懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 煙草のある風景

2014年05月24日 | 茅葺き民家
撮影場所 兵庫県今田町(現在は篠山市)

今田町から丹波篠山である。
六古窯のひとつ立杭焼きも分かりにくいので丹波焼に名を変えた。
六古窯のひとつ備前焼きも伊部(いんべ)焼きでは分かりにくいので名を変えたら人気がてい゛てきた。
姫路から京都の亀岡に走る国道372号線はこのあたりではデカンショ街道と呼ばれている。
丹波篠山はデカンショ節の土地柄である。

私が初めて通ったのは京都美山町に行く時であった。
山陽自動車が出来ていなく一般道をひたすら走った。
丹波篠山の風景は落ち着いた日本の風景であった。
こんなところが平成の時代にも残っているのだと思った。
昭和50年以降は写真も撮っておらず丹波篠山に来る用も無かった。

丹波篠山の入り口の今田町の茅葺民家の横の畑に煙草を植えてあった。
煙草自体が珍しくなり撮影した記憶がある。
日本での煙草の栽培は激減している。喫煙者の減少と外国産の安い葉の輸入が原因だそうだ。
煙草の販売数をネットで調べて見ると30年前に比べると半減しているが近年では横ばいである。外国産の煙草の輸入もあり国産の煙草の生産は激減しているのであろう。
ところが先日のナニコレ珍百景を見ていたら愛媛県久万高原町には一面煙草畑が広がっていた。珍百景に登録されたが岡山でも20年前はごく普通に見られた風景だった。