★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『渇き。』

2014年07月11日 | 映画鑑賞記
色々と溜まっている映画の感想を♪

先週、見に行きました、映画、『渇き。』。

この監督の作品は、独特な映像感があって、それがいつも興味深いので、今回の『渇き。』も、期待していたのですよ~。

が。

しかし。

賛否はあると思いますが、今作は・・・私には合わなかったです(>_<)

・・・うん、全然合わなかった。見なきゃよかったorz

まあ、こういうコトもあるよA^^;;

もちろん、あくまで、「私には合わなかった」という、私の個人的感想ですよん。

っていうか、予告編から、ある程度のバイオレンスや、イジメとかのシーンがあるの覚悟していたのですが。

でもでも、「高校生割引キャンペーン」を大々的に銘打っているくらいだから、クレイジーな中にも、何かメッセージ性があるのかなぁとか、もっと、お手柔らかなものを想像していたのですが。いやはや、想像を絶する、アレでした(--;;



■映画『渇き。』予告編



原作小説は、『このミステリーがすごい!』の大賞受賞作とのことで。

『このミス』作品は、結構、チェックしている方なので、映画も楽しみにしていたのですが・・・(--;;



主人公は、元刑事の藤島。

彼は、その暴力的な性格から、仕事も家庭もボロボロに壊してしまい、今や、ただのロクデナシ状態。

そんな彼の元に、別れた元妻から連絡が入ります。

それは、高校二年の娘・加奈子が失踪したので探して欲しい、ということ。


早速、昔は家族で住んでいたマンションへと向かう藤島。


娘の部屋を見てみると、鞄の中から、麻薬が。
そして、クローゼットには、高校生が持つには高価すぎる洋服がズラリ。
しかし、バイトをしていた訳では無い・・・という。

元妻に、失踪前の娘の様子を聞いても、ただただ「分からない」と言うばかり。

藤島は、加奈子の部屋に残されれていた、アルバムなど、わずかな手掛かりから、一人で加奈子の捜索をはじめます。

中学の時の担任、中学の時の同級生、高校の友達・・・・・。

色々な人たちに話を聞くにつれ、加奈子という娘の人物像が分からなくなってくる・・・・。


ある者は、加奈子の事を頭の良い優等生で、皆からも慕われていた、と言う。
また、ある者は、加奈子の名前を出すだけで、怖がって、口を閉ざしてしまう。
また、ある者は、加奈子に対する怒りをむき出しにする。
また、ある者は、加奈子は、何かに悩んでいるようで、やつれて不登校が続いていたと言う。

そして、加奈子が関わっている一連の出来事と、地元で起こっている若者の連続惨殺事件が、なにか関係がありそうな感じ。

更に、調べていくうちに、藤島は、加奈子が地元の暴力団組織とつるみ、中学生や高校生を巻き込んだ、麻薬や売春がらみの犯罪に関わっていたという事実に辿り着くのでした。


関わる人間を全て、弄び、不幸にして行く悪魔のような加奈子。

そして、色々な人たちの話題には上るものの、一向に、その姿は見えない。失踪したまま。

加奈子は一体、どこにいるのか・・・・???



というような物語。


予告のイメージで、映画を見る前は、父親が行方不明になった娘を探す~~だけの話かなぁと思っていたのですが。

映画の冒頭で、殺人事件が起こるのですよね。

そして、その殺人事件は、連続殺人事件へと発展していく。

それが、加奈子失踪と関連ありそうな感じで・・・。

そういう展開は、ミステリーで面白いのですが。

ですが・・・。

いかんせん、グロ過ぎでしたorz


なぜ、あそこまで、グロを強調する表現をしなくちゃいけなかったんだろう。

別に、同じストーリーで、もっとソフトな映像でも良かったんじゃない?と、スプラッタが苦手な私なんかは思う訳ですよ。

私なら、同じストーリーで、過激なシーンさえ無ければ、そこそこ楽しんだ気がするんだけど。。。

もう、色々、ダメでした。


なんというか、もうね。

激しいバイオレンスに、生々しい強姦シーン、少女売春、ヤク、少年への強姦、腐った警察、快楽殺人・・・何でも有り、というか、この世の社会悪を全部詰め込んだような物語で、見てて疲れました~。

R15とのことですが、わたしは的には、R18レベルのヤバさだと感じましたです。



でも、ショッキングな映像は多々なのですが、物語の展開の仕方というか描き方は、興味深かったです。


まず、バラバラな時系列で描かれていくエピソード。

そして、物語の中心となる、失踪した「加奈子」ですが。

彼女は、現在(父親が捜索中)のシーンでは、人の話題でしか出てこず、過去の回想シーン・・・それも、第三者の目から見た「加奈子」という形でしか登場しないのですよね。

なので、余計に、彼女の失踪が謎を帯びてて。

「一体、なぜ、彼女は失踪したのか?」

というテーマに引き込まれました。


ただ、全編を通して思ったのが、結局、この映画は何が言いたかったのだろうか・・・と。


原作を読んでいないから分からないのかもしれませんが、様々な形の「なぜ?」が回収されないまま結末を迎えているように思えました。


まず、主人公の藤島。

彼は、元刑事とのことですが、今は、酒と暴力に溺れるただのロクデナシにしか見えません。
映画を見ていると、どうやら、彼のその暴力的な性格が、家庭を壊したようにも見えるのですが。
なぜ、彼は、あんなに暴力的なのか?

過去のシーンでは、彼の元妻の浮気等も描かれ、藤島が、妻の浮気相手の男をボコボコにするシーンなんかもあるわけですが。

これは、どっちが先なの??

と思っちゃった訳ですよ。

つまり、藤島が暴力を振るう→それから逃れたいために妻は浮気。

なのか、妻が浮気に走った→藤島が暴力を振るうようになった。

なのか。

でも、多分、前者なんだろうなぁ?

じゃあ、なぜ、彼は、そんなに暴力的なのか。彼は、大切な物をブッ壊したい欲があるみたいなのですよね。心が壊れているというか。それは、何か、トラウマでもあるのか。

でもでも、その一方で、加奈子失踪の連絡を受けて、彼女の部屋を見た時、すぐに麻薬に気付いたり、また、クローゼットの中の高価な服に目が行ったり・・・と、一緒に暮らしているハズの母親よりも、色々気付いてる感じで。そこは、流石、元刑事だけあるなぁって思えるのですが。

ということは、昔は刑事として、ちゃんと働いていた・・・?

のに、壊れちゃった・・・??


そこらへんが、さっぱりでした。


そして、彼の元妻。加奈子の母親も。

一緒に住んでいながら、娘の事を全然、知らない。
無関心だったのかなぁ??

なぜ??



それから、それから、肝心の加奈子。

彼女も、相当狂っています。

それは、中学時代の男友達(彼氏?)が酷い目にあって自殺したから、その復讐のために彼女も壊れて行ったのかな?とも思えるし。

はたまた、劇中で、藤島が加奈子に性的虐待をしていることを仄めかすシーンがありましたが。

それが原因??

でも、問題のそのシーンでも、どこか、加奈子の方が誘ってる感アリアリでしたし。

ということは、その時点で、もう加奈子は狂っていた・・・っていうコトかな??


