懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物  80系電車

2014年12月29日 | 懐かしい物
55歳から上の人にとっては80系電車は馴染みの深い電車
直流区間では広く走っていた。昭和24年に製造され昭和60年まで走っていた。
戦後の資材難の時代によく作られたものだと思う。
プラスチックもほとんど無い時代、アルミ金属もいいのが無かった。鉄と木材の電車、
モーターのコイルの絶縁物は何を使っていたのであろうかと思う。天然素材が主体では無かったかと思う。

あまりにも馴染みのある電車のため撮影していないものだ。
私はモノクロのため塗装色がわからないので撮らなかった。

さよなら電車が運行されるので岡山駅まで撮影に行った。昭和53年12月17日と書いてある。カメラを持って撮影しているのは私以外三人、蒸気機関車が無くなり鉄道ファンは去って行った時期でもある。なんとも活気のないさよなら運転であった。これではヘッドマークを作ってくれた国鉄職員に申し訳ない。
その後、鉄道ファンは何をテーマに活動したのであろうか。
私は古い町並みを撮ってその後はカメラはやめ園芸をやっていた。

蒸気機関車が去った後は鉄道趣味を続けるにはどんな活動があったか考えてみる。
多くの路線や客車貨物が消えたいま、こんなものを計画的に撮っていたらその人は偉い。
1.全国の木造駅舎を撮る。
2.岡山県内の駅と構内の列車を撮る
3.客車、貨物列車を撮る。
4.大赤字路線を撮る(廃線に備え)
5.鉄道遺産を撮る橋梁やトンネル、鉄道施設
6.ブルトレ、特急列車をとる。