★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

『キャリー』って怖いかなぁ((((゜Д゜;))))

2013年11月20日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんにちは(*^o^*)


私にしては珍しく、2週間ぶりの1人映画館です。


ちょっと出遅れてしまった上に、ネット予約とかもしていなかったので、見られるか分かりませんが……出来れば、『キャリー』が見たいです。


PG12とのことですが、やっぱり、『キャリー』って怖いですかねぇ?((((゜Д゜;))))


ドキドキ……。


でも、こういうのって怖いもの見たさで、ついつい惹かれちゃう(^w^)


予告編のイメージでは、ハイスクールを舞台にした青春もの……なホラーな感じですよね。




そういえば、先日、スカパー!のスターチャンネルで、昔の『キャリー』OAしてました。


一応、録画しといたけど、まずは、今の映画を見てから~と思い、まだ見てません。

でも、昔のはR15相当だ……って、OA前に注意事項出てた。


時に。
『キャリー』って、大学生の時に、原作小説を手に取ったような覚えがあるんだけど……お話をあまり覚えていないところを見ると、買わなかったのかもです。←大学生協の本屋さんにて。



という訳で。


怖いかもしれないけど、キャリー楽しみです。


このメチャメチャ寒い中、益々、恐怖に凍えてきます。

『薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花咲ク 小説・シナリオ全集』遂に発売!!

2013年11月19日 | 小説・漫画・書籍
6月だったか、7月だったかに、情報が解禁されて以来、待ちに待ったこの日が遂に、遂にやって来ました(≧▽≦)!!

昨日、11月18日は、『薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花咲ク 小説・シナリオ全集』の発売日っっ。

遂に、遂にです!!

公式さんで、1ヶ月前から予約受付が始まり、もう速攻で予約しちゃって以来、この日を指折り数えていましたです。

で。

こちらが届いた内容。





う、美しすぎる本だ・・・。


表紙。




要クンの目力が凄いっ。
これは、ダークな要クンですね。

PSP版から入り、ピュアな要クンのイメージが強かった私には、とても背徳的で刺激的な黒い要クン。



裏表紙。




ダークな要クンの虜になった皆々様(^m^)



特典は、仔要クン&仔月村先生のイラストペーパーに、全キャラの大判ブロマイド、そしてそして、土金(金土)の撮り下ろしドラマCD。

ご本も、充実の600ページ。

しかも、中は、二段組みの、28行。

物凄いボリューム感です。

重いです。

寝転がっては読めません(笑)


色んなカップリングの、純愛エンドのその後、りょうぢょくエンドのその後、その他色々、盛りだくさんのSS集で、薔薇ファンとしては幸せすぎる逸品です。

なんか、まだ勿体なくて読めない・・・とか言いながら、気になるカップリングのアレコレは既に結構読んじゃっていますが(//▽//)はう~ん。


でもね。

思ったのが。

やっぱり、りょうぢょく編後の話は、色々と切ないですね(>_<)っ

黒要クンが選んだ道、辿る人生。。。。。。。

でもでも。私は、りょうぢょく編エンド、好きです。

哀しかったり、切なかったりするお話が多いけど、黒要クンも大好き。

要クンが美しいだけに・・・なんというか、ダークなのが似合うというか。背徳的な感じがゾクゾクする~。


もちろん、純愛編エンド後も大好き。こちらは、ピュアな要クンですよ。



で。
この薔薇ノ木世界ですが。

私は、昨年、PSP版を初めてプレイした、新人ファンでして。

去年、突然、

「何かBLゲーをガッツリやりたいなぁ」

という衝動に駆られ、何がいいかなぁと色々探していた時に、美麗な絵と、そして、昭和初期、エリートの通う全寮制の学校、という設定にツボり、軽い気持ちで購入したら。

ここまでドップリ、ガッツリと、ハマってしまいました。

軍靴は近付きつつある、不穏な時代だったのかもしれませんが、それでも、まだ本土などが戦場にもなっていなかった時代。
まだ文化の面でも華やかなりし時。
でも、その一方で、じわりじわりと近づいている軍国主義。。。。

すごく、あやうい時代だったのでしょうが昭和初期って、大好きです。

華族や士族や旧制高校に予備門。

色々とツボり、そんなこんなで、今でも、脳と心の一部は、昭和5年に置いてあるままなのです。


で。

PSP版は、純愛ルートしかないので、最初、私の中では、要クンって、とてもピュアでまじめな子だったのですよね。

でもでも、やっぱり、PC版も気になり、購入。

PSP版には無かった、りょうぢょくルートがあり。

そこには、PSP版では分からなかった、ダークな要クンが居て・・・。

その背徳的さがまたツボ、ツボ、ツボ。

益々益々薔薇の世界に、ドボンっとハマって現在に至る。なう。


とにかく、最初にPSP版から入っただけに、黒い要クンとのギャップが物凄くて!!

