★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

お芝居、行ってきます(≧∇≦)

2013年03月21日 | 徒然なる日常
ケータイから、おはようございます(*^o^*)


今日は、お友達とお芝居見て来ます。


10時半に新大阪駅で待ち合わせなので、私も余裕を持って、8時半には家を出ました。


現在、新大阪駅に向けて移動中~。



お芝居は午後からなんだけど、今からワクワク。


そして、夏以来会ってない、広島のお友達に会えるのも嬉しい!





ではでは、玉木さん初の舞台『ホテルマジェスティック』、見て来ますo(^-^)o

ピーマンな恐竜w

2013年03月20日 | 徒然なる日常
写真は、お昼ご飯のお料理中に激写したものです。


ピーマンが入ってた袋に印刷されてたキャラなのですが、ちょっと可愛かったので(´∀`)



頭がピーマンになってる、グリーンザウルスなる恐竜さん。

何気に、お手々がドラえもんチックなのが良いねぇ(´ワ`)



さてさて。


明日は、お友達と大阪にお芝居を見に行きます。


去年の夏から楽しみにしてて、

「絶対、一緒に行こうね~♪\(*^o^*)人(´∀`)ノ」


と約束してました!


昨夏の時は、まだまだ先だと思ってたのに……とうとう明日ですよ!


楽しみだなぁ。

ドキドキするなぁ。



という訳で。

今日のお休みは1日、のんびりダラダラゴロゴロです。

昨日の頭痛が、未だちょっと尾を引いてましてp(´⌒`q)

明日に備えて、安静中なのですー。


でも、今日1日ダラダラしてたお陰で、HP回復です。


明日は元気に感激してきたいと思います(`∇´ゞ

好きなんです、変なシーモアの絵(^m^)

2013年03月19日 | 徒然なる日常
今日は、午前中、アレルギーの病院に行ってきました~。

ここ最近、ずっと、アレルギってたのですが・・・今日はまた一段とシンドイです。酷いです、アレルギー。

お昼過ぎに病院から帰ったら、もう頭が痛くて、頭が痛くて(;▽;)


で。

帰宅してから、ちょっとお絵描きしていたのですが、あまりの頭痛に、作業中断(>_<)

ちょっと今から、コタツで寝ますです~。

もうアカン、この頭痛。

日常生活に師匠が・・・いやいや、ししょー(@どうぶつの森)が、じゃなくって、支障が出る痛さっ。




そんなわけで。

まだ、色すら付いてないのですが。





只今、こんな変なシーモア老師様描いてます(^m^)

実は、この絵、下絵だけは、去年・・・・それも、今から1年くらい前に描いてたヤツなのですよね。

でも、なぜか、PCに取り込まないまま、放置ってました。


という訳で。

おNEWのエレメンツちゃんに取り込んで、ちょっとだけ作業してましたです。

わたし的には、色を塗るのが、凄く楽しみ。


シーモア老師に抱き着かれて、ちょっとメイワクそうなアイルー。だって、アイルーの額に老師の髪の毛が刺さってるから!
そして、老師の触覚・・・いやいや、髪の毛にくっついているふにゃもらけ。
その様子を見守る、おチェブちゃん。


・・・と。

私の好きなものを一つの絵にまとめた感じです。

本当は、さりげなく、軍曹さんも入れたかったんだけど(^^;;

ごちゃごちゃせずに、どうやって絡ませたら良いか、レイアウトが浮かばなくって。

・・・・軍曹よ、すまぬっ!!!

だけど、軍曹と老師が一緒にいる絵は、以前も何回か描いたことあるし。
今回は、許してくれ、軍曹よ。。。。。。


色塗りしたかったんだけどねA^^;;

花粉に負けた。
アレルギーに負けた。

頭が痛い・・・シーモア異体orz(笑)



そういえば私。

せっかく、病院行ったのに、お昼ご飯食べた後に、薬飲んでないじゃん!

いや、一応、朝夕食後だったからさ。

でも、こんな時は、飲めばよかったかなA^^;;

スキャナの悲劇(?)

