懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,181  広島県高野町の民家

2014年12月18日 | 日本茅葺紀行
広島県高野町は中国山地を背にした高原の町である。
中国山地を越えれば島根県仁多町の上阿井に抜けられる。
すでに高度が高いので広島から島根に抜ける国道の峠は余り厳しくない。
峠につながる無人の農産物売り場で大根一本100円を何本か買った記憶が残る。
高野町は積雪の多いところだ今年もかなりの積雪になっているであろう。
高野町には茅葺き民家が点在していた。
神社や茅葺き民家、集落のたたずまいに落ち着きがあり日本の田舎の形を留めていた。
好きな地域のひとつであった。
朝早く起きて一般道で庄原経由でに何度も通った。
それも時代の流れで県道から見える茅葺き民家は姿を消した。

現在、この民家のあたりに松江道ができて無料区間で走れる。山を越えれば吉田村である。
20年前にはよく走った地域である。出雲まで我々のところから高速道路で行けるようになった。道路ができてどのように変化したか見届けたいものだ。