とにかく、感じられるのは、藤島の家庭自体が完全に崩壊してて、機能していなかったということ。

それゆえに、加奈子はおかしくなっていったのか??


劇中に出て来る日付をもっとしっかり見ておけば、ちゃんと分かったりかしらん?



とにかく、藤島家に限らず、登場人物全員が、壊れちゃってます。クレイジーです。

でもでも、それが、なぜなのかが分からないから、しっくりこなかったというか。

まあ理由を求めてはいけない、これはこういう物なんだってコトで見ないとイケナイのかもですが、ね。


一見、清楚な優等生に見える加奈子ですが、実際は、地元の暴力団とツルんで、中学生や高校生をヤク中にし、売春をさせる・・・という組織の取りまとめをしていた訳ですが。

普通は、麻薬とか売春とか、自分とは関係ない世界って思いますよね。

特に、学校や学生なんて、そういう裏社会とは無関係で接点もない・・・と。


だけど、この映画では、そういう学校や学生たちが、実は、裏社会とガッツリ繋がっている。実は、凄く身近な世界かもしれない・・・というのが怖かったです。

優等生の顔、天使の顔をして、友人達に近付き。
そして、自分に好意を抱く者達を、次々に、ヤク漬けに売春組織に送り込む。
それは、男も女も関係なく。
更に、ルール無用で、手に入れた情報をもとに、社会的地位のある大人までをも脅したり、破滅させていく。

加奈子、怖し!!!!

彼女自身も完全に壊れているけど、自身が壊れているからか、周りの人間をも壊さずにいられないのですよね。

彼女は、世界の破滅でも願っていたのでしょうか??

それとも、自分を狂わせた社会に失望し、自分自身が破滅していくように仕向けていたのか?


ここら辺りが分からなかったので・・・あまり、メッセージ的な物を感じられなかったのです。。。


作品タイトルでもある『渇き。』という言葉。

確かに、狂った登場人物は、皆、何かに飢えているかのようでした。
飢えた獣のようでもあったというか。

一体、何に飢えていたのかな??

愛情? 常識? 理性?


でも、そういう理性と狂気は紙一重なのかもしれない、という怖さも感じましたね。


そうそう。

この物語、一番気になる、加奈子の行方・・・ですが。

これは、まあ、ある程度予測していた通りで。

とはいえ、これがまた、最後の最後まで狂気じみているとしか(>_<)



とにかく、グロシーンや、強姦シーン、暴力シーンなど、ショッキングな映像が満載で、私には合わなかったですが、でもでも、俳優さん達の演技は圧巻でした。

特に、ロクデナシの暴力男の主人公・藤島を演じた役所広司さん、凄かったです!!!!

役所さんといえば、割と最近では、『聯合艦隊司令長官 山本十六』のお堅いイメージがあったのですが。
同一人物とは思えない、豹変ぶりが凄い。
本当に、見ていて、憎ったらしいロクデナシにしか見えないんだモン~。


その他、豪華キャストの皆さんも、かな~り狂った性格の人達ばかりなのですが、その狂気・狂乱の演技が素晴らしかったです。

そして、肝心の加奈子の小松菜奈ちゃん。

凄くミステリアスな雰囲気で。
天使の仮面を被った、狂った悪魔っぷり、怖かったです。

うん。

役者さん達の演技は凄かったなぁ~って思いました!!


あ。

あと、ちょっと気になったのが。

ツッコんではいけないことかもしれませんが、主人公の藤島の不死身っぷりに度肝を抜かれました。

いやはや、彼自身も、散々人を殴りまくってますが、それ以上に、殴られまくってるというか、相当痛い目にあってます。
普通の人間なら、絶対に死んでるだろ? 内臓破裂してるだろ? って状況にも関わらず、動く動く。凄い行動力!

どんだけ不死身やねん。ウルヴァリンかよ!? 実は、銃弾で打たれても平気ちゃうん??とか、ツッコミ所は多々なのですが。

素晴らしい不死身っぷりです(笑)

でも、考え方によっては、そこまでボロボロになって、普通の人なら動けない体の状態にあっても、彼を突き動かしていた「執念」っていうのがあったのかもしれないですよね。

それは、彼なりに、失った家族を取り戻したいという欲求だったのか?

そして、それ自体も、かなり歪んだ愛情だった・・・というのが、救いようがない。



平凡な生活と悪の社会、理性と狂気は、実は隣り合わせで存在しているのかもしれませんね。

うう、怖い怖い(>_<)


映画『マレフィセント』

2014年07月10日 | 映画鑑賞記
今日は、一昨日見て来ました、映画『マレフィセント』の感想を♪♪

凄く面白かった素敵な作品です。

感想は、微ネタバレになっているので、これから鑑賞予定の方はお気を付けくださいね。



■『マレフィセント』予告編



皆が知ってる、ディズニーの映画『眠れる森の美女』。

プリンセス・オーロラに、眠りの呪いをかけた、邪悪な魔女・マレフィセントの物語。

『眠れる森の美女』では、マレフィセントは邪悪な魔女故に、お姫様誕生のお祝いの宴に呼ばれず、それを怒って、生まれたばかりの姫に、「16歳の誕生日に糸車の針で指を刺して、永遠の眠りにつく」という呪いをかける訳ですよね。

でもでも。

この作品では、『眠りる森の美女』の中で、「なぜ?」と思う疑問に対しての答えが、全部、「真実」として描かれています。


なぜ、マレフィセントは、宴に呼ばれなかったのか?

なぜ、マレフィセントは、姫に呪いをかけたのか?

そして、なぜ、その呪いは「16歳」なのか?

そして、その呪いを唯一解けるのが「真実の愛のキス」なのは、どうしてなのか??

そもそも、マレフィセントは、元々、邪悪な魔女だったのか??


などなど。

特に、「16歳」というのと「真実の愛のキス」というキーワードは。
マレフィセントの気持ちを考えると、物凄く切なくなるのですよね(;;)




昔々、ある所に二つの国がありました。

1つは人間の王が治める、人間たちの住む国。
ここでは、あらゆる欲望が渦巻いてて、民たちは決して幸せでは無かった。

そして、そのお隣の国は、妖精の国。

ここは、妖精たちの暮らす、それはそれは美しい国で、彼らは自然と共に、豊かで楽しい暮らしを送っていました。妖精たちには、人間の様な、欲望や妬みなどの感情が無かったのですね。


そんな妖精の国に、マレフィセントという幼い女の子の妖精が居ました。



・・・という物語の始まりで。

冒頭に出て来る、とても大きな翼を持った、可愛い可愛い女の子の妖精。

それが、後に、姫に呪いをかける邪悪な妖精となるマレフィセントなのです。

でも、この時は、とても可愛くて、心の清らかな女の子。

彼女は、ある時、妖精の国に忍び込み、宝石を盗んだ男の子を助けてあげます。
男の子の名前はステファン。

貧しい暮らしをしているステファンですが、自分はいつかきっとお城に住んでやる!という野心を抱いた少年でした。

2人はすぐに友達になり、そして、友情は段々、恋心に変わっていき、マレフィセントが16歳のお誕生日に、ステファンは、彼女にキスをします。
マレフィセントは、それを、真実の愛のキスと信じていたのですが、やがて、ステファンは、人間世界の欲や野心に夢中になり、もう、彼女の元を訪れなくなったのですね。


