先週見た、映画『チャッピー』の予告編を(*^^*)
ロボットものは大好きなので、予告編から気になっていました、チャッピー。
映画館のロビーにあった、大きなチャッピーの立看板も、目に付いて、惹かれるものかありましたし、ね(^m^)
映画、凄く良かったですよ!
色々な意味で面白かったっ。
■映画『チャッピー』予告編
舞台となるのは、2016年、南アフリカのヨハネスブルク。
治安の悪いこの都市では、毎年、大量の警察官が命を落としていました。
そのため、警察の犠牲者を何とか減らそうと、警察用のドロイドが開発されます。
ヒト型をした、このドロイドのお蔭で、警察の殉職者は激減。
犯罪も激減。
警察用ドロイドの効果は、てきめんでした。
その開発者であるディオンは、世界初の自身で感じ、考え、成長することができる人工知能搭載ロボットを開発するものの、ギャング団に誘拐されてしまい、そこで、脅迫されるままに、その人工知能搭載ロボット・チャッピーを起動させます。
チャッピーを自分達の悪事の手下にしようと企んでいたギャング達ですが、起動したばかりのチャッピーは、人間の赤ちゃんも同様。
しかし、ギャング達に育てられることになったために、チャッピーは純粋な心を持ちながらも、彼らの犯罪に加担していくことになります。
そんな時、ディオンの同僚で、やはり、ドロイドの開発者であるヴィンセントは、自分の開発したドロイドは見向きもされないのに対し、ディオンのドロイドばかりが需要を伸ばしていく現状に激しい不満と恨みを募らせていました。
そのため、ヴィンセントは、警察用のドロイドをハッキングして、機能停止にし。
その混乱に乗じて、自分の開発した方のロボットを売り込む作戦を立てるのでした。
警察用の全ドロイドが停止し、混乱を極め、犯罪が横行しまくる街。
しかし、ヴィンセントは、最早、私怨としか思えない暴走ぶりで、チャッピーやディオン達を殺しにかかり。
そんな時、チャッピーが下した決断とは・・・。
実は、私、映画館で見る短い予告編くらいの前知識しかなかったのですよ。
なので、実際に映画を見てみて・・・なんというか、設定もストーリーも、結末も、全てが、想定の範囲外、想像の上を行ってて、とにかくとにかく、ビックリでした。
でも、色々と想定外だった故に、「こういうロボット物だろうなぁ」という最初の予想というか、定番ストーリーではなくって、実に新鮮で良かったです。
知能や感情を持って生まれたロボット・チャッピー。
てっきり、そんな彼の存在の是非を問うようなテーマかと思いきや・・・。
色々、訳あって、ギャング団によって、彼らの悪事の仲間になるように育てられてしまうチャッピー。
ギャング達は、最初、無敵な強奪マシンとして、チャッピーに期待を寄せるわけですが。
誕生したばかりのチャッピーは、人間の赤ちゃんと同じで。
何も知らない、何もできない、真っ白な状態。
それが、ちょっとずつ、人間の赤ちゃんが子供になり、大人になって行くように、成長していくのですよね。
しかも、ロボットですから、人間と違って、その速度は高速です。
で。
とにかく、このチャッピーが可愛いのです!!
凄く純真っていうか。
そう、きっと、人間以上に純粋で綺麗な心を持っているのですよね。
ギャングに育てられた故に、お行儀の悪い言動をしたり、騙されて悪い事をしちゃったりもするのですが、でも、凄く良い子(←日本語、矛盾してますが・笑)
そんなチャッピーに、悪党達も段々と感化されて行く過程も興味深かったです。
特に、ギャング団の女の子。
起動したチャッピーが、本当に純粋無垢な赤ちゃんみたいだったので、完全に、母性本能を刺激されて、実に良い「お母さん」になっていましたよね。
チャッピーも「マミー」って呼んで、凄く懐いていたし。
私、冒頭のシーンでは、あの女の人も苦手だったんだけど、チャッピーがやって来てからは、めっちゃ好きになりました。
魂の話をしていた時もそうなんだけど、悪党で、これまでもきっといっぱい犯罪を犯してきてるんだろうけど、本当は、悪い人ではないんじゃないかなぁって。
あの悪党グループが、チャッピーを通して、「家族」みたいになっていくラストはウルっと来たなぁ。
正直な話、彼らは、犯罪者だし、あれだけ悪事をやらかして来てて・・・こう言っては悪いですが、いわゆる「ロクな死に方しないよ」って思うレベルなのですよね。
それでも。
それなのに。
ラストは物凄く悲しくなったのです。
悪党なのに、どこか憎めないというか。
てか。
もしかしたら、彼らも、根は悪人ではないんだけど、犯罪を犯さないと生きていけなかった・・・そういう事情でもあったのかな? あの極限の環境においては・・・と、ちょっと思ったけど。
でも、そんなの言い訳にならないですよね。
やっぱり、犯罪はダメ!!
