懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家写真展 - 63   出合った人々 その3

2014年12月16日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山県加茂川町(今は吉備中央町)

加茂川町の県道沿いに茅葺き民家があった。その前の家で女性が作業していたので撮影させてもらう。民家の方は取り壊されて更地になっている。
1輪車にはモッコが乗っている。女性も作業着や装いが昭和のままである。
収穫した牛蒡ごぼうを束ねて土にうめ保存していた。
インターネットやスマホと隔絶した世界で今までと変わらないスタイルで生きてきた人も貴重である。年を取っても流行を知らないのを恥じる傾向がある。世間の流行に惑わされず自分のスタイルを生きる事も大切である。各地を訪れ土地と共に生きる人々に出合うのが旅の目的である。
芳井町明治は明治牛蒡として有名だが保存はどうしているか聞いたら棚にビニールに入れた牛蒡を並べている。ビニールにぎっしり入れる事で乾燥を防げると言っていた。