そこもツボるポイントだったのですよね。


なので、黒要クンの切ないお話は大好きです。

今回、この本で色々と読めて幸せです。



因みに、私の『トモダチコレクション』の中には、要クン達が生活しているほど、薔薇の世界は大好きなのです(^m^)



あっ、そうそう。

特典のドラマCDも嬉しいですよね。




なんじゃーかんじゃーで、全キャラ好きだけど、私は、金子先輩が一番好き好き好き。

その金子先輩の、撮り下ろしドラマCD。

土田とのカップリングも好きですし、嬉しいなぁ。


早速、昨夜、寝る前にベッドで、イヤホンつけて聴こうとMP3プレーヤーに取り込んだのですが。

なんか、昨日は、ベッドに入ると同時に寝落ちしてしまって。。。。。

結局、聴けなかったorz

なので、今日こそは、ベッドに潜って聞くぞp(^^)q

超楽しみ♪ むふふふふ。

映画『グランド・イリュージョン』

2013年11月18日 | 映画鑑賞記
先日見に行きました映画の感想を♪♪

めっちゃ、コーフンしてしまいました、超面白かったです、映画『グランド・イリュージョン』。

4人のスーパー・イリュージョニスト達が行う、空前絶後、奇想天外の大イリュージョン。

大勢の観客の監視の中、ラスベガスのステージに居ながらにして、パリにある銀行の金庫から大金を盗む!

このド派手な劇場予告に魅了されちゃいまして。
もう、めっちゃ、楽しみにして、映画館に行きました。

こちらが、そのド派手な予告編↓↓↓  凄いですよぉ(≧▽≦)!!


■『グランド・イリュージョン』予告編



カリスママジシャンのアトラス、脱出マジックの天才・ヘンリー、メンタリストのメリット、カードの奇術師のジャック。
選りすぐりの天才達が集まり、結成した「フォー・フォースメン」なる、スーパー・イリュージョン・グループ。煌びやかで派手なパフォーマンスで、人気絶頂のイリュージョニスト達。

そんな彼らは、遂に、空前絶後・前代未聞の、超スーパー級のイリュージョンをラスベガスのステージで披露します。

それは。

大勢の観客が見守るラスベガスのステージ上に居ながらにして、パリにある銀行の金庫から、大金を盗む・・・というイリュージョン。

観客から無作為に選ばれた人をアシスタントにし、ターゲットの銀行も、その場で無作為に選んだもの。

それなのに。

アシスタントに選ばれた観客は、彼らの言う通り、パリの銀行の金庫に瞬間移動し、そして、そこから盗んだ大量の札束は、ラスベガスの会場の宙を舞う・・・!

そして、それと同時刻。

パリの銀行では、金庫のお金が何者かによって、根こそぎ奪われていることが発覚します。

空っぽになった金庫。

そこには、ただ、フォー・フォースメンのカードが残されているだけ。

そして、そのカードとは、観客から無作為に選ばれたアシスタントが、パリの金庫に瞬間移動した際に残して行った、まさに、そのもの。。。。。


こうして、世紀の大銀行強盗事件を解決させるために、FBIが動き出し、連行されるフォー・フォースメンのメンバー達。

がしかし。
彼らは、「どうやって盗んだんだ!?」という取り調べでも、「マジックでやっただけ」と。
結局、証拠不十分で釈放。

それでも、釈然といかないFBI捜査官のディランは、執拗にフォー・フォースメンを追い回します。

けれども、そんなディランをあざ笑うように、第二、第三のイリュージョンとして、犯罪を犯していくフォー・フォースメン。


彼らは一体、どんな魔法を使って、不可能犯罪を犯し続けているのか?

本当にトリックなのか!?

そして、そんな彼らを執念深く追う、FBIのディランは、果たして彼らを逮捕することが出来るのか!?


天才イリュージョン集団vs執念のFBI捜査官との頭脳合戦!


・・・と言ったお話なのですが。

もう、本当に、しょっぱなから、ワクワクして、超面白かったです(≧▽≦)!!



冒頭では、それぞれ、ソロで活動していた4人のマジシャン達。

彼らは、謎の招待状に導かれ、出逢い、そして、それぞれの個性を活かして大イリュージョンを行うイリュージン・グループ「フォー・フォースメン」を結成します。

でも、彼らをそうやって導いた「謎の招待状」の送り主は誰なのか? その意図は?

と、最初から謎に包まれて、ドキドキ。


そしてそして。

瞬く間に人気大絶頂なスーパー・イリュージョン集団へと成長した「フォー・フォースメン」のいきなりの大イリュージョン。

映画しょっぱなからなのですよ!

あの、ラスベガスに居ながらにして、パリの銀行を襲う・・・という大マジック。

もう、このシーンは、本当に華やかで煌びやかでド派手で。

本当にスーパー・イリュージョンのステージを見ているかのような臨場感、興奮を味わいました。

ホント、マジで凄すぎる(>_<)


そして。

彼らの犯罪は成功する訳ですが、マジックでやったために、何の証拠も残らない。

故に、逮捕もされない。


・・・もう、大興奮でした。
これを見た時は、本当に、彼らはただのマジシャンなのか!? 実は、マジシャンと偽った、超能力者の集団なのではないのか!?と、凄くドキドキしましたです。
本当に、見ている側も、謎で謎で!
このトリックが気になって気になって、落ち着きませんでした。


で。

マジシャン達にさんざん馬鹿にされたFBI捜査官のディランは、彼らのトリックを見破れるという往年のマジシャン・ブラッドリーに協力を仰ぎ、執念深く捜査に踏み出します。