2013年03月18日 | 徒然なる日常
せっかく、新しくフォトショのエレメンツを買ったのですが、まだ一度も使ってないなんて・・・なんということでしょう><


でもでも、凄く久しぶりに色々とお絵かきをしたいので・・・、

「そういえば、新しいPCとスキャナって繋がるようにしなきゃイケナイなぁ」

なんて思って、スキャナをイジってて気が付いた。



私の持っているスキャナ・・・Windows8では使えないorz


そりゃそうだ。
もう結構、昔に買ったヤツだもんね。

プリンターの方は、比較的、最近買い換えたものだったので、対応出来たのですが。
まさか、スキャナがアカンかったとは。

ちなみに、私、プリンターとスキャナって、別々のものを使っている・・・というか。私のプリンター、複合機じゃないのですよ(^^)b


でも。


まだまだ元気なスキャナ君を買い換えるのは、ちょっと心が痛みますし。

まだ、旧PCも使ってるしで。

当分は、旧PCにスキャナを繋いで下絵を取り込んで。
で、そのデータを、新PCに移して。
それから、フォトショでお絵かき・・・・・というスタイルになりますか(^^;
ちょっと手間ですが、まあ、しゃーない。



という訳で。

去年、描き掛けのまま、放置ってたジュリア司祭(@バチカン奇跡調査官)のデータを、旧PCから持って来ようっと。





それからそれから、近いうちにやりたいことメモ。


『マリーゴールドホテルで会いましょう』、『OZ』、『ムーンライズ・キングダム』、『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』の映画レビューをUPすること。

描き掛けのジュリア司祭(@バチカン奇跡調査官)を完成させる←放置ってると、なんか呪われそうだ(笑)



3DS『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』

2013年03月17日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんばんは(´∀`)


実は、今、3DSで、こんなゲームをやってますv(写真参照)



はい!

ドラえもんです。


先週、ドラえもんの『のび太のひみつ道具博物館』を見に行った訳ですが。
あまりにツボったので、昨日、お出掛けの時、ヨドバシで買って帰っちゃいましたー。


3DSの『のび太のひみつ道具博物館』なるゲームです。


ドラゲーといえば、スーパーファミコン時代に、アクションゲームがいろいろありましたよね。
スーファミのは、私も、昔、1つやったことがあるのですが。子供向きとはいえ、なかなかの難易度で(今も昔もアクション下手な私)、苦労してクリアした記憶が。


なので、このゲームも、ちょっと迷ったのですが、アクション要素は少な目でしたし。
スーパーファミコン時代のより、低年齢向けっぽかったので。私でも出来るかなぁとチャレンジ!


で。

昨夜から早速やってます。

面白いです(≧∇≦)

まだ序盤で、難易度もDやEのものばかりだから、今のところ、サクサク進んで、プレイストレスは0です(^_^)v


お使いゲームの中に、時々、リズムゲーとかシューティングとかパズルゲーが入ってる感じかな。


何より、映画で出てきた、21世紀のひみつ道具博物館の中を、自由に歩き回れるのが嬉しい(≧∇≦)


ほら、ハリポタのゲームとかで、ホグワーツの中を自由に探検出来るのと同じ感じの魅力です。


実は私、こういう、映画世界に入れるようなゲームって大好き(//▽//)


ハリポタのと違って、このドラえもんは、小さなお子様向けっぽくて。
大人には少し物足りないかも~ですが、わたし的には、あまり苦労することなくサクサクとドラえもん世界が堪能出来るので大満足です。


↑なーんて言ってたら、難易度が上がってから、苦労したりしてねf^_^;




作業ゲーというか、お使いゲーなんだけど。
ドラえもんのファンには嬉しいゲームですね♪


という訳で。

のび太くんになって、ドラえもんと一緒に、冒険中\(^O^)/

京、ぶらぶら♪

2013年03月16日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんにちは(*^o^*)



暖かい陽気に誘われて、今日はお出掛けしてます。



特に行き先を決めていた訳ではないのですが、『歩く町・京都 京都1日フリーパス』なる切符(2000円)を購入。


このパスがあれば、京都市内のエリアなら、JR・私鉄・市バス・京阪バスなどなど、フリーで乗れちゃいます。



という訳で、山科や伏見などを散策。


写真は、伏見稲荷前でポーズをとるおチェブちゃん。


千本鳥居もくぐったおチェブでした(´∀`)



まだまだ、南区の辺りをぶらぶらしてまして。


只今、家路に付くべく、京都駅に向かってるところ。


がしかし、テキトーにバスに乗ってるので……どういうルートで帰れるかは未定なりー。

「オズ」見てくるっ(^O^)

