昨日は『ライフ・オブ・パイ』と、『バチェロレッテ』を見てきました~。
という訳で、ボチボチと感想をUPしていきたいと思います。
まずは『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』から(^^)b
■『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』予告編
ヒロインのレーガンは、高校時代の同級生ベッキーから結婚が決まったことを知らされます。
自分より明らかに容姿が劣っているベッキーの結婚に、レーガンは少なからず、ショックを受けつつも、早速、高校時代の他の友人に連絡。
高校時代に仲良しグループだった、ジェナとケイティもまた、レーガン同様に、ベッキーの結婚にショックを受けるのでした。
そんな彼女達のことを、ずっと親友だと思っているベッキーは、結婚式や前夜パーティに彼女達を招待。
でも、それぞれがそれぞれに気が立ってて、大きな諍いに。
そして、そんな憂さを晴らそうと、ハメを外し過ぎた3人は、悪気はなかったものの、ベッキーのウエディングドレスを破ってしまいます。
結婚式は、翌日。
それまでにドレスを何とかしないと!!??
そして、ドレスを直すために徹夜で奔走する彼女達なのですが、そんな中で、なぜ自分は満たされていないのか・・・その問題に気付き、今まで自分が見失っていたものを見つけていくのでした・・・。
この映画、元々は、オフ・ブロードウェイで人気したお芝居だそう。
それで、ちょっと興味を持っていました。
人気舞台の映画化といえば、昨年だったかの『おとなのけんか』を思い出しますね。
『おとなのけんか』は、映画版も、マンションの一室のみが舞台~~という感じで。映画なんだけど、舞台芝居の様な印象が濃かったですが。
でもでも、『バチェロレッテ』は、人も場面もコロコロと動くし変わる。
とてもアクティブでした。
とはいえ、立て板に水のごときセリフが多かったり、登場人物がやたらとキレ気味だったりするのは・・・やっぱり、元々が舞台作品だからかなぁと思いましたです。
88分という、映画としては、かなり短めな作品なのですが。。。な~んか、めちゃ長く感じたのは私だけ?(笑)
その理由は、上にも書いた通り、登場人物が、皆それぞれヒステリックなのですよね(^^;;
それだと思う。
・・・ずっとヒスってるのを見てると疲れた(^^;;
ヒロインのレーガンは、物凄い完璧主義者。
良い大学を出ていることが誇りだし、手に職もある。恋人は研修医だし、ホント、絵に描いたような、充実したキャリアウーマン。
そんな彼女ゆえに、心のどこかで自分より低く見ていた、容姿がイマイチな友達・ベッキーが、イケメンで金持ちな男性と結婚することが大ショック。
でも、持ち前の完璧主義、仕切り屋、何より、プライドの高さゆえに、そんな動揺はおくびにも出さず、祝福してる顔をして、結婚パーティや結婚式の幹事を引き受けるのですよね。
けれども、そんな彼女の努力をよそに、学生時代に仲良しグループだった、あとの二人・・・ジェナとケイティがハチャメチャをするから・・・もう、ブチキレてます。。。って感じ。
ジェナとケイティも、同様で、自分より容姿が優れていない友人の結婚を素直に喜べない。
そのため、前夜祭でもどこか嫌味っぽくなったり、皮肉っぽくなったりで場をシラケさせたり。
はたまた、幸せ絶頂なハズの花嫁は花嫁で、やはり、結婚前夜のマリッジブルーな所為か、気が立ってて苛々。
ついでに、花嫁の母親も苛々してる感じでしたね。
という感じで、とにかく、登場人物の女性陣は、皆、ヒスってる感じで。
終始、叫んだりわめいたり・・・ってセリフが多かった気がします。
で、そんな、女たちのドロドロ感情が描かれるのか・・・というと。それはそうでもなくって。
物語のメインは、翌朝の結婚式までに、破れてしまったウエディングドレスを直すこと・・・なんですよね。
そして、その破れたドレスを直すために、奔走する3人が、段々と、友情に気が付いて行ったり、自分が見失っていたものを見つけたりする~~というお話。
物語の冒頭はね、ちょっと気ぃ悪いです。
学生時代の仲良し4人組。
内3人は、学生時代から美人でモテモテだったんだけど。
アラサーになった現在では、何か、満たされてなくて、鬱屈したものを抱えて生きてて。だけど、自分自身では、それにが付いてない・・・って感じ。
そんな中で、仲間内でも、一番容姿がパッとしなかった子が、結婚・・・それも、イケメンのお金持ちと・・・っていうから、さあ大変!って感じなんだけど。
彼女たちの反応が・・・ね(--;
アンタら、本当に友達なの!!!!????(怒)っていうくらい感じ悪かった・・・。
っていうか、意外だったのは、あまりアメリカの文化というか風潮に詳しくないからわからないけど・・・アメリカの女性は、もっと、こう、個人主義というか。
結婚云々に拘りすぎたりしないようなイメージがあったのですが・・・。
違うのかな?