そして。

ブラッドリーによって、最初の、パリの銀行強盗のトリックはすんなり見破られる訳ですが。

・・・・・・・・・・・・・・・。

あれだけ、超ド派手なイリュージョン。
大興奮しました。しましたよ・・・。

なのに。

仕掛けが分かってしまうと、正直、「なぁ~んだ(--;;」って気分になっちゃうのですよねA^^;;

あれだけ知りたい知りたいと熱望した絡繰りなのに。



確信しました。やっぱり、マジックって、タネが分からない方が幸せなのですね。
・・・ちょっと夢が壊れた気分(笑)

でもでも。

これで、フォー・フォースメンが超能力者でもなんでもなく、ただの人間であり、そして、彼らのマジックにはちゃんと説明のつくタネや仕掛けがある・・・ということが判明。

これで、FBIは彼らに一歩近づいたことになりますが。

しかし、それをまた出し抜いていく、フォー・フォースメン。

フォー・フォースメンとFBIが、追いつ追われつ、互いに相手を出し抜きながらのスリリングな展開が続きます。


そして、その一方で、フォー・フォースメンの目的とは一体何なのか?という謎も。

彼らは確かに、銀行や大富豪からお金を盗んだりするマジックをしているわけですが。

しかし、彼ら自身は、そのお金に手を付けることは無く、どちらかというと義賊っぽい感じなのですよね。

どうも、彼らに裏で指示を出している「何者か」の存在がありそうなのですが。

実は、彼ら自身ですら、その「何者か」の正体・・・すなわち、最初に自分達に謎の招待状を出し、4人を引き合わせた者の正体を知らない訳で。

物語の後半からは、彼らを裏で操っている「何者か」とは誰なのか?という大きな謎も重要になってきます。
そして、その「何者か」の目的も、ね。




で。

映画を見てても、おそらくはここまでの登場人物の誰かが、その「何者か」なのだろうなぁとは思うのですが。

色々、皆、怪しそうで、誰かワカラナイ!!!!

そして、そこがまた怖くて、面白い。


そして、そして。

ラストのラストに明かされる、「何者か」の正体。


・・・まあ、正直、そんなにびっくりはしませんでした。

っていうか、登場人物の誰かが、その「何者か」であると仮定した場合。

まあ、消去法で順番に考えていくと、「彼」しか残らない・・・という。

がしかし。

その目的がサッパリわからなかったので、「なぜ????」と、そちらの方がビックリだったのですが。

それも、ちゃんと伏線で出てきていたのですよね~。

まさか、過去に脱出マジック中に事故死した、天才マジシャンの話と関係があったなんて・・・。

私、そこはスルーしてて全然推理しなかったですよ~。

なので、ホント、見事にダマサレターっって感じで。このダマサレタ感は爽快でした!


映画しょっぱなのド派手なスーパー・イリュージョンのインパクトが凄いだけに、そのタネが明かされてからの展開は、若干、地味さも否めませんが・・・。

でもでも、最初から最後まで謎に包まれた、スリリングな映画だったと思います。本当に面白かったです。

あの冒頭のコーフンは、なかなか、今までの映画では無かった感覚でした。

この謎を解き明かしてやろうぞ!という推理大好きな方には、オススメです。

もちろん、推理物とか興味のない方も、絶対に楽しめる華やかなクライム・エンターテイメントだと思います。

絶賛オススメです☆


神戸銘物 高砂きんつば

2013年11月17日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんにちは(*^o^*)


昨日は1日、滋賀県の観光を楽しみました。
で、交通費を気にしなくてよい乗り放題切符だったために、帰りは滋賀から、京都を通り越して、大阪まで行っちゃいました。


もちろん、お目当ては、梅田にあるチェブラーシカのばったりショップ(*^o^*)


その他にも、梅田で色々お買い物して、晩ご飯食べて、京都に帰りました。


写真は、梅田の本高砂屋さんで買ったきんつばです。


きんつば大好き~(´ワ`*)


箱の中の左側が薩摩芋で、右側が餡だそう。


本日のオヤツなりー。


今日は、おコタを出したり、はたまた、本日から受付開始のJR年末年始切符の事前予約しに駅に行ったり~~と、朝から落ち着きなく色々やってた訳ですが。


夕方近くなって、一旦落ち着きました。

お茶淹れて、きんつば食べながら、超楽しみにしていた『SHERLOCK』の2期見まーすっっ(*^o^*)


ロンドンが私を呼んでいる!

桜ヶ丘女子高校軽音部の部室にて(*^o^*)

2013年11月16日 | 徒然なる日常
ケータイから、再びこんにちは!


「秋の関西1DAYパス」を使って、只今、滋賀県を観光中……午後の部ですっ(*^o^*)


彦根から、近江鉄道に乗って、豊郷町にやってきました。


ここは、「けいおん!」の皆が通う、桜ヶ丘女子高校のモデルになった、豊郷小学校旧校舎があるトコ!


はい!

聖地ですっ。


駅を出ると、街のアチコチに「けいおん!」のポスターが貼ってあってテンションUP↑↑


で。


豊郷小学校の旧校舎!


