懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

心を打つ仏たち

2017年06月19日 | 懐かしい物
撮影場所 1.モノクロは兵庫県加西市 北条の五百羅漢 2.青森県津軽地方 稲垣村の身代わり地蔵

素朴な庶民の作ったような石仏が哀愁があっていい。
こんな石仏が残る背景には飢餓、疫病、水害や地震などの災害、戦や戦争の暗くて厳しい歴史があったのであろう。
五百羅漢は庶民が彫って納めたようにも思える。
石は加工しやすい柔らかめの凝灰岩などが使われる事がおおい。
瀬戸内沿岸はかっては火山帯が通っていいた。
花崗岩が多く産するところからも火山のマグマが押し上げ山になったのだろう。
いつかネットで赤穂市から相生市や岡山の備前市にかけて半径20キロの巨大カルデラ噴火の痕跡ではないかと書いてあった。しかし、8000万年も前の事で地形は浸食されていて今後の詳しい調査で判明される。
半径20キロのカルデラと言えば阿蘇山のカルデラに匹敵する大きさだ。
日本人の大半は亡くなる規模の噴火だ。

稲垣村の身代わり地蔵 子供が災害や危険に遭わないように地蔵さんにお願いを込めて納められた石仏
この周辺に2000体あると書いてあった。私も街角の石仏にカメラを向けた。