2013年03月15日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんにちは★



今日は、小津(『四畳半神話体系』のキャラ)に会いに行きます。

嘘です。


映画『オズ~はじまりの戦い~』を見て来ます(^w^)


前売り券を買ってあるのですが、3D用の前売り買ったのですよね、私。

でも、実際に上映が始まったら、2D版上映の方がめっちゃ回数多くて……。

3D版って、あんまり上映回数ないー°・(ノД`)・°・


急いで見ないと見れなくなっちゃう(>_<)…ということで、今日、行ってきます。



3D版の前売り券だと2D版は見れないし。

2D版の前売り券だと、追加料金払っても3D版は見れないし。不便だ(^。^;)


実際に始まってみないと、2Dと3D、どっちが上映多いか解らないしのぅ。

ので。

最近は、3D上映がある作品に関しては、あんまり前売りも買わなくなっちゃったよ(笑)



と。


そんなこんなで『オズ』行ってきます!

オズといえば、私のひらが(@ふにゃもらけ)が、只今、オズの世界を旅してますv




で。


せっかくなので、『オズ』以外にも何か見たい。

久しぶりに『ドラえもん』でも見ようかなぁ(´∀`)


新ドラになってから、あまり映画版見なくなったしね。でも、今作はなんか面白そう(⌒~⌒)

ご本、没頭中♪

2013年03月14日 | 徒然なる日常
今日は、また、一段と寒かったですね~。


昨日が20度もある春みたいな陽気だったのに、今日は、真昼間から雪です。

っていうか、うっかり、傘を持たずに、買い出し行っちゃったので・・・。

途中から、雪降りだして、焦りましたがな(^^;;

おっそろしく寒かった~。

ホワイトクリスマス・・・ならぬ、ホワイト・ホワイトデーかよっ(笑)



っていうか、先日から、20度くらいある暑い日と、雪降るくらい寒い日が、1日おきに変わりばんこにきてる感じです。


毎日毎日の気温が全然違うので、ちょっと体にキツいですよね(>_<)

体調崩さないように、気をつけなきゃ!






さてさて。


今日は・・・というか、今日こそは、読書に没頭したいです~。

いや、昨日、「今から本読みます」宣言した途端に、なんじゃーかんじゃー用事入って、結局、ページすら広げられなかったので(笑)

早く読みたくてウズウズしてるのです~。特に、おチェブが出てくる話は凄い楽しみ。早くそこまで進めたいっっっp(^^)q

本屋通い三昧♪

2013年03月13日 | 小説・漫画・書籍
なんだか、今週は、毎日本屋さんに行ってる気がするです(笑)


で。

こちらの本を買いました。





『ビブリア古書堂の事件手帖』。


人気作品で、昨年からずっと、どこの本屋さんに行っても平積み&特設コーナーを見かけます。
そして、私は見ていなかったのですが、今年に入ってからは、連ドラにもなってますものね。

興味はあったのですが、なかなか手に取るきっかけがなくて、現在に至る・・・だったのですが。

ですが。


この作品の中で、なんと、『チェブラーシカ』の原作小説を取り扱っている物語があるのですよ!!

一昨日の月曜日、「タヌキとワニとイヌが出てくる絵本」というお話がそれです。


その放送分だけ、録画しちゃいましたもの(*^^*)


録画したドラマは、まだ見ていないのですが、タイトルの分からない本を探して欲しい・・・というお話らしくて。


録画しながら、冒頭だけ、チラっと見ました。

その本を探して欲しいという依頼主が、タイトルの分からない本の中で、記憶しているエピソードを語るのですよね。


タヌキやワニや色々な動物が出てきて、皆でお家を造る・・・・・ということや、人間も出てくる、ということ、動物園が出てきたり、また、サイが街中を駆けまわる・・・・・ということ。


で、主人公達がそれらを聞きながら、画面には、その情景が影絵のように描かれていきます。
まるで連想ゲームみたい(^m^)