アニメで見たのと全く同じで感動ー。


写真は軽音部の部室。


ちゃんと、放課後ティータイムしてますねぇ(´ワ`*)


「けいおん!」好きには、めっちゃ嬉しい聖地です☆

「秋の関西1DAYパスでお出掛け」琵琶湖遊覧船ミシガン乗船♪

2013年11月16日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんにちは!


只今、「秋の関西1DAYパス」を利用して、滋賀県を観光中。

午前中は、琵琶湖の遊覧船ミシガンに乗船。


90分の琵琶湖クルージングです(´ワ`*)


船の後ろに大きな大きな車輪(いや、車輪じゃないよね、車じゃないんだから)の付いた外輪船。
ちょっとユニークな形のお船です。


90分の琵琶湖上の旅、満喫しました。あっという間の90分だったなぁ。


ちょっと寒かったけど、琵琶湖上、気持ちよかったです。

湖から見る、陸地の紅葉も超綺麗(´ワ`*)


そうそ、カモメさんが近かったv


そして、今は、次の目的地に移動中!

映画『潔く柔く』

2013年11月15日 | 映画鑑賞記
映画レビューをガンガン書いていきたい月間・・・ですので、時間のある限り、これから、どんどん行ってみたいと思います♪

ホント、色々溜めてます(^^;;

という訳で。

こちらも先日見ました、映画『潔く柔く』の感想をば♪

最近、恋愛映画をよく見てる気がするなぁ。

まあ、秋はそういう気分・・・なのかな?(*^^*)



■『潔く柔く』



原作は人気の少女漫画ですよね!

タイトルは知っていますが、原作は未読です。

確か、色々な時間軸や場所での男女のエピソードがあって、それぞれの話がそれぞれの話にリンクしていく・・・という群像劇とか。

で。

色々な男女の物語が重なる中、今回は、その中のカンナ&禄編を映画化とのこと。




物語は、カンナの高校時代から始まります。

カンナとハルタは幼馴染で高校も一緒。
そこに、クラスメイトのアサミとマヤ(真山)も加わって、男女4人の仲良しグループが出来上がります。

彼らは、いつも4人でつるんで仲良くしているのですが、恋愛っぽくなることもなく、サバサバした男女の友情という感じ。

・・・と一見、思いきや。

実は、マヤはカンナの事が好きで、今度の花火大会は4人組ではなく、自分たち2人だけで行こう・・・とカンナに告白します。

そして、カンナはと言えば。

幼馴染のハルタとは、あまり深い意味のない(分からない?)、「猫のキス」をする間柄。

彼女自身、ハルタの気持ちを分かりあぐねつつも、マヤの告白に答え、一緒に花火大会へ行くのでした。

そしたら、その夜。
カンナとマヤが2人で花火大会に行き、キスまでした、その時。

ハルタは、カンナへの気持ちを告白しようと決意し、カンナのケータイに、「今から行く」旨のメールを送るのですが・・・自転車に乗りながらメールをするという不注意ゆえに、道路に飛び出してしまい、トラックにはねられ死亡。

密かにハルタの事を想っていたアサミは、ハルタの気持ちを知っててマヤと2人で花火に行ったカンナを酷く責めるのでした。

こうして、ハルタの死により、男女仲良し4人組は、自然と消滅し疎遠になっていき。。。。。


それから月日は流れ。

15歳の時のトラウマを抱え、恋の出来ない大人になったカンナは、仕事の関係で赤沢禄という青年と出会います。

どこか人を小馬鹿にしたような態度の禄とは、最初は反発しあっていたものの。

禄の中に、自分と似た部分を感じたカンナは、次第に禄に惹かれていきます。

そして、禄の抱えていた過去の秘密もまた、とても重い物で。。。。。




・・・というお話。

冒頭の高校生編は、俳優さん皆様、15歳を演じていらっしゃいます。
・・・が、どーかなぁ? ギリギリまだ15歳でOK??

っていうか、女の子は良いけど、男の子は、ちょっと15歳には見えなかった気が(^^;;

まあ、それはさておき。

高校生編は、いかにも少女漫画!!という、一見、仲良し男女4人組の、秘められた四角関係。

パッと見、サバサバしてて、凄く良い感じの男女の友情に見えるだけに、そこに隠された想いや、いずれ壊れていくであろう関係に、ドキドキハラハラしてしまいました。

ああいう友達関係は、ちょっと憧れる部分もあるけど・・・でも、確かに、誰か一人に恋愛の話が持ち上がっちゃったら成り立たない関係でもあるし。難しいですよね。

私はそういう青春とは無縁な高校ライフでしたが(笑)、ホント、男女の友情って、真に有るのかなぁとか、めっちゃ考えてしまいましたです。

そして。

そんな微妙な恋心のバランスの中での、マヤの告白や、ハルタの他界。


ぶっちゃけ、ハルタとカンナの友達以上恋人未満な関係が、どーにもこーにももどかしくて(>_<)


勿論、ハルタがカンナを好きなのは、見てて分かりましたが。

でも、カンナの気持ちはどうなのかなぁ?と。

ハルタのことが好きなように見えてたけど、でも、マヤと一緒に花火に行ったりキスしたり。。。
カンナはハルタとも、キスはしていましたが、それは恋人のキスではなく、「猫のキス」。

・・・どっちが好きだったんだろう?