やがて、二人とも、大人になるくらいの時が流れ。

相変わらず、欲にまみれた人間の王国は、妖精の国に戦争をしかけてきます。

成長し、妖精の国の守り手となったマレフィセントは、そんな人間の軍隊と戦う訳ですが、とっても強い!! とてもじゃないけど、人間の軍隊が叶う相手ではありません。

戦の場で恥をかかされ、マレフィセントを恨んだ王は、自分の部下達に、

「マレフィセントを殺した者に、自分の亡き後の王位と、自分の娘をやる」

と宣言。

それを聞いたステファンは、ついに、自分が王座につくチャンスが来た!と喜びます。

幼馴染であるマレフィセントを呼び出し、薬で意識を失わさせ、そして、その間に、彼女の大きな翼をもぎ取るのです。

そして、そのもぎ取った翼を王に見せ、約束通り、次代の王となり、王女を娶る・・・。

妖精の国の宝石を盗んでマレフィセントに助けられた、貧しい一平民だった少年・ステファンは、遂に、王座にまで登りつめたのでした。


一方、薬から目覚めた時、自分の翼が無くなったことに気が付いたマレフィセント。

翼を奪われたことと、愛していると信じていた男性に騙されたこと。

二重の悲しみから、泣き叫ぶのでした・・・・・。
そして、彼女は激しい憎しみに囚われる。


・・・というのが、この物語のプロローグ。



と。

ここまでの展開を考えてみると、悪いのはどっちだ??って感じですよねA^^;;

マレフィセント、めっちゃ、可哀想(;;)

可哀想過ぎます!!!!!

彼女が姫にかけた呪い。

16歳の誕生日・・・というのは、マレフィセントが本当に愛していると思っていたステファンからキスをされた日。

でも、ステファンは、本当は自分の事など愛してはおらず、自分の欲望為に利用しただけ。
つまりは、「真実の愛のキス」なんてものは存在しない。
それは、ステファン自身もよく知っていること。

だからこそ、彼の愛娘にかけた呪いを解く奇跡も「真実の愛のキス」にした。

つまり、そんなものは、最初から存在しないから、呪いは絶対解けない・・・ということですよね。

それには、マレフィセントをだましたステファン自身が一番堪えたのではないでしょうか???


とにかく。

この作品の中だと、野心家の王様・ステファンがとことん嫌な奴です。

王位の為にマレフィセントを騙したのもそうですが。

その後、段々と、マレフィセントへの憎しみから狂気に憑りつかれていくようになるのですね。

お城を閉ざして真っ暗にし、自分の裡に籠るようになる。

そして、何が気の毒って、そんな彼と結婚した、お妃様じゃないかしらん・・・って思ったです。

呪いの所為で、娘は、三人の妖精が森の家で身分を隠して育てることにする・・・つまり、王妃様は、自分の手で娘を育てることが出来なかったのですよね。

しかも、肝心の夫である王は、マレフィセントへの恨みに憑りつかれてまともな状態じゃない。

確か、お妃様が病床の身で、「もう、今夜あたり危ない・・・」って従者が呼びに来た時も、

「五月蠅いっっ!!!!!!!」

って怒鳴って、従者を追い返していましたものね。

という事は、彼は、妻の臨終にも立ち会わなかったってコト???
酷い。

お妃様としては、父王の命令に忠実に、隣の国の悪い妖精を退治した勇者と結婚し、姫に恵まれた、幸せな生活だったはずなのに。

事情を何も知らない王妃様は、本当に気の毒でした。



そして。

三人のお喋りな妖精たちに、森で育てられることとなったオーロラ姫ですが。

この三人の妖精が、とてもじゃないけど、子供を育てられるようなタイプじゃなくて。

それを見ていたマレフィセントは、苛々モヤモヤ(笑)

そう。

呪いをかけておきながら、なんじゃーかんじゃーで、オーロラ姫のことを凄く心配しているのですよね。

「あの三人に任せてたら、赤ん坊が飢え死にしちゃう」

と言って、ご飯を食べさせてあげたり、崖から落ちそうになったところを助けてあげたり。

その都度、マレフィセントに微笑みかけるオーロラですが、

「アンタなんか嫌いよ、醜い子」

って一瞥するのですよね~。

でも、このツンデレぶりが、タマりませんでした(*><*)

口ではさんざん悪口行ってるのに、本当は、オーロラの事が気になって気になって、色々と気配りしてあげてる。

猛烈な恨みから、酷い呪いをかけてしまったものの、やっぱり、彼女の心の根っこの部分は、冒頭の、あの美しい森に住んでいた、心優しい妖精のマレフィセントのままなのですよね。

凄く母性愛に溢れてて。優しくて。

マレフィセントと、幼いオーロラとのやりとりは、ある種の微笑ましさがありました。

確かに、オーロラの父親であるステファン王のやったことは許せないし、憎いでしょうが。
でも、それと、オーロラ姫とは無関係。
子供に罪は無いですものね。

「坊主憎けりゃ、袈裟までも」ってことわざがありますが、まさに、その反対!!

ステファンは憎くても、オーロラは可愛い。無垢で美しい存在だったのではないでしょうか。



そしてそして。

オーロラは、どんどん成長していき、16歳の誕生日が近付いてきます。

その時、初めて、マレフィセントとちゃんと出逢い、言葉を交わすわけですが、

「私、貴女の事、子供のころから、ずっと感じていたわ。私の事をずっと見守ってくれていたのでしょう。貴女はフェアリー・ゴッド・マザーね」

って言うのですね。

ここ、なんだか、凄く感動しちゃったですよ。

オーロラが物心つく前からずっと見守り続け、危険な時は助けてあげ、何かと気を配っていたマレフィセント。

あの三人の妖精さんが、ちょっと子育てには頼りなかったので、オーロラにとっては、マレフィセントがお母さんみたいなものだったのではないでしょうか。そこには、確実に愛があったと思いますもの。

彼女の「フェアリー・ゴッド・マザー」は、確かに、マレフィセントのことをピンポイントに言い当てている言葉だと思いました。

2人はとても仲良くなる訳ですが。

でも、16歳の誕生日は間近。

何も知らず、自分を慕ってくれるオーロラを見る度、苦悩するマレフィセントの心情が切ないです。

一度は、彼女の呪いを解こうともするのですが、「この呪いは、だれにも解くことが出来ない。唯一、真実の愛を除いては」なーんて、かけちゃったモンだから、呪いをかけたマレフィセント自身ですら解くことが出来ないのですよね。

これは、哀しい。。。。


そんな時、オーロラは、一人の王子様と出逢い。

互いに、ほんのり一目惚れな雰囲気。

マレフィセントは、その王子に、真実の愛を期待するのですが、果たして、そんな一目会っただけの関係で、真実の愛が芽生えるのか・・・お伽噺はともかくとして、現実では、かなり難しいですねA^^;;


