懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

津軽リンゴ

2014年12月02日 | 日記
初めてネットで津軽のリンゴを注文する。
今年の鶴瓶の家族に乾杯で夏木マリが津軽を訪れた。
津軽には茅葺き民家を撮影で何度も足を運んだので買ってみる事にした。
孫や子におくるので15kg買った。4500円だった。輸送費がいるのでこちらで買うのと変わらない。
フジリンゴをたのんだ。フジは完熟すると蜜が入る。蜜がはいったから甘くなることはないそうだ。この前まで木になっていた完熟リンゴである。
完熟リンゴはお尻まで赤いそうだ。黄色だと完熟になっていないそうだ。

フジの名は青森県藤崎町(弘前市の隣)で誕生したことと日本一の山、富士にあやかって付けられた。日本を代表するリンゴだ。
藤崎町を走っているとフジリンゴ発祥の地と大きな看板が出ている。

リンゴはブドウや桃に比べると安い。ブドウは2kgで3000円する。安い果物ははミカンとバナナであろう。子供の頃はバナナが高くて食べられなかった。バナナには強いコンプレックスを持っていて貰った給料で一房買いたらふく食べた記憶がある。一房買うと食べ切れずに部屋中バナナの匂いがしてあれだけほしかったのに嫌気がさしてきた。
昭和39年に農産物が自由化され日本の食生活は豊かになった。子供の頃の貧しさ何であったのか



日本茅葺紀行 NO,177 広島県大和町の民家

2014年12月02日 | 日本茅葺紀行
大和町は広島県の中央部、世羅高原の一部
我々のところから100kmの距離、高速を使うほどの距離でないので一般道で行っていた。
茅葺き民家も残っていたが三原市に編入された頃には茅葺きは撤去されたりトタンを覆われたりで姿をけした。
カメラがデジカメになった頃には茅葺きも減り撮影はすくない。
小屋も茅葺きの物が点在しておだやかな田舎の風景がのこっていた。
平野も多く山間の厳しい地形はすくない。家々も厳しい地形に建つ家は少なかったように思う。

この家の奥さんがウドの新芽をくれた。田植えの頃だったのでウドは伸びていた。しかし新芽の柔らかいところは天ぷらにすると美味しい。ほのかにウドの匂いがして大人の味である。