わたし的には、カンナは本当はハルタのことが好きだったように思えましたが。

だからこそ、マヤと二人で花火に行った夜に、ハルタが事故死したことに、あそこまでの罪悪感を感じてしまっていたのではないかなぁと。後ろめたさ・・・かな。

見ててモヤっとした、高校時代のカンナの気持ちですが、でもでも。
本当は好きだけど、それを上手く言えない・・・とか、自分の気持ちを自分でもよく解らないとかって、実は、凄く高校生らしくもあるなぁと思いました。

勿論、ハルタの死に、カンナは何の責任も無い訳ですが、それでも、自分を責め続けてしまうカンナの気持ちは分からなくもないしなぁ。

「もし、あの時、ああしなければ」

っていう想い、〈たられば〉ではあっても、人間ならついつい考えてしまうもの。
そして、それが、人の死に関わることなら、なおさらね。


高校時代のシーンは、爽やかに始まって、切なく終わります。

そして、カンナは社会人になっていく訳ですが。

美人で実はモテるのに、サバサバとしてて、男性を寄せ付けないカンナですが、そこは、嫌味のない明るさで、結構好きでした。

でもでも、それが、高校時代のトラウマゆえに、意図的に恋愛を避けているようでもあり、見てて痛々しい。

そんな彼女が、初めて心を開こうとする相手の、禄。

彼もまた、カンナ同じように、「人の死」に纏わる過去を背負って生きているのですよね。
だからこそ、カンナの気持ちも理解出来るというか。


っていうか、カンナより禄の方が、背負ってる十字架、重いだろうなぁ・・・と思いました。

禄の高校時代のシーンで、亡くなった女の子の自宅を訪れるシーンとか、マジで居たたまれなかった(>_<)っ  あれは・・・針の筵だ。。。(;;)


そんな、同じ心の傷を持つ二人が、互いに惹かれあい、トラウマと向き合い、過去を乗り越えようとしてもがいていくのですよね。

っていうか、皆がハルタのことを忘れて(いや、決して忘れている訳では無いのでしょうが、皆、自分の人生を生きている・・・というか)自分たちの時間を歩んでいく中、ポツンと15歳のまま取り残されているカンナ。
彼女は、自分まで自分の時間を歩んでしまったら、ハルタはどこに行ってしまうのだろう?って思い悩んでいる訳ですが、それがとても切ない。

でもでも。

決して、亡くなった人の事を忘れる訳では無いけど、生きている者は、新たに歩みを進めないといけないというのも、また現実だと思います。残酷かもしれないけど。。。。

そこを、カンナがどう乗り越えていくのか・・・?という感じで、重いテーマなのかもしれないけど、でも、そこは、爽やかな恋愛物としてまとまっていたと思います。


人って、生きていくうえで、「あの時、ああしなければ」、「あの時、あんなこと言わなければ」はたまた、「あの時、ああしておけばよかった」とか、色んな分岐点があって。
自分が選ばなかった方を、どうしても後悔してしまうこと、多いと思うのですよね・・・。

でも、大抵の場合は、その後悔も、他愛のないことで済んでしまうことが多いのですが。

時として、取り返しのつかないこともあって・・・。

決して、自分たちが悪い訳ではないのですが、それでも、自分で「取り返しのつかない事をしてしまった」と思い悩む2人が、なんとも見てて辛い(;;)

そして、理解し合い支え合い、新たな一歩を踏み出していく・・・彼らの「成長」の物語だったと思います。


原作は未読でしたが、とても楽しめましたです。


『SHERLOCK』のコミカライズ♪

2013年11月14日 | 徒然なる日常
ここ最近、年末に向けての色々な用事にバタバタしてて、あまり、ゆっくり本を読んだりしていないのですが(いや、でも、ボーッとしてたり、特に意味もなくだらだらネサフしてる時間を活用すれば、いくらでも本くらい読めると思う件w)、相変わらず、アレコレ読みたい読書モード・コミックスモード全開であります。

先月末に購入した『奇跡調査官』も、途中で、お泊りUSJ行ったり、風邪引いたり、色々で、3分の2まで読んだまま放置ってましたが、先日から再開。
奇跡の謎も、あと、ちょっと・・・・・!という所まで来ててドキドキ(^m^)

今回の平賀神父達・・・いやいや、今回に限り、「平賀司祭」と「ロベルト司祭」の活躍が結構ハードボイルドで(違)、彼らが神父・・いやいや、今回に限りだけど、司祭であることを忘れてしまいそうになっています(^m^)


で、さてさて。

小説も読みたい、漫画も読みたいな、アレコレ読みたいモード。

今日は、気になるコミックスをいくつか、密林さんでポチッとな・・・しちゃいました。うふふ(^m^)

その中の一つが、最近、ハマっている洋ドラ『SHERLOCK』のコミカライズ版!!

表紙の絵がとても綺麗だったのに惹かれ、そして、評価が高かったのとで、気になって気になって。

お買い上げ。

近々届きます!