そんなこんなで、結局、16歳の誕生日に呪いが発動して、永遠の眠りについてしまうオーロラ。

それを救おうと、城に向かい、例の王子様とキスをさせようとするマレフィセントだったのですが。

王子様のキスでは、オーロラは目覚めず・・・・・。



その一方で、どんどん荒んでいくステファン王は、マレフィセントへの敵意むき出しで、全力の戦闘モードで、彼女に襲い掛かる訳ですが。



・・・と。

ここまで言うと、もう、読めますよね(^m^)


真実のキスの相手。

この映画を見る前にも、「まんま、アナ雪」という評判を聞いていたのですが、なるほどなるほど。

王子様のキスよりも、彼女の事をずっと母親の様な気持ちで見守っていたマレフィセントのキスこそが、呪いを解く鍵だったのですよね~。

王子様が出て来た時から、「そうじゃないかなぁ」とは予想してたので、やっぱりなぁって展開でした(笑)

っていうか、ディズニーといえば、お姫様を救うのは王子様のキスが定番でしたが。

最近のディズニーって、王子推しじゃないのかな???(笑)

でもでも。

この結末大好きです。

なんでもかんでも、王子様のキスでめでたし、めでたし・・・より、ずっと深くて良いと思いますよ~。




美しくてハッピーなエンドも良かったですし。

素敵なお話でした。


っていうか。

もし、この物語を「真実」とするなら。

人間って、とことん醜い種族だなぁって思っちゃいますよね(--;;

ステファン王とか、最悪だよ~。

っていうか、その前からも、妖精の国に戦争をしかけてきた前王も、だけど。

そして、この一連の物語を、マレフィセントを悪役として書き残した~となると。
ちょっと人間にゲンナリしちゃいますね。


でもでも。

妖精たちの祝福を受けたオーロラ姫が、二つの国の懸け橋となったことで。
人間の国も、妖精の国も、互いに仲良くなれたのではないかなぁと。

そのままの平和がいつまでも続くと良いなぁって感じでした(*^^*)


本当に、面白い作品でした。

『眠れる森の美女』では、あんなに怖かったマレフィセント様に、まさか、こんなに感情移入出来るなんて!!

ホント、ちょっと視点を変えただけで、お伽噺ってガラっと変化するのですね。おもしろーい(^m^)

今後、『眠れる森の美女』を見ても、マレフィセント様を見る目が変わりそうです(笑)



アンジーのマレフィセントは、ビジュアル的にも違和感なくて、すっごく素敵でした。


あっ。

そうそう。

マレフィセントに仕えるカラスのディアヴァル。
時々、人間に変身したりするのですが、人間の姿の時を演じていたサム・ライリー、凄くかっこよかったです(//▽//)超イケメン~♪

しかも、マレフィセントと良いコンビなのですよね~。

本当は、オーロラの事が心配で心配で仕方ないのに、口では、「あんな子、嫌いよ」とか「醜い子」とか言ってるマレフィセントの本心を見抜いてて。呆れつつも、そんなツンデレなマレフィセントを生暖かく見守ってる・・って感じで。

凄く良いキャラでした。

私、最初、彼が人間になって王子様になるのかと思ったよ(違)



それから、それから。

オーロラ役のエル・ファニング。

ダコタ・ファニングの妹なのね~。可愛いオーロラ姫でした(*^^*)





そんなこんなで。

見所たっぷりの映画『マレフィセント』。
とても面白かったです(*^^*)


『ホビット 竜に奪われた王国』Blu-ray発売日♪

2014年07月09日 | 徒然なる日常
本日、発売でした(*^^*)

映画『ホビット 竜に奪われた王国』のBlu-ray♪♪

密林さんで早々と予約していたので、今日、ポストインされてました。

同封されてた注文明細を見ると、私、3月8日に予約してた(笑)

どんだけ楽しみにしていたんだ・・・って感じですね。

やっとです。



ジャン♪






私は、Blu-rayと特典ディスク、DVD(デジタルコピー付)の豪華3枚セットをお買い上げ。

特典ディスクのBlu-rayも楽しみ。

なにやら、特典だけで130分あるとか(^m^)



そうそう!!

こういうBlu-rayセットを買うと、大抵、付いてるDVD。
デジタルコピーのシリアルナンバーも付いてて、映画をPCにDL出来たりするのですよね~。

私、今までは、ガラケだったし、ぶっちゃけ、Blu-rayディスクがあるのなら、わざわざ、デジタルコピーしてPCで見る必要もないし、ガラケじゃ、デジタルコピーとかも無関係だし・・・って、そういうの、全然興味なかったのですよね。

なので、色々Blu-rayを買うと付いてる、デジタルコピーとかも、完全スルーでした。


でも、ふと思ったのですよ。

今は、iPhoneになったわけですし。

これ、DLしてたら、iPhoneで好きな映画見れたりするんだろうなぁって。


・・・まあ、外出先とかで、わざわざ、ケータイでまで映画見ない・・・というば、見ないのですが。

でも、好きな映画を持ち歩けるって、嬉しいくないですか??(*^^*)



・・・という訳で。

めっちゃ、今更なのですが、デジタルコピーの使い道や良さに、目覚めた、という。


今回の『ホビット』にも付いているので、DLして、iPhoneに入れようっかな。


となると、今まで、スルーしてきた分が、勿体ない(>_<)

発売当初に買った『X-MEN ファースト・ジェネレーション』の豪華セットのBlu-rayにも、そういうの付いてたのに。。。。当然、もう、DL期間過ぎてるし(--;; あうち。


今度から、何か映画のBlu-ray買って、デジタルコピーの権利が付いてたら、、ちゃんとDLしようっと(反省)。

あわわわわ。

今まで、興味なかった自分が恨めしい・・・。
・・・でも、ずっとガラケーだったしね・・・。しょーがないよ。


っていうか、昔は私、ハリポタなど好きな映画はUMD買ってたのですよね。PSPで見れるヤツ。

で、帰省の時とか、長時間の電車移動の時に見てたりした訳ですが。

今後は、スマホでそういうのが出来ちゃうんだ~と、今更ながら感動の、5月末までガラケーユーザーだった私。


と。

そんなこんなで、今日は、『ホビット 竜に奪われた王国』のBlu-rayをゲット出来てホクホクです。

今作はレゴラス様も登場なのですよ~。

見るのが楽しみです♪



それにしても、ビルボ。『SHERLOCK』のワトソンにしか見えない(^m^)



『トランセンデンス』&『マレフィセント』

2014年07月08日 | 徒然なる日常


ケータイから、こんにちは!

写真は、映画『トランセンデンス』の前売り券。ムビチケカードです。

…なんというか、普通の(元々の?)お顔のデップ様( ´ ▽ ` )ノ


前売り券を買って、楽しみにしていた『トランセンデンス』、公開早々に行くつもりだったんだけど、遅ればせながら、今日、見に行きます。

予告も面白そうでしたし、何より、大好きデップ様!!

楽しみです。

そして。

せっかく、映画館に行けるので、『マレフィセント』も出来れば見て来たいのです(*^^*)

こちらも、何やら人気のようで、期待大。

ディズニーの実写物って、結構、好きなんだぁ。


と言う訳で。

今日は、一人映画館贅沢して来ます。



あ!!


先週見た『渇き。』の感想も書かなきゃ!