なんだけど。
ちょっと、感情移入しちゃったのは、チャッピーが居たからかな?(笑)
ギャング団に育てられた故に、そして、自らの「生きていたい」という願望故に、現金輸送車を襲ってしまうチャッピー。
折しも、警察用ドロイドのハッキングにより、益々、事態は混乱を極める訳ですが。
でもでも。
完全に私利私欲や私怨で、警察ドロイドをハッキングし、チャッピーを完全な悪者にし、そして、何かに憑りつかれたかのように、殺戮をするヴィンセントを見ていたら。
どっちが人間で、どっちがロボットなのか、分からなくなっちゃいましたよ。
ヒュー・ジャックマン演じる、ヴィンセント、良かったですよ~。
彼がこういう悪役を演じるのは、珍しいですよね。
巨大な殺戮マシンを操る、憑りつかれたような表情は、ゾッとするくらい怖かったです。
ヒュー様の怪演が、超見所だと思います。
そしてそして。
映画を見ながら、「このお話の結末、どう決着が付くの??」
と思いきや、まさかまさかの、想定外の結末。
これは本当に衝撃的でした。
ちょっと、映画『トランセンデンス』っぽくもあるかな?
益々、人間とロボットの違いって何だろう?って考えさせられちゃいました。
自分で考え、動き、感情を持つロボットと言えば。。。。
日本人にとっては、凄く身近な存在が居ますよね(^m^)
そう。
ドラえもん(≧▽≦)!!!!!!
こういうロボット物のSFを見る度に、いつも、ドラえもんのハイスペックさには感動します(笑)
遠い未来、人間とロボットが普通にお友達になれる世の中になるのかなぁ?とか、ロボット好きとしては、ついつい、想像したり、期待したりしちゃうのでした。
ロボットものは大好きなので、予告編から気になっていました、チャッピー。
映画館のロビーにあった、大きなチャッピーの立看板も、目に付いて、惹かれるものかありましたし、ね(^m^)
映画、凄く良かったですよ!
色々な意味で面白かったっ。
■映画『チャッピー』予告編
舞台となるのは、2016年、南アフリカのヨハネスブルク。
治安の悪いこの都市では、毎年、大量の警察官が命を落としていました。
そのため、警察の犠牲者を何とか減らそうと、警察用のドロイドが開発されます。
ヒト型をした、このドロイドのお蔭で、警察の殉職者は激減。
犯罪も激減。
警察用ドロイドの効果は、てきめんでした。
その開発者であるディオンは、世界初の自身で感じ、考え、成長することができる人工知能搭載ロボットを開発するものの、ギャング団に誘拐されてしまい、そこで、脅迫されるままに、その人工知能搭載ロボット・チャッピーを起動させます。
チャッピーを自分達の悪事の手下にしようと企んでいたギャング達ですが、起動したばかりのチャッピーは、人間の赤ちゃんも同様。
しかし、ギャング達に育てられることになったために、チャッピーは純粋な心を持ちながらも、彼らの犯罪に加担していくことになります。
そんな時、ディオンの同僚で、やはり、ドロイドの開発者であるヴィンセントは、自分の開発したドロイドは見向きもされないのに対し、ディオンのドロイドばかりが需要を伸ばしていく現状に激しい不満と恨みを募らせていました。
そのため、ヴィンセントは、警察用のドロイドをハッキングして、機能停止にし。
その混乱に乗じて、自分の開発した方のロボットを売り込む作戦を立てるのでした。
警察用の全ドロイドが停止し、混乱を極め、犯罪が横行しまくる街。
しかし、ヴィンセントは、最早、私怨としか思えない暴走ぶりで、チャッピーやディオン達を殺しにかかり。
そんな時、チャッピーが下した決断とは・・・。
実は、私、映画館で見る短い予告編くらいの前知識しかなかったのですよ。
なので、実際に映画を見てみて・・・なんというか、設定もストーリーも、結末も、全てが、想定の範囲外、想像の上を行ってて、とにかくとにかく、ビックリでした。
でも、色々と想定外だった故に、「こういうロボット物だろうなぁ」という最初の予想というか、定番ストーリーではなくって、実に新鮮で良かったです。
知能や感情を持って生まれたロボット・チャッピー。
てっきり、そんな彼の存在の是非を問うようなテーマかと思いきや・・・。
色々、訳あって、ギャング団によって、彼らの悪事の仲間になるように育てられてしまうチャッピー。
ギャング達は、最初、無敵な強奪マシンとして、チャッピーに期待を寄せるわけですが。
誕生したばかりのチャッピーは、人間の赤ちゃんと同じで。
何も知らない、何もできない、真っ白な状態。
それが、ちょっとずつ、人間の赤ちゃんが子供になり、大人になって行くように、成長していくのですよね。
しかも、ロボットですから、人間と違って、その速度は高速です。
で。
とにかく、このチャッピーが可愛いのです!!