レビューによると、ドラマを忠実に、そして美麗に、再現してあるそうで。

あの面白いドラマが、どんな風に忠実にコミックになっているのか、とても楽しみです。週末には届くかな~。


とりあえず、あれだ(^^)b

年末のあれこれ忙しい時期。
時間を上手く使って、小説やコミックスを読む時間を楽しみたいです。

・・・時間を上手く使うって、私の永遠の課題だわぁ←時間の使い方が超下手な人間w


っていうか、アレなんだ。

今年は、妙に早めに年末年末とせわしなくしているのは、FF10にすべてを捧げたいからなのですよね、ムフっ。

あ、でも、肝心の年賀状、全くの未着手だった件。 




映画『101回目のプロポーズ』

2013年11月13日 | 映画鑑賞記
先日見た映画の感想です(*^^*)

『101回目のプロポーズ』。
もちろん、タイトルは知っています!!

昔、大ブームになった月9のドラマですよね。

がしかし。

私・・・このドラマ見てないのですよね~。

多分、ブームになってた当時もオンタイムでは知らなくて、後から、色々と話題になってて知った・・・という感じで。

なので、未だに、ドラマ版はどんなお話なのかも知らなくて、チャゲ&アスカの「SAY YES」と、武田鉄矢さんがトラックの前に飛び出して「僕は死にましぇ~ん」と叫ぶ・・・というのだけは知っています。

で!

まさに、私が唯一知ってるポイントが散りばめられた映画の予告編を見て、とても気になっちゃいまして鑑賞。



22年の歳月経てのリメイク『101回目のプロポーズ』。

上海を舞台にした日中合作作品なのですね。

因みに、中国語では『101次求婚』というそう。なるほど~。


■映画『101回目のプロポーズ』予告編



楽団でチェリストをしているヒロインのイエと、あまり資金繰りにも恵まれていない内装業を営むホアン。

年齢も美貌も、そして財力も・・・あまりに違い過ぎる二人が、あるきっかけで知り合い、親しくなっていくわけですが。

ホアンは、何もかもが冴えないイマイチな中年な為、99回もお見合いに失敗してて、それを、「自分には、お金がないから・・・」と言い訳してすべてを諦めている様子。

一方、イエは、才能ある若きチェリストな訳ですが、3年前、結婚式当日に婚約者が事故に遭い、未だ行方不明・・・という心の傷を背負って生きている様子。

物語前半は、そんな2人の、付かず離れずな交流が描かれていますが。本当に、イエとホアン、何もかもが違い過ぎるのですよね(>_<)

映画冒頭、スクリーンの左右で、二人の生活を対比して映しているシーンが続きますが、その演出もよく出来てて、興味深いです。

ちょっとしたトラブルから知り合いになるのですが、本当に、そういうきっかけでもないと、一生、交わることが無かったかもしれない・・・そんな2人のご縁。

でもね。

婚約者を失って寂しいイエ、貧しいから結婚できないと卑屈になってるホアン。

色々と違い過ぎる2人ですが、実は、心の底で求めている物は同じなのではないかなぁ~というように見えました。だからこそ、ずっと、付かず離れずな間柄だったのではないかなぁと。

時に、ちぐはぐで笑えたり、また時に、真面目にジーンと来たりする二人のやり取りは、面白かったです。

それに、ホアンが凄く良い人で!

彼は、確かに、経済的な面では恵まれていないかもしれませんが・・・とても心を籠めて仕事をし、なにより、職場の部下たちから凄く慕われている。それこそが、彼の人間性を表していると思います。

本当に、「バカ」が付くほどお人好しなんだけど、そこが憎めなくて、応援したくなるキャラなのです。

自分に何の得にならないと分かってても、人のために動いてしまうっていうところに、ヒロインも惹かれて行ったのではないかなぁ。

ヒロインに対しても、なんというのかなぁ・・・見返りを求めない愛情を注いでいる~~という感じで。

だから、確かに、冴えないオジサンではあるけれど、ホアンはとても良い人です。

・・・とはいえ、「良い人」だけでは食べていけないのも現実。

恋愛ではなく、「結婚」を前提としたお見合いと言う場で、ホアンが99回もフラれ続けてきたのも、分からないでもないです。

それに、「良い人」であることが、必ずしも、恋愛において良いという訳でもない。

色々と現実の厳しさですよね。


でもまあ、トラックの前に飛び出す、例の有名なシーンもあり、頑張れ頑張れと2人を応援しながら見てた後半。2人の関係も良い感じになって来て、ちょっと安心・・・と思ったところで。

事故で行方不明になっていた、イエの婚約者が、まさかの生還!!

事故で記憶を失ってたため、ずっと音信不通だったとのこと。
そして、戻って来た婚約者は、失われた3年間を慌てて埋めていくように、どんどん勝手に、彼女との結婚を進めていく・・・。

私は元々のドラマ版を見ていないので、分からないのですが・・・これは多分、映画のオリジナル設定ですよね?

死んだと思っていた人が、実は記憶を失って生きてて、で、ここぞという時にカムバックって!!

韓ドラですか!!??って展開。・・・いいえ、日中合作映画です(^^;;


そして、若くてイケメンで、お金持ちな婚約者を前に、ホアンも身を引こうとするのですよね・・・。



でもね。

この婚約者・・・嫌なヤツでした。

ワザと、ホアンに自分との格差を見せつけるように振る舞ったりするし~。


あと、彼の押し付けるような愛情もイラッと来ちゃった。

「お前の為に、~~~~してやる」的な?

