懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち  懐かしい物 土塀

2016年07月22日 | 昭和の遺物たち写真展
私の住む近くに土塀の民家があった。
民家も残っていたがかなり痛んでいた。
以前は大きな敷地の民家であったのだろう。
この土塀は写真に残しておこうとカメラを持ち撮影した。
土塀は下を石垣にしないと豪雨や長雨で土が水を吸い崩落する。
また土だけでは強度が無いので古い瓦を入れ練塀にしている。

その当時はこんなのを撮っても使う目的は無かった。
パソコンにスキャンした画像が取り込めるようになるとは思わなかった。
ましてやブログやフェイスブックで自由に写真が発表できる時代がくるとは想像できなかった。

今はだれでも撮影機材を持っている時代。
自分の街の懐かしい光景も散歩がてらに残せる。
世間遺産と称して自分の住む町を記録している人がいる。

地蔵や石垣の護岸、土塀や木の小屋、小川など自然のまま残っていればありがたい。
しかし、残念ながらそんな懐かしい風景がすくなくなった。