★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

『鴨川ホルモー』満喫中♪

2009年10月19日 | 徒然なる日常
10月の上旬に発売だった、DVD『鴨川ホルモー』。

本編ディスクの方は、一通り見ました。
でも、まだ、CGメイキングなどの特典映像は見れていません~(>_<)
この映画、CG凄い(?)から、きっと、メイキングも楽しいだろうなぁ~と思います。

『鴨川ホルモー』の「ホルモー」というのは、陰陽道のオニ(式神)を使ったバトルのコトでして。
二浪して京大に入学したものの、目的意識を失って5月病真っ只中だった主人公の安倍明が、先輩の口車に乗せられて行った新歓コンパ。
それが、京大青竜会というサークル。
全然入る気無かったのに、コンパで一目惚れした美女、早良京子に惹かれて彼も入部。
単なる、イベント系サークルだと思っていた、京大青竜会でしたが、実は、陰陽道の式神を使ってバトルをするというスポーツ(?)のサークルだったと分かり・・・でも、辞めるに辞められなくなって・・・・という物語なのですが。

昨夜は、まだ、本編DVDの方を見ていなかったオットと一緒に、もう1回、本編ディスクの方を鑑賞しました。

この映画は、オットと一緒に映画館で見たのですが、私は、映画館で見たときから、「超面白いvvv 最高!!!」って言っていたのに対し、オットは、「面白いけど、主人公がダメダメやん~」みたいなこと言ってたのですよねA^^;;

昨夜、改めて、DVDを見直しても、オットはやはり、この物語の主人公・安倍明を好きになれないようで(^^;

映画を見ながら、
「コイツ、絶対、アカンで~」
の連発でした・爆

とりあえず、安倍明の言動、ひとつひとつに、
「ホラ、こういう所ぉぉぉ~(--;」
とか、
「とりあえず、共感出来ひんタイプの主人公やんな~」
とか、
「絶対、コイツ、酷い人やで。こういうタイプは、異性にも好かれへんし、同性からも嫌われるタイプや」
とか、言いたい放題で・笑

わたし的には、そ~かなぁ?という感じで。
別に、そういうの気にならなかったけど。単に、気の弱い男子としか思わなかったけどなぁ。
・・・もしかして、山田孝之さんのイケメン効果で、目がくらんで居るのでしょうかね?爆

でもでも。
た・し・か・に!!!!

そう言われてみると、物語前半くらいまでの安倍って、結構ヤな奴かもしれない~とは、気付いたデス。

てか、安倍って、良く言えば、気が優しい。
でも、悪くと言うと、気が弱いというか、チキンなところがあって。

でもでも。
単純に気の弱い優しい人ではないから、ちょっとタチが悪いのかなぁとも思ったです。
よく見てると、安倍って、接する人に対して、全部態度が違うのですよね(^0^;

お人好しな友人・高村に対しては、自分の都合良いように利用してるし。
その一方で、自分が恋してる早良さんには、凄く優しくていい顔ばっかり見せてる。
じゃあ、女の子には優しいのか・・・というと、そうでもなくて。
あまり可愛くない・・・というか、自分が「女性」として対象にしていない、凡ちゃんには、露骨に冷たいというか、露骨に横柄。
んで、自分より強そうな芦屋に対しては、あまり強気に出られない。
・・・みたいな?(^m^)笑

なるほど。

自分が女性だからか、安倍のそういうヤな所って、全然っ、気が付かなかったのですが(イケメソ効果?)、男性の目から見ると、こういうタイプの男は同性から嫌われるのかも知れないなぁ~と思いました。


ホルモー初戦の時も。
本来なら、超ピンチだった、友人の高村を助けるべきなのに、自分が好きな早良さんを助ける方を選んで・・・。
その所為で、高村は、どんでもない目に逢うわけですし。

ライバル役の芦屋も、すんごく嫌なキャラだけど、
「あの場合は、どう考えても、早良じゃなくて、高村を助けるべきだっただろうが! 女の前ばっかりで良いカッコしやがって!!」
って怒るのは、確かに、正しいなぁと思ったモンね~っ。

でも、そんな安倍が、ホルモーを通して成長していく話なので、最初は、どんなにダメ君でも、無問題でありますよ(//▽//)
つか、ダメダメ君なんだけど、なんか、憎めないキャラなのですよね~、安倍って。

・・・・・やっぱり、イケメソ効果ですか・・・・?笑


それにしても、改めて見てみると、本当に面白い映画です~。
舞台が京都というのも、すごく嬉しいところですし。
最初から最後まで、爆笑の連続!

てか☆

昨日もDVD見ながら、話していたのですが。
映画の中の、「吉田代替りの儀」・・・。
吉田神社、よく、許可したなぁ~と思います・爆

吉田神社というのは、京大のすぐ裏手、吉田山にある神社でして。
ホント、目と鼻の先、すぐ近くの神社です。

その吉田神社の境内で、青竜会1年生達が、初めて「オニ使い」としいてデビューする儀式を行うのですが・・・。

その儀式というのが・・・全裸で「レナウン娘」を歌い踊る・・・というとんでもない儀式!(大爆笑)

多分、「天の岩戸伝説」をパロっているのだとは思いますが、よく、吉田神社、許可したよなぁ~とシミジミ。
まあ、境内で全裸で踊るシーンは、ロケではないのかもしれないけど・・・それにしても、自分トコの神社の境内で、そんなとんでもない儀式をする設定で映画撮るとか・・・・・・よくOKしたと(爆)
太っ腹だぜ、吉田神社様!

・・・と。

実際にある神社とかが出てくるお陰で、京都をよく知ってる私から見ると、ファンタジーなんだけど、すごくリアリティがあるのですよね。


そんな感じで、大爆笑な鴨川ホルモー。
山田孝之さんファンの方には、是非、見て欲しい映画です。
多分、普段とは違う、山田さんが見られますよぉ(*><*)b
陰陽道のお勉強にもなります(嘘です)。

ど~でも良いけど、来月頭は、いよいよ『MW』のDVD発売なのですが。
オットが、
「『ホルモー』の印象が強すぎて、『MW』の賀来神父を見ても、安倍にしか見えないような気がする・・・」
と・・・。

そんな、やめてぇぇぇ(@A@;

でも、私も、今、ホルモー見まくってるからなぁA^^;;
『MW』見ながら、「ゲロンチョリ~」が頭をよぎったら、どうしようorz