でもでも。
チェブファンとしては、依頼主の話を聞いただけで、「チェブラーシカ!!!!」と分かりましたですよ。



でもでも。
なぜ、依頼主の記憶では、タヌキなのか。


それは、依頼主が見たチェブ本というのが、チェブが初めて、日本語で出版されたときの本だったからなのでしょうね。

実は、初めて日本で出版された本の挿絵では、チェブラーシカって、真っ黒のタヌキみたいな形で描かれていましたもの。私も、見たことあります。


という訳で。

そのチェブが取り上げられているというお話が読みたくて、小説を購入。

チェブが出てくるお話は3巻目ということなので、まずは3巻までまとめ買い。



ではでは、早速読み始めます★



『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』

2013年03月12日 | 映画鑑賞記
今日は、映画の感想を♪

色々と映画を見ていたのですが・・・なかなか感想をまとめる時間(PCに向かってる時間)がなくて、かなり遅くなりましたが。

2週間ほど前、公開終了、かな~りギリギリに見てきました、『ライフ・オブ・パイ』を。




■『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』予告編



カナダ在住の、インド系カナダ人のパイの元に、新作に行き詰まった若いライターが訪てきます。

パイの知人という男性から、パイに会って、パイの特別な体験談を聞けば、きっと、良い本が書けるだろう・・・と。

こうして、ライターは、パイから、彼の若かりし日の驚くべき体験の話を聞くことになるのでした。


「聞けば、神を信じたくなる、驚くべき話」

・・・その話とは。

インドで動物園を営む家に生まれたパイの幼少期から始まります。

幼いころから、いろんな宗教に興味を持っていたパイですが、16歳の時に、一家でカナダに移住することになります。

その際、動物園の動物も移住先で買い取って貰うため、動物と共に、日本の商船に乗り込むわけですが。
その船が、太平洋上で沈没。

なんとか、救命ボートに乗り込んだパイですが、家族の安否は絶望的。

そして、彼の乗ったボートは、人間は彼一人。

あとは、足を怪我したシマウマや、オラウータン、ハイエナ、そしてベンガルトラなど、動物園の動物が乗っていたのでした。


こうして、パイの漂流が始まるのですが・・・。

彼は、どうして生き延びることが出来たのか・・・・・・!!??





っていうか、この物語、原作がベストセラー小説・・・というのは知っていたのですが、未読です。

そして、映画自体も、予告編の前知識くらいしかないまま見ましたです。


ので。

ある意味、予想していたのとは全然違うお話でした!!


・・・なんというか、わたし的には、予告編のイメージから、主人公がトラと漂流しながら、トラと共存関係みたいな絆(?)が芽生えて、同じ、生き物同士、寄り添いながら生き延びる漂流譚なのかな・・・と勝手に想像していたのですが。


いやはや、全然違いましたです。

思っていたよりも、とても深く、哲学的、宗教的、宇宙的であり、人間の「生」の本質を問う作品だったです。


映像も、幻想的なほど美しく、作品テーマも深くて、素晴らしい作品でした。


でも、私は、少~し怖くなっちゃったかな???(^^;;

色々、想像力をたくましくし過ぎて(笑)



最初は、普通に、主人公のパイが、トラと共に漂流するお話だと思って鑑賞していました。

でもでも、途中、いろいろと「?????」と思うシーンがあったのですよね。




例えば、その漂流の状況があまりにも美しすぎる点・・・とか。


最初、彼が漂流したボートの中には、足を怪我したシマウマや、息子を亡くしてしまったメスのオラウータン。また、そんな動物たちを虎視眈々と狙うハイエナも乗っていました。もちろんトラも。

で、結果的には、シマウマやオラウータンは、ハイエナにやられてしまう訳ですが。

そのシーン自体は、ボートの遠景と、パイの悲鳴だけで描かれ、具体的なことは描かれません。

そして、そのハイエナも、トラにやられちゃう訳ですが・・・。

そういう動物同士の争い・・・というか生きるための戦いがあったにも関わらず、常にボートの中は綺麗だったのですよね。

いや、まあ、それは映画だからかなぁと思って見ていたのですが・・・。

ラストのラストの結末を知ると。

ボートの中が綺麗だったのも、なんとなく、納得できましたし。




そして、トラの名前。
「リチャード・パーカー」という名前も、な~んか、最初から引っかかる部分があったのですが。

これも、いろいろな意味が込められているのだろうなぁと思うと、納得。


それに、漂流中のパイは、生き延びるための知識を沢山持っていましたよね。

「凄いなぁ」と思いながら見ていた訳ですが、まあ、これに関しては、パイは、元々とても頭が良さそうだったから、こういう、いざという時の知恵や機転、応用力があるのかなぁと思っていました。