でも。
映画を見てて思ったのは。
もしかしたら、彼女たちが羨んだり、嫉妬したりしたのは、「結婚」ではなくて、「幸せ」に対するものだったのではないかなぁ・・・と。
たまたま、その形が「結婚」だっただけで。
例えば、ベッキーが「結婚」ではない違う形で成功しても、やっぱり、ねたんだりしたのではないかなぁ・・・と。
それは、彼女たちが、皆、現状に満足していない・・・っていうか、本当は孤独を抱えていたからじゃないのかなぁって。
そう感じました。
で。
まあ、そんな彼女達が、結婚前夜に悪ふざけが過ぎてしまって。。。。
体格の良いベッキーのウエディングドレスを、二人で着る・・・っていうお馬鹿なことをやらかしてとまうんですよ。
その結果、ドレスは無残にも裂けちゃって。
でもでも、明日の朝には結婚式。どうしよう><と、大わらわになる訳です。
それにしても。
このウエディングドレスの件に関しては・・・いくら何でも、おイタが過ぎたのでは・・・と思いました。
やっても良いおフザケと、悪いおフザケがあるでしょ?と。
でも。
ドレスを破ってしまった3人は、そのまま凍り付いて。
「どうしよう・・・・」
って青くなるのですね。
やってしまったことは、許されるようなことじゃないけど。
でも、そこで我に返ったっていうことは、一応、「自分が悪い事をした」っていう自覚がある訳で。
そして、ちょっと的外れながらも、なんとかしようと奔走する。
冒頭の印象ほど、皆、性格の悪い子達ではないのかもしれないと感じました。
こうして、ドレスの一件で走り回るうちに、3人の内面的なものも段々垣間見えてくるのですよね。
わたし的には、最初、一番苦手だったジェナが、なんだか段々好きになってきたのですよね。
彼女は最初は、とにかく下品だし、誰彼かまわず寝ちゃうようなトコもある。
でも。
実は、彼女にはティーンの時の恋愛のトラウマがあって。
そこから一歩も踏み出せないままだったっていうのがわかったとき。
彼女が凄くか弱い女の子に見えたのですよね。
きっと、彼女の恋愛時間は、ティーンのまま止まっているのではないかな・・・と。
そして。
やたらとハッパをヤってはラリってるケイティ。
彼女も、恋愛の仕方(もしかしたら、人との付き合い方)を知らなかっただけ。
「恋愛って何をしていいのかわからない。今までも、付き合った人とは、エッチをするか、ハッパをするかしか、してなかったから」
っていう台詞。なんか切なかったです。
もしかしたら、美人ゆえに、外見だけに惹かれて、彼女自身を見ようとしない男たちしか周りに居なかったのかもしれないね・・・と。
それはそれで、哀しい事だし。
そしてそして。
そんな彼女たちのまとめ役でもあるレーガン。
彼女も、常に完璧を求めてキレてる感じだったけど。
実は、凄く友達思いな子。
もしかしたら、彼女自身気づいていなかったのかもしれないけど。
彼女は、凄く友達のことを気にかけてあげて行動してるのですよね。
そしてそしてそして。
花嫁のベッキー。
出番は少ないし、最初の方で、友人たちの非常識にキレちゃったけど(っていうか、あれはキレて当然、ジェナやケイティが非常識過ぎ)、彼女もめっちゃ良い子。
学生時代にトイレで吐いてたエピソードは、実は、ベッキーではなくてレーガンのことだったのですよね。でも、ベッキーは、レーガンを庇って、過食してるのは自分だ・・・と身代わりになってた。
その所為で、周りから「そんなに吐いてても、まだ太ってるの~www」とか、散々からかわれても・・・でも、真実は言わないままだった・・・って。
めっちゃ、優しいじゃん!!