愛情を押し付けて、イエを自分だけの籠に閉じ込めようとしている感がアリアリで。

相手を閉じ込めようとしている段階で、それって、もう愛情じゃないよね?
相手の為を想っているようなことを口では言ってて、それって、実は自分のためじゃん?

一方、ホアンは、相手のことだけを想い、見返りは求めない。

これこそが、愛情じゃないかなぁと思いました。


それにしても。
韓ドラやゲームなどでもありますが、こういう展開って、ヒロインは悩みますよね・・・。

今愛している人も大切だけど、過去に愛した人も大切。しかも、死んで、もう二度と会えないと思っていただけに尚更。

婚約者の勢いに押されるように、どんどん流されていくイエですが、確かに、拒めないだろうなぁとは思いました。

でもでも。

もし、彼女がホアンと出会う前だったら・・・婚約者の生還を喜んで、結婚したかもしれないけど・・・今はホアンと出会ってしまった。婚約者の事を愛していた過去の自分とは変わってしまった。
だから、もう婚約者とは共に歩めない、考え方も変わってしまった。

っていうのは、時間の流れの残酷さでもあり、でも、そうやって人は生きていくのだろうなぁと思いました。


イエが、結婚式当日、婚約者とホアン、どちらを選ぶのか。。。。

まあ結末は予告編などからも想像が付きますが、それでも、ドキドキしちゃいました。

そして、結婚式の日に、婚約者が明かした衝撃の事実。なぜ、彼があそこまで焦ってイエを独占したがっていたのか。。。。

あの衝撃告白があるからこそ、後味が悪くないエンドになっているのだとは思いますが、ちょっと、ご都合主義な気はしました(^^;;


ご都合主義な所も含め、全体的に王道少女漫画の様な物語や展開だったと思いますが、こういう王道は好きなので、大変楽しめました。


そうそう。

特別出演で、武田鉄矢さんも出ていらっしゃいましたよ~。


この物語で、ヒロインのイエは、日本に留学していた・・・という設定なのですが、その時の恩師の旦那様が武田鉄矢さん演じる星野。

ということは。

ドラマ版とリンクしているではないですか!?

ドラマ版のヒロインもチェロ奏者だったとのことなので・・・イエの恩師は、ドラマ版のヒロインなのですね。

私はドラマは見ていないけど、こういう作品世界がリンクしているのって、なんか嬉しい(*^^*)


そして、言葉は一切通じないのに、武田さん演じる星野と、ホアンがお酒を飲んで意気投合盛り上がっているシーンは凄く好きでした。

2人の人の良さが滲み出てて、心温まる(^m^)




少女漫画のようなお話、じんわり来るラブストーリーで、人を好きになるって何なのか考えさせられました。


そして、イエの女優さん、とても綺麗でした。
確かに、高嶺の花だわ~~~~。

そしてそして、ホアンの俳優さんも、バカが付くほどのお人好しで、それでも、一生懸命ヒロインを支える姿は、とても存在感がありました。




私はドラマを知らなくても、とても楽しめたので、ドラマ版を知らない方々にもオススメしたいです。

また、ドラマ版を知っている方々も、色々と懐かしくて楽しめるのではないかなぁと思います。






映画『陽だまりの彼女』

2013年11月12日 | 映画鑑賞記
今日は色々と溜まっている映画の感想をUPです。

少し前に見て来ました、『陽だまりの彼女』。

樹里ちゃん大好きなので、予告編を見た時から、とても楽しみにしていて、公開されて割とすぐ見に行った作品です。

素敵な恋愛のお話でした(≧▽≦)


■映画『陽だまりの彼女』予告編



このお話、原作小説が大変人気していますよね!
いつも、本屋さんで平積みになっているのを見かけていましたが、私、原作は未読です。

で、映画館で見る予告編以外、全く前知識ってなかったのですよっ。

なので、予告編通りのイメージを抱いてたのです。
うん。
中学の時の同級生男女が、10年ぶりに仕事関係で再会して、で、恋愛して・・・でも、彼女に何か秘密があったために、せっかく結ばれたにも関わらず、彼の前から姿を消す~~~という。
そういう、普通の恋愛物なんだろうなぁと思って、見に行ったのです。

そしたら!!

まあ、確かに、あらすじとしては、私がイメージしていた通りの恋愛物なのですが・・・映画の冒頭5分を見て、「あれれ??? このお話って、もしかして、もしかして???」と思い、映画を見ていても、あちこちに散りばめられた伏線。「やっぱり、やっぱり、これって???」と思ってたら。

冒頭で予想した通りの展開でした!!!!