でも、これも、ラストのラストを知っちゃうと、ああ、なるほど・・・と。




そう。

結末を知ってから改めて思い直すと、いろいろと「暗示」している表現は多かったのではないかなぁと思います。



パイの子供時代のトラとのエピソードも。

トラと友達になろうとしていたパイに、父親は、こんな感じのことを言いますよね。

「トラは猛獣だから、友達になんてなれない。もしトラに心があって通じ合えると思ったとしても、それは、トラの目の中に映る、自分自身の心を見ているだけだ」

と。

これも、今から思えば、凄く深い気がします。



勿論、結末をどう捉えるか、何が真実だったのかは、ハッキリとは言及されません。

それは、鑑賞者側の自由にゆだねられています。

でも、私は、トラと漂流したのではなく、パイが病院で、保険調査員に語った「もう一つの話」というのが真実なのだと思いました。

でもでもでもでも。

パイは言いますよね?

「あの事故で生き残ったのは、自分ひとり。真実を知るのは自分ひとり。トラと漂流した話と、もう一つの話、どちらが良いか?」

と。


私も、真実は、きっと、もう一つの話なのだと思うのですが・・・。

じゃあ、どっちの話を選ぶか?と問われると、人として、トラと漂流した話を選びたいです。
そして、それは、保険の調査員も同じだったのでしょう。
事故の記録としては、「パイはトラと漂流した」ということで残され、すなわち、これが真実ということになっていましたものね。


パイしか生き残りが居なかった・・・つまり、真実を知るのは、パイ一人。
だから、パイの語ることは、それが例え、真実とは異なることだったとしても、結果として「真実」となる。それで良いのかもしれない・・・ですよね。


「もう一つの話」は、わたし的には、結構、ショッキングすぎて。。。。。



ちなみに、最初から「????」と思いつつ見ていた私ですが、「もしかして・・・・?」と気付き始めたのは、どこからだったかな・・・。決定的に感じたのは、あの不可思議な浮島のシーンからかな。


あの現実には有り得ないような不思議な島は、いろいろな事を暗示していたのではないかなぁと思いました。


昼間は楽園のような島なのに、夜になると、島自体が食虫植物のようになって、生き物を喰らってしまうということ。

花の中から出て来た人間の歯。

異様なほどたくさんのミーアキャット。

そして、遠景から見た、島の形。


なんだか、凄く深い意味が込められていて、パイの漂流生活自体において(パイの精神世界において)も、大きな意味のある島でしたよね。




あくまで、私の解釈では・・・ですが、漂流の真相は極限状態だったのだと思います。


けれども、パイが漂流する海のシーンは、本当に、幻想的で美しく、この世のものではないかのような素晴らしさでした。(っていうか、それが美しいだけに、余計に怖いと思ってしまったのは私だけ?(^^;;)


夜の海と夜空が一体化して、まるで、宇宙にポツンとボートだけが浮かんでいるように見えるシーンとか、凄く哲学的というか、宗教観的なものを感じました。

パイ自身、幼いころから、ヒンズー教にキリスト教に、イスラム教とを信じ、どこか求道者チックな面もありましたしね。

あの幻想的な海のシーン、偉大なる自然の前に為す術もなくただただ一人・・・というのは、彼の精神世界の象徴でもあったのかなぁと想像します。


「生きることは手放すこと」

彼は、あの事故で、家族を亡くし、故郷も無くし、動物たちも無くし、恋人とも別れます。
彼の手元には、その命以外、何も残らなかったことと思います。

そして、あの漂流生活で、彼が手放した一番大きなものは何だったのか・・・。

けれども、振り向かずに森の中に消えていったトラ。

色々と考えると、ちょっと心が重くなっちゃいましたが(^^;;




そうそう。

原作小説の方を、本屋さんでチラっと見て、そのあとがきか何かに書いてあったのですが。

この映画、最初は、ナイト・シャラマン監督が撮る予定だったとかなんとか。
でも、シャラマン監督が多忙だったため降板し、最終的に、アン・リー監督がメガホンを取ることになった・・・と。



最初はシャラマン監督の予定だった・・・というところで、ちょっと「なるほど」と思わずニヤリ。






本当に、この物語は、いろいろな解釈が出来る作品ですし、哲学観の強い作品でした。
でも、とても深いテーマが、幻想的な映像美と共に描かれてて・・・色々と考えさせられた作品でした。