なんだか、凄い感想日記になりそうですが(笑)



映画『つぐない』 Blu-ray

2014年07月07日 | 映画鑑賞記
今日は、Blu-rayで見た映画の感想をば♪

先週の金曜日に日記でチラッと書いてた、途中になってた、あれです。

前々からBlu-rayで絶対欲しいと思っていた作品、『つぐない』。

mixiのボイスやツイッターでは、チラっと呟きましたが、先月、やっとBlu-rayを購入し、鑑賞しました。


1935年を舞台にした、物凄く綺麗な映画で、そして、切な過ぎる悲恋の物語。

この映画自体は2007年の作品です。

キーラ・ナイトレイや、ジェームス・マカヴォイ、ベネディクト・カンバーバッチが出演しています。


原作は、イアン・マキューアンの『贖罪』という小説なのですが、原作は未読。でも、読んでみたくなりました。


■『つぐない』予告編



もうね、こんな悲恋あって良いの!!??(>_<)っていうレベルの号泣ものなのですが・・・でも、なぜか、物凄く好きなお話なのですよね。。。。

・・・なんというか。
多感な少女が、出来心でついてしまった嘘により、人生をめちゃくちゃにされ、引き裂かれた、将来有望な好青年と、その美しい恋人の物語。

切なくなるんだけど、何度も何度も見たくなるのは、なぜだろう?



物語の舞台となるのは、1935年のイングランド。

政府高官を務める家の、裕福なお屋敷から物語は始まります。

そのお屋敷の娘、ブライオニーは感受性が強くて、多感な、小説家志望の13歳。

使用人の息子・ロビーという青年に、少女らしい清らかな淡い恋心を抱いていました。

ロビーはとても優秀な若者で、使用人の息子であるにも関わらず、屋敷の当主(ブライオニー達の父親)が学費を出し、オックスフォード大学を卒業させており、更に、医師になりたいという目標の元、近々、医大への進学も控えているのです。

一方、そんなブライオニーの美しい姉・セシーリアとロビーは互いに想いあってるものの、互いに意識しすぎて素直になれない関係。

そして。

ちょっとしたアクシデントにより、大切な花瓶を噴水に落としてしまったセシーリアが、服を脱いで噴水に飛び込み、花瓶を拾う・・・という出来事が。

まあ、そこで、なぜ、ロビーではなく、セシーリアの方が噴水に入ったのか~~というのは、当人たち同士のやりとりで色々ある訳ですが。

たまたま、その様子を窓から目撃してしまったブライオニーには、当然、姉とロビーのやり取りなど聞こえない。

そのため、その不自然な一連の出来事を、少女らしい潔癖さで、誤解しちゃうのですよね。

ロビーが、セシーリアを脅して、服を脱がせた・・・・と。

それまで、ロビーに対して、清らかな恋心を抱いていただけに、このことは、ブライオニーにとっては、物凄いショックで。そして、ロビーのことを、性的な変態だ・・・と思い込み、恋心は嫌悪感に変わるのですよ。


また、ロビーは、セシーリアに宛てて、噴水での出来事を謝る手紙をしたためる訳ですが。

彼は、セシーリアの事が好きなので、なかなかうまい具合に手紙が書けない。
つい、気障なラブレターみたいになったりして、タイプで打ってはボツにし。打ってはボツにし・・・を繰り返して。
そして、とうとう、ふざけて、熱い恋心をタイプしちゃうのですね。

「僕は、毎晩、夢の中で君の●●●(←下半身のコトです。結構、露骨に表現されています)にキスしている」

・・・みたいな手紙A^^;;

とはいえ、それは、ふざけて書いたものであって、当然、そんな手紙をセシーリアに渡せるわけはないです。ロビーは、自嘲気味に笑って、その手紙をテーブルに置き、そして、今度は、手書きで一言、簡単に「昼間はすまなかった」みたいなことを書き、それを彼女に渡すことにするのですよね。

で、夜からの晩餐会に招かれていたロビーは、正装し、セシーリアに宛てた手紙を持って、お屋敷に向かう。

途中、彼も妹同然に可愛がっているブライオニーに出逢う訳ですが。
まさか、ブライオニーが、自分とセシーリアの昼間の噴水での一件を見て、自分に対していかがわしい誤解をしている~~なんて露知らずな彼は、「お姉さんに渡してくれ」って言って、謝罪の手紙をブライオニーに託けるのですよ。

がしかし。
がしかーーーしっっ!!!!!!

ブライオニーに手紙を預けた後になって、ロビーは気付く!!!!!

封筒に入れる便箋を間違って、手書きの謝罪の手紙では無くて、ふざけてタイプした、例の下半身にキスな方を入れてしまったことを(@A@;;  

な、なんてことっっ(>_<)


つか、封筒に手紙入れて、封する前に、中身確認しようよ・・・と、激しくツッコミ。

いや、私は、いつも、そうしてるよ?

手紙を封筒に入れる前は、一旦読み直して、誤字とかないか、とか、便箋が汚れたりしていないか、とか、最終チェックしてから封するモン。

ロビーよ、なぜ、それを怠った。。。 君、頭、良いんだよね。。。。 

・・・と、どんなに悔やんでも、時遅し。

しかも、ブライオニーは、昼間の噴水の一件で、ロビーに対しては嫌悪感しか持っていなかったので、ロビーの手紙を姉に渡す前に開封して、盗み読みしちゃうのです。

中身は、当然、卑猥なことが書かれたアノ手紙。。。。

という訳で。

昼間の一件だけでも、凄いショックだったブライオニーは、ロビーの、このとてつもなく卑猥な単語が描かれた手紙を見て、猛烈なショックを受けるのですよね。そして、更に激しい嫌悪感。

もう・・・なんというか、ブライオニーの中では、ロビーは変態確定!!!!って感じですよね。

昼間の事で誤解していた上に、この、卑猥な手紙がとどめをさした・・・っていうか(--;;

そして、ブライオニーは、自分が開封した手紙を姉に渡す訳ですが。

でもでも。

姉の方は・・・といえば。

どうやら、この卑猥な手紙を見て、自分の気持ちに気付いた・・・というか、ロビーの事を愛していることを認識するのですよね。

で。

あんな手紙を渡してしまい、気まずいロビーでしたが、思わぬセシーリアからの告白により、晴れて両想い。そのまま、二人は屋敷の図書室で激しく愛し合うわけです。

ですが~~~。
またまた、間の悪い事に、その情事をブライオニーが目撃。

ブライオニーは、姉がロビーに襲われていると勘違いし、情事の場面から立ち去ることなく、二人を見つめ続けて、「行為」をやめさせる訳ですね。そして、それを、「自分が姉を助けたんだ」と思い込む。

そんなこんなの後で、気まずく緊迫した晩餐会となるわけですが。

その夜に、屋敷に来ていた姉妹たちの従姉妹が強姦される・・・という事件が起こるのです。

そして。

警察の取り調べの際、ブライオニーは、従姉妹に乱暴した犯人はロビーだ・・・と証言するのですね。

恐らく犯人は、晩餐会に招かれていた内の誰かであろう。そして、男性は皆、正装、タキシード姿だった。もちろん、ロビーも。

決して、ブライオニーははっきりとロビーが犯人であると目撃した訳では無いのに、犯人はタキシードだったという服装のことや、また、姉に宛てた卑猥な手紙のことなども持出し、ロビーは変態だという思い込み故に、

