懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち  屋久島の記憶 その2混浴温泉

2016年07月03日 | 昭和の遺物たち写真展
屋久島には屋久杉の原生林あるということで楽しみに行った。
宮之浦岳は円形の中央部にあり海抜0メートルから頂上までなので時間が掛かった。
一回目に行った安房からのコースは散々だった、歩けど歩けど伐採された荒涼とした山だった。
まだ杉の伐採が行われていた、中腹の小杉谷には営林署も小学校もあった。
昭和45年に屋久杉の伐採の中止が決まった。
環境問題に国民が目覚めた時期でもある。

あの時の中止が無ければ屋久島は世界遺産に登録されていない。
あれから45年経過した。植林した杉も大きくなったであろう。

屋久島はかって火山であった。花崗岩が頂上まで盛り上がりできた。
火山活動後に植物は生えている。隣の口永良部島は昨年火山の噴火があったばかりである。
火山活動の熱があるのか平内には海岸部に温泉がある。
満潮になれば海中に沈む。満潮時にも入れる温泉もある。
地元のおばちゃんも一緒に入る混浴だった。