懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家  広島県芸北町の民家

2014年05月04日 | 茅葺き民家
撮影場所 広島県芸北町(現在は北広島町)

広島県の北部の高原の町、今頃訪れると新緑がさわやかであろう。
私が初めて訪れた時は三段峡の紅葉見物と合わせた撮影旅行であった。
夕暮れに少しの時間撮影に当てたようにおもう。
昔ながらの茅葺民家と農村風景が残されていた。
鎮守の森も護岸工事をしていない自然の川も日本の美しい農村風景のひとつであった。
茅葺民家も10軒以上残っていた。
写真の家には赤松の大きな木があった。
庭先にはミズゴケを干してあった。園芸店にでも売るのであろう。
私も元気な頃には水ゴケや山ゴケを採りに行った。
小さな小川をどんどん登れば湿地帯がある。その湿地帯に水ゴケはある。
山の谷間の窪地が湿地帯になっている事が多い。水ゴケも夏場は緑で美しい。
冬は薄い茶色になる。蘭を育てている人は外国からの殺菌している輸入品より生きた水ゴケをほしがる。