「自分はこの目で、はっきりと見ました。ロビーが犯人です」

って証言するのですね・・・。


そんな訳で。

ロビーは性犯罪者として逮捕。

無実の罪で牢獄に入ることになるのですが、折しも、第二次大戦が激化。彼は、罪を免れるため、兵士として志願し、戦場へと赴きます。

一方、両想いになり、結ばれたその夜に、恋人と引き裂かれたセシーリアは、ロビーの無実を信じ、彼を犯罪者に仕立て上げた家族を嫌い、屋敷を出て、看護婦になり、自活の道へと。


13歳の少女によって引き裂かれた恋人たちは、いつか、必ず、一緒に暮らせる幸せな日が来ると信じて待ち続ける・・・けれども・・・・・。



って感じのお話。


物語前半は、1935年のイングランドの美しいお屋敷が舞台で。

上流階級の人達の優雅な暮らしぶりや、また、お嬢様と使用人との身分違いな恋・・・など、とにかく綺麗な映像で、ロマンチックというか、メロドラマチックな感じがしました。

また、イギリスが舞台だからでしょうか、どことなく、『高慢と偏見』や『ジェーン・エア』、『嵐が丘』を思い出させる雰囲気も。

そんなのどかで、美しい風景の中で、13歳のブライオニーの生々しい誤解の陰鬱さが、すごく対照的なのですよね。

世界はこんなにも美しいのに・・・ブライオニーの心の中は、こんなにも乱れている、というか。


そんな訳で、途中から物語は一転。

いかにも上流階級らしい晩餐会の後、屋敷に来ていたブライオニーの15歳の従姉妹が強姦されるという忌まわしい事件が勃発。

そして、ブライオニーの思い込みと偏見により、犯人は無実のロビーということに・・・。


・・・なんというか、凄くもどかしいというか、理不尽さを感じる展開なのですよね。

少女ゆえの潔癖な思い込みによる嘘。

でも、周りの大人や警察たちは、相手が少女ゆえに、彼女の言葉を疑わない。。。。

そりゃそうですよね。
何も知らない大人たちにとってみれば、ブライオニーがそんな嘘を吐くメリットなんてないって思いますし、それに、見てない事をわざわざ「確かに見た」なんて言う必要だってないのだから。

そんな中、ロビーの恋人のセシーリアだけは彼を信じ、取り調べの際に、

「妹の言うことを鵜呑みにしないで! 妹は、小説を書いたりしてて、想像力が豊かで、空想癖のある子なのっっ」

って必死に訴えるものの却下。

酷い、酷過ぎる。

それに、あれなのですよね(>_<)

あの時、お屋敷に集まって、晩餐会に出席していたのは、ロビーを除いて、皆、裕福な階級の人達ばかり。

使用人の息子ではあるけれども、頭も良く、好青年な彼は、家族からも気に入られてて、そのため、セシーリアの兄によって、晩餐会に誘われて出席していたものの、所詮、彼だけは、皆と違う身分の低い人間。

だから。

警察も、また、屋敷の人達も、いくらロビーのをことを気に入っていたといえど、やっぱり、何か、こういう良くない事件が起こると、皆、無意識の内に、彼を疑うのじゃないかなぁって。

気分の悪い話だけど、でも、それが当時の偏見っていうか。

生まれによって差別されたりって、いうのがあるのじゃないかなぁ、と。


あっさりロビーが性犯罪者として逮捕されたのも、結局、その場に、そういう差別の対象がロビーしかいななかったから、そうなってしまった・・・というか。

そんな気がしました。

嫌な時代ですね・・・。


そして、後半は、そういう優雅なお屋敷からは一転。

舞台は、ロンドンと、そして、戦場のフランスへと変わります。


ロビーの一件以来、家族と縁を切り、ロンドンに出て、看護婦になり自活の道を選んだセシーリア。

そして、減刑の為には、海外派遣兵に志願し、激戦地に行くしか選択の道が無かったロビー。

前半の明るくて美しいイングランドの光景とは全然違う、暗くて死の蔓延する戦地に、ごみごみした都会の喧騒ロンドンの光景で。

登場人物たちの置かれている状況の厳しさがひしひしと伝わってきます。

そんな中、セシーリアは、恋人が自分の元に戻って来るのを、ただただ待ち続け。
ロビーは死と隣り合わせの戦場においても、必ずセシーリアの元に帰り、結婚する事を心の支えに、必死で生き延びようと頑張っているわけです。


そして。

18歳になったブライオニーは、大人になったがゆえに、昔の自分の過ちに気付き、その贖いの為か、大学には進学せず、やはり、看護婦として働くようになります。
でも、未だ、姉とは絶縁したまま。


相変わらず、小説だけは書き続けている彼女ですが、他の同年代の看護婦仲間と違い、どこか暗い影のある娘になっているのは、やはり、13歳の時に吐いた嘘をずっと引きずっているからなのでしょう。。。


あの、明るい、明るい、物語の冒頭。

ブライオニーは、趣味の戯曲を書き上げ、これを、久々に帰って来る兄に上演してみせるのだ~っ喜んでいた時。
ロビーに淡い恋心を抱いていた時。

あのイングランドでの美しい光景が、嘘のように暗くて。

皆が、皆、不幸になってる感じで。見ていて、とても苦しいです。


少女ゆえの思い込みの嘘によって、皆の人生が変わってしまったのですよね(;;)


本当に、なんとも言えないくらい切ない。。。。。。


でも、考えてみると。これ、誰が悪いんだろう。

勿論、一番悪いのは、強姦事件の真犯人です。
そして、ちゃんとした捜査や取り調べをしなかった警察。

そしてそして。

何より、ブライオニーの嘘の目撃証言。。。。なのかな??


とはいえ、難しい所で。

ブライオニーも意図して嘘を吐いた訳では無くて。
なんか、そんな風に思い込んでしまった・・・というか。

昼間のアレコレや、姉に宛てた卑猥な手紙、そして、姉との情事のシーンを目撃してしまったことにより、
ちゃんと犯人の姿も見ていないのに、「犯人はロビーに違いない」っていう想いが、「私ははっきり見た!」に変わってしまったのだろうなぁって。


今の私の感覚からいうと、絶対に、ブライオニーは許されるべきではないし、今後、彼女がこの嘘によって、どんなに辛い人生を歩もうとも、同情の余地はない!!って思うのですが。

ですが。

私がそう思うのは、私が、既に大人だからなのかもしれない・・・との思うのですよね。

思春期の、清らかな乙女だったら、ブライオニーの潔癖ゆえの思い込みも、もしかしたら、理解出来たのかもしれない、と。

特に、淡い恋心を抱いていただけに、その後の、嫌悪感が一層増したっていうのも。
思春期なら、そうなのかもしれないなぁとは思う。

う~ん。

どうなんだろう???

