懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

ボンちゃん

2014年05月23日 | 日記
秋の寒い日に車から猫の声がする。
ボンネットを開けてやっと見つけた子猫
薄汚れて痩せこけて貧相な猫だった。
自分の車のボンネットにもぐり込んでは捨てて帰るわけにはいかず我が家の一員になった。
あれから八ヶ月成長したので去勢をして家の中だけで飼っている。
名前はボンネットのなかにいたのでボンちゃん

生まれてしばらくして捨てられたか迷子になったか親や兄弟と遊んでいないので社会性が身に付いていない。人がくると怖がって出てこない。野良をやっていたので人やイヌに追われたのであろう。しかし、家内は親と思っているのかしきりにスキンシップをしてくる。


現在のボン 猫も成長とともに毛の色が濃くなるものだ




日本茅葺紀行  NO,132 岡山県総社市の茅葺民家

2014年05月23日 | 日本茅葺紀行
今年正月に心筋梗塞を起こし肺に水がたまる心不全となり一カ月の入院となる。
身体が不自由ななりに生きていられるだけ有難い。
入院の時は食事が食べられず美味しくなかった。食事が美味しくなったのは有難い。
リスクのある身体なのでいつ死んでもおかしくない。

一度死にかけた身体だ、新しくフルサイズのデジカメを買ってもう一度日本の風土を撮ってみたいと思うようになった。
まずは近くの茅葺民家を撮影した。
近くの茅葺民家はカメラを買う都度撮影対象になるので何枚も残っている。
岡山の茅葺民家も随分減った。
時代はゆっくり日々変化している何十年も経過するとその変化の大きさに気付くものだ。
街中から公衆電話ボックスを消えていくのにも気づかなかった。

少子高齢化、進む過疎化や限界集落、TPPへの参入、国や地方自治体の大借金の問題
今後時代はどう変わるのか、写真は「未来を見据え現在を記録することだ」と言われているが先読みは難しい。素人の先読みなど当たったためしがない。
素人にできる事は、ひとつの物を時間を掛けて追い続ける事かと思う。