、
「当たり前やん、裁判所は、誰が入っても良い所やで」
と。
・・・でも、それは、日本のことであって、フランスではどうか分からないではないですか。しかも、我々、ガイジンがそんなこと入っていって、捕まったらどうしよう・・・とドキドキしながらも、でも、オットがズンズン中に入っていくので、私も一緒に入りました。大きな裁判所で、法廷番号がいっぱい表示してありました。そして、裁判官と思われる、黒いヒラヒラの服を着たオッチャンも発見。ロビーには銅像や石碑があったりで。私は、日本の裁判所に入ったことがないので分かりませんが、なんだか、すごく荘厳な雰囲気でした。でも、人はいっぱいで、皆、忙しげに行き来してましたです。

その裁判所のすぐ横が、コンシェルジェリー。というか、入り口は、裏手ですし、中は完全に別物ですが、裁判所と同じ建物だったのですよ。
この建物は、元々、中世の王宮。昔は、王宮の中に、裁判所や牢獄もあったとのことで、フランス革命時は、たくさんの人が閉じこめられたと言うことです。
そして、フランス革命時に、ここで、たくさんの裁判も行われ、多くの人が死刑(つまり、ギロチン行き)判決を受けたそうです。酷い裁判もあって、最後の方は、弁護士制度まで廃止されたとか(@A@; また、牢屋には、革命後、マリー・アントワネットも閉じこめられていたそうです。
19世紀くらいまでは、そのまま牢獄として使われていたそうですが、最近では、牢獄としての使用を止め、観光用に改装したとか。
という訳で、革命時の牢獄の様子が、人形を使って再現してありました。

マリー・アントワネットの礼拝堂や、マリー・アントワネットの独房もありました。
写真が暗いですが、分かるかしら? マリー・アントワネットの独房です。狭くて汚い独房です。

右側に粗末なベッド。そして、黒い布を被っているのが、囚われたマリー・アントワネットです。左には、小さな衝立があって、衛兵が常にそこで監視をしていて、プライベートも何も無かったそうです。
また、この牢獄では、拷問や惨殺戮などもたくさんあったとのことですorz 
余談ですが、ここを見学中に、私、物凄く体調が悪くなりました。もう、肩が重くて重くて、激しい頭痛がして(×o×) もう、これ以上、観光を続けられないくらい、頭が痛くて痛くて・・・。
予定では、この後、ノートルダム寺院でして。
フラフラしつつも、とりあえず、ノートルダム寺院までは歩きました。

でも、とてもじゃないですが、立ってられないくらいしんどかったので、寺院前の広場のベンチで、携帯していた頭痛薬を飲みまして。暫し、休憩。若干、復調したところで、寺院の中に入りました。
広い寺院で、観光の方意外にも、お祈りに来ていらっしゃる人もた~くさんです。
薄暗い寺院内に差し込むステンドグラスの光、仄かに揺れる蝋燭の火など、すごく神秘的というか、敬虔な雰囲気です。厳粛な気持ちになります。

ノートルダム寺院は、上の展望台にも上がれるのですよ。私たちの持っている「パリ・ミュージアム・パス」が使えます。
でも、残念ながら、私が、頭が痛いと言って広場で休んでいた間に、今日の分の、展望台見学の列が締め切られちゃってました(><) 列に並びに行こうと思ったら、「今日の列の終わりはココまで」とフランス語で書かれた看板が立ってて・・・。う~。惜しい(><) 私が、広場でグタグタ休んでいなかったら時間的に大丈夫だったでしょうに。。。
でも、中を見学できただけでも、良かったです。
というか、私が上に上がりたかったのは・・・。上に、ガーゴイルが乗っているのですよ、ノートルダム寺院って。そのガーゴイルを間近で見たかったのです。ディズニー映画の『ノートルダムの鐘』以来、あのガーゴちゃんが気になってて。

下から見上げて写真を撮ったガーゴちゃん。
そうそう。
コンシェルジェリーから、ずっと酷かった頭痛ですが、ノートルダムを後にする頃には、完治していました。頭痛薬が効いたのか。
はたまた。
コンシェルジェリーって、先ほども述べましたとおり、昔は、拷問や虐殺がいろいろと行われた恐~~~い場所でもあったのですよね。なので、まさかとは思いますが、そこで、何か、霊が乗っかってきて・・・で、ノートルダムで払われた・・・とか?? まさかねぇ~A^^;;恐

そして、そろそろ、夕食の時刻になってきました。どこかで食べに行っても良いのですが、いろいろと回って疲れていたので、もう、早くホテルに帰りたいというのもあって。途中、寿司カフェなどもあっても気になったのですが、海外で生魚(まあ、多分大丈夫だとは思うのですが)、しかも、オープンカフェで・・・というのも当たるのが恐かったので止めておきまして。結局、パリ市内アチコチにある「モノプリ」というスーパーでサラダなどお総菜を買って、ホテルのお部屋で食べました。
そうそう。
スーパーでお買い物するのも、ドキドキだったのですよ~。
だって、フランスのスーパーは、日本のスーパーとは買い物の仕方が全然違うのです。日本だと、レジに持っていったら、レジの人が、勝手に、カゴから出して値段を打ってくれるじゃないですか? でも、フランスでは、レジの人は、座っているのですよ。で、お客の方が、自分の買った物をカゴから出して、レジ近くにあるベルトコンベアーの上に乗せていくのです。で、商品がレジ係の人の所まで運ばれていくと、レジの人は、座ったまま、商品を手に取り金額を入力していきます。で、お客は、レジの人が金額を打ち終わった商品をすぐに買い物袋に詰めていく・・・という。なんか、手際よくやらないと、まごついたら、色んな人にご迷惑をかけそうなシステムですA^^;; なので、最初は、緊張しましたですよ~。

とはいえ、やはり、海外旅行の醍醐味は、その地での生活をすることかな~と私は思うのです。
もちろん、観光名所をピンポイントに行ってくれるツアーの方が、安全で、効率よく、よりたくさんの名所を回れてお得なのだろうなぁと思いますが、ツアーに入っちゃうと、こういう風に、地元のスーパーでお買い物なんて出来ないじゃないですか?
なので、こうして個人で動いて、地元のスーパーに入っていって、お買い物をして・・・という方が好きなのですよ~。
フランスの方々は、どんなものを買っているのか、どんな商品があるのか・・・というのを、直接肌で感じられて。これこそ、「海外にやってきたんだ!」と一番実感出来る瞬間だと思いました。

という訳で、トラブルもなく、無事、買い物を終え、夕食を調達完了。ホテルまで、歩いて帰りました。

・・・って、ルーブル→サント・シャペル教会・コンシェルジェリー→ノートルダム→パリ東駅→ホテル・・・って、かなりの距離歩いてるのでは??

うん、実によく歩きました~~~~~~。

という訳で、パリ滞在、一日目終了です★