でも、やっぱり、私は、ブライオニーのしたことが許せないな。


勿論、真犯人や、警察も、だけど。

でもでも、それ以上に、ブライオニーのあの証言が無かったら、警察だって、もっとちゃんと捜査しただろうし、少なくとも、ロビーが逮捕されることはなかったんじゃないかなぁって。

だから、やっぱり、ブライオニーが許せない。

そして、つい考えてしまうのですよね。

もし、あの時、あんな不幸な事件が起こらなかったら・・・って。


セシーリアも家を出て、自活の道を歩むことなく、屋敷で優雅に暮らしていただろうし。

ロビーも、念願の医大に行ってただろうし。

そして、二人はずっと恋人同士だっただろうし。

っていうか、当時の上流階級の結婚とかに詳しくはないのですが・・・もしかしたら、ロビーとセシーリアは結婚出来ていたのじゃないかなぁとも思うのですよね。

身分は違うけど、ロビーは、お屋敷のご主人がお金を出して、大学まで進学させたくらい優秀な青年な訳で。
真面目で人柄も良いし。
これで、医大を出て、お医者様にもなったら、言うことない位、良い男性なんじゃないかなぁって。

それに、セシーリアには兄が居るので、後継ぎ問題とかもクリアですし。

だったら、ちょっとくらい身分が違ってても、ロビーとセシーリアの結婚は許されていたような気がするのですよね。

「もし」の世界ですが。そういう未来だってあったかもしれなかったのに。

それが、ブライオニーの嘘、というか勘違いの所為で、全部、引き裂かれちゃった訳ですから。

もう、取り返しがつかないことですよね。

時間が戻せるなら、戻したいって、これほどまでに思うことは無いと思います。

そして、それはなにより、嘘を吐いたブライオニー自身もそうなのでしょうが。。。



大人になって、事件の真相、つまり真犯人に気付き、長年、絶縁していた姉を訪ねるブライオニー。

すると、姉の下宿には、一時的に戦地から帰還し、ひと時の休息を取っていたロビーが居て。

どうやら、二人は同棲しているようで。戦争が終わったら、結婚するのかな~って感じ。

そして、二人に謝罪するブライオニーですが、姉もロビーも冷たくて、決して許してくれない。
それに、昔はまるで兄のように優しかったロビーは、自分を凄く恨んでいて、「殺したいほど憎い」と乱暴に怒鳴りつける。

決して許してもらえないまま、泣きながら、姉の下宿を後にするブライオニー。


・・・・というお話なのかなぁと思いきや。

最後の最後のどんでん返しに、号泣でした(>_<)

いや、もし、ここで、ジ・エンドなら、ブライオニーが許して貰えなかったのは、自業自得としても、二人の恋人は無事、一緒になれたんだ、と、救われる気もしましたが。

しかし。

がしかーしっっ。


ここで、舞台は、一気に現代になります。

そして、作家として成功し、テレビのインタビューを受けている、老女になったブライオニーが出てきます。

どうやら、ここまで映画で描かれていたロビーとセシーリア、そして、ブライオニーの哀しい物語は、老女になった彼女が発表した『つぐない』という小説の中での出来事ということ。

でも、作品中の登場人物などは実名を使っている、いわば、彼女の自伝的小説とのことで、描かれていることは全て、事実。

ただ一つ、事実でない事、というのが。

引き裂かれたロビーとセシーリア。

物語では、再会し、同棲していたラストでしたが。

実際の真実は、ロビーは戦地で病死し、セシーリアはロンドンの空襲で亡くなっていて。

この恋人同士は、再会の約束を果たせないまま、死んでいた・・・・というショッキングな事実。

そして、ブライオニーはこの罪を償うために、せめて、小説の中だけでは、二人に幸せになって欲しくて、二人が再会し同棲していた・・・という結末の小説を書いた、ということ。

そして、そんなブライオニーも、もう、老齢。

脳の病気によって、その内、記憶が失われてしまうかもしれない。

だから、今、この話を描かなくてはいけないと思った。

この二人は、結ばれて幸せにならなくてはいけなかったのだ・・・という。



なに、このどんでん返し!!!???


ショックです、凄くショックでした。

あれほど、ロビーの帰りを待ち続けていたセシーリア。

どんなに過酷な戦地でも、セシーリアの元に帰ることだけを夢見て、必死に頑張っていたロビー。


そんな、懸命に生きていた彼らに、未来が無かったなんて(;;)


悲しい、悲し過ぎます。

こんな悲惨な事があって良いの!!??

やっぱり、例え、小説の中だけで、彼らを幸せにしたとしても。

私はブライオニーが許せない・・・と思ってしまいました。

でも、二人が亡くなってしまったことで、ブライオニー自身も、凄く凄く辛かったのだろうなぁとは思うけど。

彼女の書いた物語のラストで、彼女は、二人に謝罪するものの、許して貰えない。

でもでも、現実では、その当人たちが亡くなっている訳で。
そしたら、もう、許す許さないの問題ではなく、ブライオニーにとっては、謝罪の機会すら与えられなかったってことですよね。

それも、また、これ以上は無いというほど残酷だけど。。。。

だからこそ、彼女は贖罪のつもりで、この小説を書き上げたのでしょうね。


本当に、どこまでも救いのない物語で・・・号泣でした。


で。

こんなに救いのない話なのに、なぜか、凄く惹かれちゃうというか。

好きなお話なのですよね。


運命に引き裂かれてしまう健気な恋人同士が、とても美しいからなのかなぁ。

俳優さん達の演技も、とても素晴らしいです。

悲劇の美しい恋人たちを演じる、キーラ・ナイトレイとジェームス・マカヴォイ。

そしてそして、超絶怪しげな雰囲気ムンムンのベネディクト・カンバーバッチ。

それから、圧巻なのは、ブライオニー役の女優さんたち。

ブライオニーに関しては、物語冒頭、思春期の13歳の時と、18歳になった時、そして、ラスト、老齢期と、三人の女優さんが演じているわけですが。

特に、一番多感で、感情の表現が難しかったであろう、13歳のブライオニー、シアーシャ・ローナンが凄かったなぁ。


ただただ悲しい物語なんだけど、でも、凄く好きな物語。

決して叶う事がなかっただけに、美しいまま切り取られた恋だから、でしょうか??

タイのグリーンカレー♪

2014年07月06日 | 徒然なる日常


ケータイから、おこんばんは☆


今日は一日中、雨ですねぇ(ーー;)

家の中…特に、畳がジメジメしてて気持ち悪い~~。
梅雨だなぁ。

昨日から、ちょっと調子を崩してて、お家で、のんびりダラダラ中。

めっちゃ、寝坊しちゃった日曜日でした☆

で。

先々週くらいからの、毎週末のお楽しみ、『X-MEN』のBlu-rayセットを順に見て行ってて。

今日は『X-MEN 2』見てました( ´ ▽ ` )ノ

2も、凄く面白いよねー。
色々、詳細を忘れてたので、めっちゃ新鮮に楽しめました!




さてさて☆

話は変わりまして、写真は無印良品のタイのグリーンカレー。

昨日、買って帰ったものです。

昨年の夏からハマってて。

この夏も、買っちゃいました。

かなーり、スパイシーで辛いけどサッパリしてて。
食欲のないときでも食べれるので、気に入ってます(^m^)


ここのトコ、バテ気味なので、今晩はコレを食べて、元気元気になりたいですo(^▽^)o


『マレフィセント』o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

2014年07月05日 | 徒然なる日常


ケータイから、こんにちは(^m^)

写真は、日記とは全然関係なくて、単に私のお気に入り♪

さて☆

今日から公開ですよね!
映画『マレフィセント』!!