そう。

私、前知識無かったから、知らなかったのですが、この作品って、普通の恋愛物ではなくて、ファンタジーストーリーだったのですね(^^)b

原作を知らなかった私には、素敵な予想外で面白かったです~。

なんていうか・・・恋する大人のお伽噺って感じかなぁ。

作品全体がキラキラしてて、眩しくて。

「恋するって良いなぁ(//▽//)」

と思っちゃいましたです。


それに、この映画、色々な所にキュンポイントがあった気がします。


主人公の浩介は新人営業マンなのですが、ちょ~~っと冴えないクンって感じなのですよね。
イケメンなのにモテないし。

そんな彼が、仕事の取引先で、10年ぶりに再会した真緒。

真緒とは中学が同じだったのですが、当時の真緒は、とても成績が悪くて、中学始まって以来のバカとクラスメイト達にからかわれ、女子たちからも陰湿なイジメにあってたのですよね。外見も、オシャレに気を使うような女子ではなくて、髪の毛もいつもボサボサで・・・そういうのも、女子たちから苛められる原因の一つだったのかも・・・と思えました。

でもでも、再会した真緒は、素敵な大人の女性になってて!!

仕事もバリバリ出来る有能なキャリアウーマン、そして、オシャレで可愛い!!

浩介は、中学時代に真緒をイジメから助けてあげたことがきっかけで、仲良くなっていき、キスまでしたものの、親の転勤で転校しそのまま絶縁になってたわけですが。こうして10年ぶりに再会した真緒に、再び恋をするのですよ。

ここら辺の設定も、色々とツボだと思うのですよ~。

ダサダサだった女の子が、ある時、パッと花開くように綺麗になる・・・って、定番ではあるけど、女性なら憧れるシンデレラストーリーじゃないかなぁって。

なので、中学時代はいじめられてた真緒が、素敵な大人の女性になって浩介の前に現れる~という展開は、好きです~。

てか、物語中盤で、当時、真緒をいじめてた女子との再会シーンがありましたが・・・向こうは、かなり下品なオバチャンになってて(--;;
見てて、ちょっと気持ちよかった・・・っていうとアレですが。
当時、さんざんイジメ抜いてた子と差に思わずニヤリ。真緒よ、君は、勝ったのだ!と心の中でエールを送りました♪

それに、中学時代、女子たちから苛められてる時に、一人だけ庇ってくれる男子の存在・・・っていうのも、乙女の胸キュンポイントではないでしょうか?



一方、浩介の方もね。

物語序盤では、イケメンなのに、どこか冴えない残念な男性・・・という頼りなげな印象だったのですが。

真緒と再会し、彼女と恋に落ちたことで、どんどんかっこよくなっていく!!

仕事もファッションも、どんどん良い感じになっていき、いつの間にか頼り甲斐のある素敵な男性に・・・!

この、彼の変身っぷりも、ツボでした。

とにかく、恋する2人が、初々しくて可愛くて、キラキラしてて。でも、恋愛の生々しさは無くて、どこかほのぼの感もあり。

恋愛って素敵なんだなぁという眩しいオーラ出まくりで、心が温かくなりました。

なんというか、二人が超ラブラブイチャイチャなんだけど、全然、嫌味のないラブラブ感なのですよね。そこが凄く良かった!!



あ、そうそう。

中学時代の二人を演じていた俳優さん&女優さんも良かったです!
なんか、とても良い感じに、松潤と樹里ちゃんの子供時代っぽかったのですよ。




で。

2人はめでたく結婚する訳ですが。

結婚したあたりから、真緒は、段々、体の調子が悪くなっていくのですよね。

っていうか、そもそも、真緒には色々な秘密が沢山ありそうで、それは、中学時代からもなのですが。


そこら辺りは、もう、冒頭のシーンで簡単に想像できます。

物語冒頭・・・まだ幼かった浩介が猫を助けるエピソード。猫屋敷の年配女性の存在。

そして、中学時代。

なぜ真緒は、全然お勉強が出来なかったのか? なぜ他の子とは少し違った感じの子だったのか?

中学生の頃に、全裸で街を歩いているところを警察に保護され、でも、保護されたときには、一切の記憶を失っていて、身元が解るようなものも何も持っていなかったという真緒。

大人になってからも、熱い物を口にするのが苦手だったり、寒いのが嫌いだったり、水族館に行って魚を見ると「美味しそう~」って呟いたり。。。。。


と、まあ、真相は「そういうこと」なのですよね~(*^^*)b


もちろん、これは、冒頭からちゃんと想像がついて分かっている訳ですが・・・分かっているだけに、どうしようもない残酷な事実をどうするのか・・・見ていても、結末が気になって気になって(>_<)

2人が結婚するまでが、とてもキラキラしたお話だったので、段々と結末に向かっていくにつれ、切なくなってしまいました。


そして、職場の人、真緒の里親などから、真緒に関する記憶が消えていき・・・真緒の事を覚えているのは浩介だけになっていって・・・(;;)

せ・・・せつない・・・・。

そしてそして、太陽が沈んだ時、浩介の記憶や生活も・・・・。


う~ん、これは、果たしてハッピーエンドと言って良いのかなぁ?とは思いましたが、でもでも、真緒の立場から見ると、ひと時の素敵な恋の魔法だったのだろうなぁと思います。

好きな人と巡り合うために精一杯頑張って、そして、恋をして。真緒の時間は幸せだったんだろうなぁって。
ちょっと寂しいけど。



本当に大人のお伽噺って感じで、綺麗な作品だったと思います。

まさに、「キラキラしてる」っていう言葉がピッタリな印象でした。音楽も良かったし~。

恋愛物やファンタジーがお好きな方にはオススメしちゃいます♪