懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

渋柿

2014年12月12日 | 日記
渋柿をもらってきた。
茅葺きの民家を撮影にいったら縁側に赤くなった渋柿を菓子箱に20個ほど並べてあった。
聞くと熟す頃に鳥に食べられるので渋の残る柿を早めに取って二週間から二十日ほど並べて置き熟れたものから食べていくのが秋の楽しみだとの事だった。私も一個よばれて食べた。


植物もよく考えている種が熟すまでは苦く熟れて甘くなり鳥に種を各地に運んでもらう。
ニガウリも渋柿など鳥と植物が共存共栄の関係をきづいている。

柿はアルコールで渋を抜くより自然に熟すのが甘い。箱に入れて熟を待つ。光に当てると柔らかく透明感が出るとオッケー、食べようと置いてあったら家内に先に食べられる。我家では柿を巡ってサルカニ合戦のバトルが始まるのである。


岡山の茅葺民家写真展 - 62   出合った人々 その2

2014年12月12日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山県賀陽町(吉備中央町)

茅葺き民家を撮っていた。地元の座っている女性と話していたら一人増えて二人で話し始めた。そこへ通りすがりの自転車の女性が加わった。
そうなると私のいる事も忘れ話に夢中にになる。
私は路傍の石になりこの光景をバシバシ撮影した。
バシバシと言いながらフィルムカメラ、フィルムの残量を気にしながら撮影。
土塀の茅葺き民家、メワラが屋根に乗っている、

世間話は地域で生きるには欠かせない。対話をしないと助け合いも生まれない。
高齢者の安否確認の手段のひとつでもあるしボケ防止にもなる。