懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

高額療養費還付

2019年03月23日 | 日記

市役所の健康保険課から高額療養費の還付があるので健康保険課へ以前送付した資料に記入し申請に来てほしいと留守番電話がある。

電話には車椅子で慌てると転倒のもと、詐欺事件が多いので電話にはでない。還付詐欺の電話ではなさそうだ。

しかし市役所まで来させて市役所職員を装いATMに誘導する新手の詐欺もいるかもしれないと家内と警戒する。

還付は二年間有効で期限が近いので早く手続きをしてほしい。病院の領収書を持ってくるようにというが昨年のは確定申告に使ってないというと市役所で調べるので不要。

大した入院もしていないのに何んで還付があるのかと聞いた。毎月夫婦の医療費と介護でも健康保険を使った分が一定額を超えると還付の対象になる。

市役所の健康保険課で調べてもらうと我が家は毎月44,400円以上の医療費だと還付される。二年間で6回対象の月があり四万円の還付があった。

私は自分の医療費だけしかわからないので何で高額医療の対象になるとは思いもしかなかった。家内の検査費用などが自分よりはるかに多いのが分かった。

今回健康保険課から電話があったから申請に行ったが知らなかったらもらい損ねていた。

世の中 詐欺に騙されるばかりでないのだ。


私の昭和鉄道遺産 そのNO,95 筑豊本線 直方駅

2019年03月23日 | 私の昭和鉄道遺産

直方駅の広いヤードにC5551号機とD60型の蒸気機関車が停車している。

列車が行き交うので撮影のためにヤードを歩いて向こう側に渡れない。

それでもヤードの脇から撮影出来たのはありがたい。北九州に住んでいたら休みには撮影に行けたのにと思う。

しかし人間は同じ場所には頻繁にいかない。すぐに飽きるものだ。

昭和40年代は石炭産業の衰退の時代だ。街も廃れ活気が全く無かった。本屋の本は手垢で汚れ夜遅くなると駅の待合てヴシンナーを吸っている若者、ビニール袋にシンナーを浸した脱脂綿を入れ吸っている。

そんな街を撮影する気にもならなかった。しかし、どんな街でも撮っておけば時代の証言者になれた。

写真家の土門拳は筑豊という代表作がある。土門の写真はむご過ぎると批判もある。しかし、あの写真のため時代の悲惨さがわかる。

現代であれば写真の二人の姉妹を晒し者にするのは人道的に許されないだろう。