アンジーのマレフィセント様、めっちゃ気になってます(//∇//)

映画館での予告も、今週から新しいのを見るようになりましたしっ。

早く見たいなぁ(*^◯^*)


そういえば。

よく考えて見ると、ディズニーのアニメ映画『眠れる森の美女』って、1959年の作品なんですよね!!

昔、このことを知った時、凄いビックリしたんですよ。
いや、昔の作品…っていうのは知ってても、そんなに昔だなんて思ってなかったからね。


『不思議の国のアリス』も古いんだろうなぁ。


昔のディズニーアニメ映画って、確かに、映像の画質とかは昔だなぁって思うけど。作品の演出とかは、そんな昔っぽく見えないというか。

時代を感じないセンスがあるんですよねー。

なので、最近のディズニー映画も好きですが、昔の作品はもっと好きだったりする私です。


で☆


話戻って『マレフィセント』。

『眠れる森の美女』秘話って感じで、楽しみ~~。

マレフィセントは、なぜ、王女誕生の宴に呼ばれなかったのか?
なぜ、王女に呪いを掛けたのか?

先日見た新しい予告では、なんだか、意味深だったなぁ。

早く見たいっっ!!

来週には、行きたい行きたい。

てか、私、まだデップ様の映画も行ってないし~。

来週、この二つが見れますように(^人^)



あ!!

ディズニーと関係あるのかな。。。?
確か、あったと思うんだけど(間違ってたらスミマセン)、少し前にNHKのBSでやってた『ワンス・アポン・ア・タイム』って洋ドラ。

御伽噺世界と現代がリンクして~ってお話なんですが、凄く興味津々☆

全話、録画はしてあるので、見なきゃ見なきゃ!


御伽噺好きです(*^◯^*)


…と、イケナイ、またまた話を戻してっと。


来週は、デップ様の映画と『マレフィセント』を見たいです!!

先日見に行った『渇き。』が、わたし的には、合わなかったので……良い映画が、見たいので~~す(^m^)




私の大好きな映画の話(*^^*)

2014年07月04日 | 徒然なる日常
以前、mixiボイスやツイッターでも呟きましたが。

先日、購入した、Blu-ray。




映画『つぐない』。

キーラ・ナイトレイや、ジェームス・マカヴォイ、ベネディクト・カンバーバッチ出演の作品です。

2008年の作品で、ずっと、Blu-rayを買いたいなぁ、買いたいなぁと思い続け、やっと、先月買った・・・という。

もう、有り得ないほどの悲恋物語なのですが、大好きで。

なぜか、何度も見たくなる作品です。

映像や、登場人物、全てが美しくて、そんなにも美しいのに、こんなにも悲しい・・・という。その儚さに惹かれるのかなぁ。



で。

今日は、日記に、この作品の感想を・・・と思って、書いていたのですが、ちょっと時間が無くなってしまって、タイムアップなり~~~(>_<)


途中まで書いてましたが、一時保存なう。

また、後日、改めて続きを書きたいです。

あ~う~。

なんか、「この映画、好きなの、好きなのぉ(≧▽≦)」って勢いで書いていたので、なんか行き場のないモヤモヤが心の中に残っちゃった(笑)


そうそう。


この映画、原作小説もあるのですよね。

イアン・マーキュアンの『贖罪』。

きっと、重い話なんだろうなぁとは、分かっているけど、でも、とても読みたいです。


それにしても。

見る度に切なくて、悲しくて、鬱ってしまうのに・・・どうしても、こんなにも好きなんだろう、この作品。

・・・まあ、私、基本的に悲恋物スキーな訳ですが。。。


今日は、タイムアップしちゃいましたが、改めて、来週には続きを書きたいです☆

そして、週末、また見ようかな、このBlu-ray。

・・・泣くぞ、絶対、泣くぞぉぉぉ(;;)

『SHERLOCK』のコミカライズ、2巻買ってきた♪

2014年07月03日 | 小説・漫画・書籍
買って来ました☆




コミックス版、『SHERLOCK』の2巻です。

そう。

あの、ドラマ『SHERLOCK』のコミカライズ版なのです~~~。

OAに合わせて6月に発売だなぁと思ってて、ついつい、買うの忘れてました。

因みに、1巻は『ピンクの研究』。
そして、今回の2巻は『死を呼ぶ暗号』。

ちょうど、ドラマ1期の1話と2話ですよね。

只今、『大いなるゲーム』が連載中だそう。

・・・それにしても、絵が、俳優さんにそっくりだ(^m^)

せっかくなので、また、1巻から順に読んでっても良いなぁ☆


最近、コミックやら小説やら洋書やら、色々読みたい本があって、一気にドドド~っと買っちゃいましてA^^;;

一気に買い過ぎた故に、積み本中(>_<)

ちょっと読書モードになって、集中して読みたいなぁと思う、今日この頃であります。



あっ、そうそう。

このコミックスの帯に載っていたのですが、『SHERLOCK』の3期。




明日、Blu-rayやDVDのボックスが発売なのですね~。

5~6月に掛けてOAされてたことを考えると、凄いスピードでの発売だ!!!

流石、人気だなぁ(*^^*)



っていうか、映画とかも、このペースでBlu-ray化とかあるといいのに~。
映画の場合は、大抵、半年ですものね。

あ~、でも、アニメの場合だったりすると、OAが終わって、ひと月後からが一般的だし・・・、そう思うと『SHERLOCK』のBlu-ray化も、そんな、めちゃめちゃ早いって訳でもないのかぁ(笑)

何はともあれ、3期のラストも、色々、アレでナニでしたし・・・・早く4期が見たいですね(≧▽≦)

『シアトリズム ファイナル ファンタジー カーテンコール』始めました!

2014年07月02日 | 徒然なる日常



ケータイから、おこんにちは(^m^)


昨日、日記でチラッと書きました、『シアトリズム ファイナル ファンタジー カーテンコール』、昨夜遅くから、プレイ始めてみました。

『シアトリズム』は、前作を相当遊んでいたので、とりあえず、冒頭の説明とかをあまり読まず……いや、一切読まず、「次へ」、「次へ」で進めちゃってるのですが、大丈夫かしらん??(笑)

ゲームのシステムは、変わらないみたいですね。

でも、久々のプレイなので、色々失敗したりで。

基本の譜面でも、なかなか難しい;^_^A


あ、そうだ!!!

「シーモアバトル」の究極の譜面をやってみたのですが。

前作と譜面、変わってる気がするのは気のせい??

いや、だって、前作ではクリア出来てたのに、今作ではクリア出来る気が全くしない件w


それとも、私が忘れてるだけ??

…まぁ、頑張ります!!

遊び甲斐がありそ(^m^)

やっぱり、シアトリズムは良いですよね。

FFの楽曲は大好きなので、めっちゃ楽しいです。


さてさて。

今日は、これから、映画『渇き。』を見に行きたいです。

なにやら、クレイジーな空気の予告が気になってるのです~。

デップ様の映画も前売り券を買ってるので行かなきゃなのですが、まずは『渇き。』が、見たい!

ではでは、行って参ります(((o(*゜▽゜*)o)))