花婿が、彼女のことを「理想の女性」って言ってたの分かる気がします。
友達の結婚式の前夜。
ドタバタハチャメチャしながらも、なんじゃーかんじゃーで、皆、幸せを見つけたり、自分らしさを取り戻したりして。
最終的には、心から友達の幸せを祝福する。
ちょっとご都合主義的な展開は否めないけど、ラストシーンは好きでした。
という訳で、ボチボチと感想をUPしていきたいと思います。
まずは『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』から(^^)b
■『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』予告編
ヒロインのレーガンは、高校時代の同級生ベッキーから結婚が決まったことを知らされます。
自分より明らかに容姿が劣っているベッキーの結婚に、レーガンは少なからず、ショックを受けつつも、早速、高校時代の他の友人に連絡。
高校時代に仲良しグループだった、ジェナとケイティもまた、レーガン同様に、ベッキーの結婚にショックを受けるのでした。
そんな彼女達のことを、ずっと親友だと思っているベッキーは、結婚式や前夜パーティに彼女達を招待。
でも、それぞれがそれぞれに気が立ってて、大きな諍いに。
そして、そんな憂さを晴らそうと、ハメを外し過ぎた3人は、悪気はなかったものの、ベッキーのウエディングドレスを破ってしまいます。
結婚式は、翌日。
それまでにドレスを何とかしないと!!??
そして、ドレスを直すために徹夜で奔走する彼女達なのですが、そんな中で、なぜ自分は満たされていないのか・・・その問題に気付き、今まで自分が見失っていたものを見つけていくのでした・・・。
この映画、元々は、オフ・ブロードウェイで人気したお芝居だそう。
それで、ちょっと興味を持っていました。
人気舞台の映画化といえば、昨年だったかの『おとなのけんか』を思い出しますね。
『おとなのけんか』は、映画版も、マンションの一室のみが舞台~~という感じで。映画なんだけど、舞台芝居の様な印象が濃かったですが。
でもでも、『バチェロレッテ』は、人も場面もコロコロと動くし変わる。
とてもアクティブでした。
とはいえ、立て板に水のごときセリフが多かったり、登場人物がやたらとキレ気味だったりするのは・・・やっぱり、元々が舞台作品だからかなぁと思いましたです。
88分という、映画としては、かなり短めな作品なのですが。。。な~んか、めちゃ長く感じたのは私だけ?(笑)
その理由は、上にも書いた通り、登場人物が、皆それぞれヒステリックなのですよね(^^;;
それだと思う。
・・・ずっとヒスってるのを見てると疲れた(^^;;
ヒロインのレーガンは、物凄い完璧主義者。
良い大学を出ていることが誇りだし、手に職もある。恋人は研修医だし、ホント、絵に描いたような、充実したキャリアウーマン。
そんな彼女ゆえに、心のどこかで自分より低く見ていた、容姿がイマイチな友達・ベッキーが、イケメンで金持ちな男性と結婚することが大ショック。
でも、持ち前の完璧主義、仕切り屋、何より、プライドの高さゆえに、そんな動揺はおくびにも出さず、祝福してる顔をして、結婚パーティや結婚式の幹事を引き受けるのですよね。
けれども、そんな彼女の努力をよそに、学生時代に仲良しグループだった、あとの二人・・・ジェナとケイティがハチャメチャをするから・・・もう、ブチキレてます。。。って感じ。
ジェナとケイティも、同様で、自分より容姿が優れていない友人の結婚を素直に喜べない。
そのため、前夜祭でもどこか嫌味っぽくなったり、皮肉っぽくなったりで場をシラケさせたり。
はたまた、幸せ絶頂なハズの花嫁は花嫁で、やはり、結婚前夜のマリッジブルーな所為か、気が立ってて苛々。
ついでに、花嫁の母親も苛々してる感じでしたね。
という感じで、とにかく、登場人物の女性陣は、皆、ヒスってる感じで。
終始、叫んだりわめいたり・・・ってセリフが多かった気がします。
で、そんな、女たちのドロドロ感情が描かれるのか・・・というと。それはそうでもなくって。
物語のメインは、翌朝の結婚式までに、破れてしまったウエディングドレスを直すこと・・・なんですよね。
そして、その破れたドレスを直すために、奔走する3人が、段々と、友情に気が付いて行ったり、自分が見失っていたものを見つけたりする~~というお話。
物語の冒頭はね、ちょっと気ぃ悪いです。
学生時代の仲良し4人組。
内3人は、学生時代から美人でモテモテだったんだけど。
アラサーになった現在では、何か、満たされてなくて、鬱屈したものを抱えて生きてて。だけど、自分自身では、それにが付いてない・・・って感じ。
そんな中で、仲間内でも、一番容姿がパッとしなかった子が、結婚・・・それも、イケメンのお金持ちと・・・っていうから、さあ大変!って感じなんだけど。
彼女たちの反応が・・・ね(--;
アンタら、本当に友達なの!!!!????(怒)っていうくらい感じ悪かった・・・。
っていうか、意外だったのは、あまりアメリカの文化というか風潮に詳しくないからわからないけど・・・アメリカの女性は、もっと、こう、個人主義というか。
結婚云々に拘りすぎたりしないようなイメージがあったのですが・・・。
違うのかな?