凄く純真っていうか。
そう、きっと、人間以上に純粋で綺麗な心を持っているのですよね。
ギャングに育てられた故に、お行儀の悪い言動をしたり、騙されて悪い事をしちゃったりもするのですが、でも、凄く良い子(←日本語、矛盾してますが・笑)
そんなチャッピーに、悪党達も段々と感化されて行く過程も興味深かったです。
特に、ギャング団の女の子。
起動したチャッピーが、本当に純粋無垢な赤ちゃんみたいだったので、完全に、母性本能を刺激されて、実に良い「お母さん」になっていましたよね。
チャッピーも「マミー」って呼んで、凄く懐いていたし。
私、冒頭のシーンでは、あの女の人も苦手だったんだけど、チャッピーがやって来てからは、めっちゃ好きになりました。
魂の話をしていた時もそうなんだけど、悪党で、これまでもきっといっぱい犯罪を犯してきてるんだろうけど、本当は、悪い人ではないんじゃないかなぁって。
あの悪党グループが、チャッピーを通して、「家族」みたいになっていくラストはウルっと来たなぁ。
正直な話、彼らは、犯罪者だし、あれだけ悪事をやらかして来てて・・・こう言っては悪いですが、いわゆる「ロクな死に方しないよ」って思うレベルなのですよね。
それでも。
それなのに。
ラストは物凄く悲しくなったのです。
悪党なのに、どこか憎めないというか。
てか。
もしかしたら、彼らも、根は悪人ではないんだけど、犯罪を犯さないと生きていけなかった・・・そういう事情でもあったのかな? あの極限の環境においては・・・と、ちょっと思ったけど。
でも、そんなの言い訳にならないですよね。
やっぱり、犯罪はダメ!!
なんだけど。
ちょっと、感情移入しちゃったのは、チャッピーが居たからかな?(笑)
ギャング団に育てられた故に、そして、自らの「生きていたい」という願望故に、現金輸送車を襲ってしまうチャッピー。
折しも、警察用ドロイドのハッキングにより、益々、事態は混乱を極める訳ですが。
でもでも。
完全に私利私欲や私怨で、警察ドロイドをハッキングし、チャッピーを完全な悪者にし、そして、何かに憑りつかれたかのように、殺戮をするヴィンセントを見ていたら。
どっちが人間で、どっちがロボットなのか、分からなくなっちゃいましたよ。
ヒュー・ジャックマン演じる、ヴィンセント、良かったですよ~。
彼がこういう悪役を演じるのは、珍しいですよね。
巨大な殺戮マシンを操る、憑りつかれたような表情は、ゾッとするくらい怖かったです。
ヒュー様の怪演が、超見所だと思います。
そしてそして。
映画を見ながら、「このお話の結末、どう決着が付くの??」
と思いきや、まさかまさかの、想定外の結末。
これは本当に衝撃的でした。
ちょっと、映画『トランセンデンス』っぽくもあるかな?
益々、人間とロボットの違いって何だろう?って考えさせられちゃいました。
自分で考え、動き、感情を持つロボットと言えば。。。。
日本人にとっては、凄く身近な存在が居ますよね(^m^)
そう。
ドラえもん(≧▽≦)!!!!!!
こういうロボット物のSFを見る度に、いつも、ドラえもんのハイスペックさには感動します(笑)
遠い未来、人間とロボットが普通にお友達になれる世の中になるのかなぁ?とか、ロボット好きとしては、ついつい、想像したり、期待したりしちゃうのでした。