懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行  NO,134 蕨野行の撮影に使われた家

2014年05月31日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山形県川西町

市原悦子主演の蕨野行(わらびのこう)の映画の撮影に使われたと入り口に看板が掛かっていた。蕨野行は六十歳になると蕨野という場所に姥捨てられる。姥捨てられた人々の生き方を映画化したものです。山形県下を一年間にわたりロケしている。撮影の中心は飯豊町となっいている。

この家は曲がり屋の茅葺の母屋と離れそれに小屋が茅葺の民家である。母屋の向こうに離れの茅民家がある素晴らしい民家である。
田圃の畦道から撮ると三軒が撮れるようだ。
私は車椅子が入らないので正面しか撮っていない。
車が何台か置いてあって撮影にいささか目ざわりではある。
若夫婦の隣に新しい現代風の家を建てている。
重要文化財でもないのにこんな民家が各地に残っているのが山形県の凄さである。

次に訪れた時にはこの看板は無かったが民家は健在であった。
しかも同じ場所に車が停まっていた。