でも。
映画を見てて思ったのは。
もしかしたら、彼女たちが羨んだり、嫉妬したりしたのは、「結婚」ではなくて、「幸せ」に対するものだったのではないかなぁ・・・と。
たまたま、その形が「結婚」だっただけで。
例えば、ベッキーが「結婚」ではない違う形で成功しても、やっぱり、ねたんだりしたのではないかなぁ・・・と。
それは、彼女たちが、皆、現状に満足していない・・・っていうか、本当は孤独を抱えていたからじゃないのかなぁって。
そう感じました。
で。
まあ、そんな彼女達が、結婚前夜に悪ふざけが過ぎてしまって。。。。
体格の良いベッキーのウエディングドレスを、二人で着る・・・っていうお馬鹿なことをやらかしてとまうんですよ。
その結果、ドレスは無残にも裂けちゃって。
でもでも、明日の朝には結婚式。どうしよう><と、大わらわになる訳です。
それにしても。
このウエディングドレスの件に関しては・・・いくら何でも、おイタが過ぎたのでは・・・と思いました。
やっても良いおフザケと、悪いおフザケがあるでしょ?と。
でも。
ドレスを破ってしまった3人は、そのまま凍り付いて。
「どうしよう・・・・」
って青くなるのですね。
やってしまったことは、許されるようなことじゃないけど。
でも、そこで我に返ったっていうことは、一応、「自分が悪い事をした」っていう自覚がある訳で。
そして、ちょっと的外れながらも、なんとかしようと奔走する。
冒頭の印象ほど、皆、性格の悪い子達ではないのかもしれないと感じました。
こうして、ドレスの一件で走り回るうちに、3人の内面的なものも段々垣間見えてくるのですよね。
わたし的には、最初、一番苦手だったジェナが、なんだか段々好きになってきたのですよね。
彼女は最初は、とにかく下品だし、誰彼かまわず寝ちゃうようなトコもある。
でも。
実は、彼女にはティーンの時の恋愛のトラウマがあって。
そこから一歩も踏み出せないままだったっていうのがわかったとき。
彼女が凄くか弱い女の子に見えたのですよね。
きっと、彼女の恋愛時間は、ティーンのまま止まっているのではないかな・・・と。
そして。
やたらとハッパをヤってはラリってるケイティ。
彼女も、恋愛の仕方(もしかしたら、人との付き合い方)を知らなかっただけ。
「恋愛って何をしていいのかわからない。今までも、付き合った人とは、エッチをするか、ハッパをするかしか、してなかったから」
っていう台詞。なんか切なかったです。
もしかしたら、美人ゆえに、外見だけに惹かれて、彼女自身を見ようとしない男たちしか周りに居なかったのかもしれないね・・・と。
それはそれで、哀しい事だし。
そしてそして。
そんな彼女たちのまとめ役でもあるレーガン。
彼女も、常に完璧を求めてキレてる感じだったけど。
実は、凄く友達思いな子。
もしかしたら、彼女自身気づいていなかったのかもしれないけど。
彼女は、凄く友達のことを気にかけてあげて行動してるのですよね。
そしてそしてそして。
花嫁のベッキー。
出番は少ないし、最初の方で、友人たちの非常識にキレちゃったけど(っていうか、あれはキレて当然、ジェナやケイティが非常識過ぎ)、彼女もめっちゃ良い子。
学生時代にトイレで吐いてたエピソードは、実は、ベッキーではなくてレーガンのことだったのですよね。でも、ベッキーは、レーガンを庇って、過食してるのは自分だ・・・と身代わりになってた。
その所為で、周りから「そんなに吐いてても、まだ太ってるの~www」とか、散々からかわれても・・・でも、真実は言わないままだった・・・って。
めっちゃ、優しいじゃん!!
花婿が、彼女のことを「理想の女性」って言ってたの分かる気がします。
友達の結婚式の前夜。
ドタバタハチャメチャしながらも、なんじゃーかんじゃーで、皆、幸せを見つけたり、自分らしさを取り戻したりして。
最終的には、心から友達の幸せを祝福する。
ちょっとご都合主義的な展開は否めないけど、ラストシーンは好きでした。